若い時の苦労、親の背中を見て育った経験は人生観、仕事観に影響を与えるもののようである飲食店は裏情報の宝庫?、飲食店で働いてみてわかったこと

2018年01月13日

「男子厨房に入る」のススメ。自分で作る一品料理は格別な味わいだし、人生楽しくなる。

肴
(他人のためではなく、まずは自分のために作ってみよう!)
古い時代には、男子厨房に入らずという考え方もあったようですね。
つまり、「男は、炊事に手を出したり口を挟むべきではない。あれは、女の仕事だ」みたいな。
私が生まれ育った家庭でも、父は外で仕事をし、炊事などの家事全般は母や女性姉妹の役割でした。
ただもう今はそんな時代じゃないですよね。
私の周囲には自分で料理するのが大好きという男性がたくさんいますし、腕前がプロレベルの人もいます。
私は40代半ばぐらいまでは外食中心の生活を過ごしてきましたが、50歳が近づいてくるにつれ、思うところがあって自炊に興味を持ち、調理専門学校に入学して食について基本から学び、そして仕事を飲食関係にするまでになりました。

自炊って慣れないうちは面倒くさいんですよね。
特に、長い間食事を他の誰かに提供してもらっていたり、外食で食べたいものだけを食べるという生活を続けてきていると、頭、体、時間を使ってわざわざ自分で作ろうという気にはなかなかなれないものです。
しかし、最初の慣れないうちはたしかにそうなのですが、慣れてくるといろんな工程が案外楽しくなってくるんです。
食べ終わった後の食器類の洗浄や片付けなども気を使ったり、工夫をするようになったりするようになります。
自分でやってみてそのことがよくわかりました。


漫画家の弘兼憲史さんの本は共鳴できる点が多くけっこう好きでいろいろ読みましたが、彼は男性が積極的に手料理を作ることを勧めています。
特に年とってからの料理作りはいろんないい効果があると説いています。
最近、厚生労働省系の調査機関が実施した調査の中で、2040年には我が国は一人暮らし世帯が40%に達するというレポートがあったようです。
自分がそれに該当する可能性が高い人なら、自炊をする力をつけたら得をすることはあれ損をすることはないと思います。
自炊をやっている人なら実感できているでしょうが、ちょっとした料理を作るのでも頭や体を使うし、工夫も凝らすのである意味ボケ防止にもなっているような気がします。

私が自分で料理を作ってみたいと思った動機の一つに、40代までは愛飲家だったので、お酒のつまみを作れたらいいなというのがありました。
実際、何かしらつまみを作り、飲みたいお酒を飲みながらつまんでみたら最高でした。
以前は自宅で一人で飲むよりは、外のお店で誰かと一緒にお店が提供してくれる料理をつまみに飲むのが好きでしたが、今は自分で作った一品料理をつまみに飲むほうが楽しく幸せを感じます。
もっとも、最近は健康と節約を意識してお酒を飲む機会は減りましたが。
何にしても、自分自身の経験も踏まえていうと、自分で作る一品料理は格別な味わいだし、人生が楽しくなりますね。
これまで自分で料理を作ることをほとんどやってこなかった男性の皆さん、ぜひ厨房に入って包丁を握ってみましょう!

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yoron at 08:42│Comments(0)人間バンザイ! 

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