「この人と仕事がしたい」、「この人と仕事ができてよかった」と思える人が身近にいたら仕事人として幸せだ自分の目指しているものによって人の付き合い方は適宜変えていこう。過去の延長で無意味な付き合いをするのは時間の無駄だ。

2017年11月28日

ネット活動をしている現役仕事人は、監視されていることを前提に行動したほうがよい

IMG_9147
(ネット上のあなたの行動は監視されている)
私は、ブログ、SNS、他ネットサービスを長年実名を公表し利用しています。
特にこのブログでは、実名+顔写真付で堂々と自己主張しています。
これだけネットが世の中に普及してくると気軽に利用する人も多いわけですが、それは逆にいうと、ネット上で他人の情報も気軽に見る(得る)ことができるようになるということです。
ネット活動が楽しく、面白いことのみなら無防備、不用心でも何も問題ないのですけれど、現実はどうかといえば、特定の個人の情報を収集してそれを何かのために利用する、場合によっては悪用することもありえます。
私はこれまでのネット活動において、ネット上の情報が収集され、それによってバッシングされ不利益を受けたことも時々経験しています。
それでも今なお続けているのは、プラス、マイナスを天秤にかけた時にプラスの効果が大きいとわかっているからです。
これは私にとってですけどね。

例えば、Facebookなどは実名主義なので、それが本当の実名で簡単に個人が特定できる情報発信をしていればその人に関する情報は他人から簡単に収集されます。
Facebookの場合は設定で同サービス内だけの情報流通にとどまるような機能も付いていますが、それをオープンに変更すれば当然のことながらネットにアクセスできる人ならば誰でもその人の情報を見る(得る)ことができるようになります。
もっとも、技術は進んでいるのでどんな対策をとろうとも個人情報の流出を防ぎ切れないかもしれませんが。
私が観察するかぎり、現役仕事人で誰かに監視される(誰かに情報が収集されてしまう)ことを恐れている人は、匿名で活動したり、自分に不利益にならないような活動をしたり、FacebookなどのSNSも直接利害が関わらないような人(同じ会社の人でも気の許せる人だけとか)とだけつながったりしているように見受けます。


普段の仕事で当たり前にネットを使っている会社・組織であれば、そこの関係者はネット経由で業務態度や個人の活動が監視されているのが今や普通かもしれません。
業務中に仕事そっちのけで目の前のPCで遊んでいたら、その情報は収集され続け人事評価に反映されたり、最悪解雇されるリスクもあります。
真面目に業務をしていても同様に記録され続けて、それが悪用されるというか証拠として自分に不利益に働くことだってありえます。
かつて、採用の仕事に関わっていた時、応募者で良さそうと思った人はネットで検索するといったことをしていました。
そうすると、メールアドレスが履歴書に記載されていた人の中にはネット上で情報が得られた人もけっこう多く、中には気の毒にその情報が原因で落とされた人もいました。

仕事上(に限らないのですが)の仲間同士で、「ここだけの話だけど」と言われて話された内容が時間とともにあちこちに拡散されていたなんてことはよくありがちで、経験した人も多いはずです。
情報なんてものはリアルの人間関係でもこんなもので、ましてやネットであれば拡散のスピードは早いし拡散の範囲も広範囲です。
ある人が自分の情報を少数の人間だけにとどめておきたいと思っていても、例えばその人が少数の人間の中に私を入れていれば、私を経由して私とつながりのある人たちへその人の情報が伝わっていく可能性もあり、その内容によっては私の人間関係の中にその人と関係することがあって結果的にその人に不利益を与えてしまうなんてこともありえないことではありません。
ネットつながりは便利な反面、こういうリスクも同時に含んでいるものなのです。
現役仕事人を完全に引退しかつ自分の活動が自己完結ですべて終わるような人なら心配はいらないと思いますが、現役仕事人や他人との協同で何かを成し遂げようと活動している人は、監視されていることを前提に行動したほうがよいと思うわけです。

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ

<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
yoron at 07:30│Comments(0)仕事人の叫び 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「この人と仕事がしたい」、「この人と仕事ができてよかった」と思える人が身近にいたら仕事人として幸せだ自分の目指しているものによって人の付き合い方は適宜変えていこう。過去の延長で無意味な付き合いをするのは時間の無駄だ。