年も改まり、とりあえず考えていること、仕事面、私生活面1秒でも過ぎてしまえばもはや過去、他人が見ているのはその人の今

2018年01月05日

過去の経歴を見た時の反応で面接官の器がある程度想像できる

両津勘吉像1(亀有)
(あなたの経歴について、誰かに「面白い!」と言われたことはありますか?)
現在の夜の仕事に就く時、私を面接したのは私より1歳年長の店長職の方でした。
その方と面接で相対峙した際、その方は私の過去の経歴書に一通り目を通した後に、開口一番こう言いました。
「かなり面白いご経歴ですね」と。
この一言を聞いた時、私はこの面接はいけるなと直感的に判断しました。
なぜならば、見方によってはキャリアに一貫性がないという受け止め方をされる場合も想定されたので、そういう見方をされてしまった場合はおそらくネガティブな反応の可能性が高いと思われたからです。
私がネガティブな反応をする面接官だったなら、きっとこんな質問などをしたかもしれません。
「結局、あなたが目指しているものは何ですか?」

ちなみに、私はこれまで以下のような業界(企業)・職場で働いてきました。
・電機業界の大手企業
・建設業界の外資系企業
・IT業界のベンチャー企業
・セキュリティ業界の中小企業
・人材業界のベンチャー企業
・大手企業の社員食堂厨房
・公立中学校の給食室
・日本料理店の厨房
・和食居酒屋の厨房・ホール


人材業界のベンチャー企業を辞め、初めての飲食業界の仕事として大手企業の社員食堂を受けた際、面接官であった現場の責任者からはこんなことを言われました。
「あなたはこれまで華々しいキャリアを積んできているのに、なぜわざわざこんな3K(きつい・汚い・危険)の仕事に就くんですか。あなたの過去の経歴からしたら本当にもったいないことです」と。
と言いながらその職場に採用してもらえたのですが、この責任者の口からは自分のいる業界、自分がやっている仕事がいかに他業界に比べ地位が低いかとか、仕事にあまりやりがいがないとか、そんな話をよく聞かされたものです。
私ばかりではなく他の部下の前でもよくそんな話をしていたので、私には部下の人たちが気の毒に思えました。

和食居酒屋は3社(うち2社は個人経営)経験しましたが、それぞれのオーナー、店長との面接では意気投合しその場で採用してもらえました。
私の採用を決めた人はそれぞれに私の経歴を面白いと受け止め、自分(オーナー、店長)が持っていないものをお店の経営に、お店の雰囲気に与えてくれるかもしれないという期待があったようです。
私も過去人事採用の仕事や人材紹介の仕事で面接官を何度も経験してきていますが、過去の経歴を見た時に「この人は面白い!」、「この人は何かやってくれそうだ!」と感じる人っているんですよね。
どんな経歴であってもそこにはその人の思いというのが入っているはずで、そういう思いの部分を想像で補いながら経歴を見ていくと目の前の人の人生観、仕事観に興味がわいてきます。
だから、あなたの経歴を見て何かしら面白いと感じた面接官に出会うことができたら、その瞬間、あなたはプラスに評価されていると思っていいでしょうし、その面接官は器が大きいと思って間違いないでしょう。

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yoron at 23:30│Comments(0)仕事人の叫び 

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