現場のことを知っている責任者かそうでないかは、人心掌握に影響する勤め人の悩み、二人の地位の高い人から逆の指示命令を受けたらどうするか

2017年10月19日

何を大事にしたいか(優先したいか)で仕事選び、働き方は変わる

箱根の風景
(あなたは、何を大事にし、今の仕事を選び、今の働き方をしているのですか?)
私は、新卒で就職してから10年以上にわたり1時間以上かけて満員電車での通勤をしていました。
それも乗り換えのある通勤でした。
毎朝の満員電車は辛いものでしたが、それでも年月が経つとだんだん慣れてきました。
30代に働いた会社で東京から名古屋転勤の経験をした際(約3年)、通勤時間が約30分で乗り換えなしの通勤生活を送ったことがあります。
しかも、名古屋は東京ほど電車が混み合っていなかったので東京時代に比べ通勤が楽でした。
それで、勤務地が東京になった時には住居は通勤30分程度のところを選びました。

かつてIT企業に勤めた際、その会社は営業職以外は基本的に私服勤務が許されていました。
この会社勤務以前はずっとスーツ・ネクタイ姿で仕事をしていたので、この会社に入ってからは気分的に楽でした。
その後に勤めたいくつかの会社でもスーツ・ネクタイ姿でしたが、現在働いている飲食店は基本的に私服通勤で、職場ではユニフォームを着用しています。
肉体労働で汚れる仕事なのでユニフォームが適していますが、それでもスーツよりは気分的に楽です。


20代、30代、40代の前半頃までは、年収やポストなど待遇面を上昇させるキャリアアップを理想とする働き方に強く関心があったので、多少窮屈なライフスタイルでもステップアップができるなら我慢しようと考えていました。
しかし、40代半ばからはもっと楽なスタイルで、自分が望むスタイルが叶う働き方がしたいと思うようになりました。
その時頭に浮かんできたのが以前の経験でした。
職場が自宅から近いと通勤が楽で気分も楽、スーツ・ネクタイではなく私服のほうが気分は楽。
このことが頭から離れなくなり、いつしか仕事選び、働き方はこの二つの条件を優先するようになっていました。

そして、今就いている仕事はまさにこの二つの条件を満たしています。
職場は自宅から徒歩で20分程度、職場ではユニフォーム着用だが通勤は私服。
かつ、出勤が正午を過ぎてからなので朝の慌ただしい通勤風景とは無縁です。
一方で今の仕事を選ぶにあたり捨てたものもあります。
給料・ポストなどの待遇面はほとんど考慮しませんでした。
それこそ、何とか一ヶ月の生活を支えられるだけの収入が得られればいいかなという程度でした。
雇用形態はアルバイトなので正社員に比べたら何の保障もありませんが、それでもいいと考えました。
今の仕事は雇用面の保障がないので今後どうなるかはわかりませんが、とりあえず現時点においては、仕事も働き方も満足しています。
かつての自分からすれば、現在の自分の仕事選びや働き方を想像できませんが、人は、何を大事にしたいか(優先したいか)で仕事選び、働き方が大きく変わることもあるようです。

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yoron at 09:07│Comments(0)仕事人の叫び 

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