「男子厨房に入る」のススメ。自分で作る一品料理は格別な味わいだし、人生楽しくなる。人は基本的に一人(独り)、ただ、その人の思いや行動力でできることが変わる

2018年01月15日

飲食店は裏情報の宝庫?、飲食店で働いてみてわかったこと

新宿歌舞伎町一番街
(酒場ではハメをはずし過ぎていませんか?)
私がふつうの(?)会社勤めをやめ飲食の仕事に就いてから4年目になりますが、この間いくつかの飲食店で働きました。
日中の仕事も経験しましたが、夜の仕事のほうが経験は多いですね。
で、個人的な経験でいうと、夜のほうがいろんな裏情報がたくさん聞けて面白いというのがありました。
“壁に耳あり障子に目あり”ということわざもありますが、人は素面で仕事をしている日中の時間帯は情報の扱いを慎重にしているところがあります。
しかし、仕事帰りに気の合う同僚と飲み屋の暖簾をくぐった瞬間に気が緩むのか、社内情報などをベラベラ話し出す人もけっこういます。
そういうことに対し意識の低い下っ端の若者ならさもありなんと思うものの、幹部クラスの人も案外いるのです。

私は自分自身が長い間組織人として働いた経験があるので、お客さんの会話の内容を小耳にはさむレベルでも「ははぁん、この業界(この会社)の内幕はこんなふうになっていたのか」なんてある程度察することができました。
飲食店の仕事しか経験がないような人にとっては他人事で面白くも何ともないような話でも、私が聞くと面白いというか興味深い話がたくさんありました。
相手は酔っ払って冷静さを失っているかもしれませんが、こちらは仕事中だから冷静にしっかり聞いているわけです。
不思議なもので、酔っ払いというのは、飲食店で働く人の素性など気にせずに「お店の人には何言ってもどうってことない」と思っているのか酔った勢いでいろいろしゃべりまくることってあるんですよね。
過去の人生を振り返ってみれば、私自身もそんなことが多々あったような気がします。

お客さんに中小企業の社長が多かったお店も経験しましたが、カウンタ―ごしにそういった社長たちが時々漏らす自社の従業員に対する不満めいた話などを聞くと、「きっと、この人は従業員の前ではこんなことは一言も言えないんだろうな」と少し同情しつつも、一方で「経営トップの本音はこういうことなのか」と人生勉強にもなりました。
大企業(大組織)などで働いているとトップと直に話しをする機会のない人も多いでしょうから、自社のトップの本音はなかなかわからないかもしれませんが、他社のトップの本音を聞く機会があるとそこからある程度想像できたりするものです。
企業経営は組織規模の大中小問わず共通点が多々ありますからね。
資金繰りの悩みはすべての経営者が持っていますし。
かつての自分を思うにつけ偉そうには言えませんが、仕事帰りによく飲みに行く人は、飲み屋での会話もある程度節度を保っていたほうがいいかもしれませんね。

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yoron at 09:08│Comments(0)仕事人の叫び 

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