周囲からあれこれ言われる人は案外得をしている逆の立場の経験はとてもいい(仕事人)人生勉強になる、考え方の幅が広がるというか

2017年10月05日

他人を羨むより、肝心なのは自分自身。自分の目標を持ち、自分で考え、自分で行動しよう。

気持よさそうな猫
(あなたの発する言葉は、他人のことばかりで埋め尽くされていませんか?
20代、30代の頃、キャリアアップというのを強く意識していましたが、当時頭の中を占めていたのは、成功した他人を見習おう、稼ぎまくっている人のように自分も稼げるようになろう、といったことでした。
そこにあった基準は、他人の生き方、考え方、行動でした。
それが40代半ば以降になると、“他人は他人、自分は自分。大事なことは、自分自身がどう生きたいか、どう考えるか、どう行動するかだ。他人を羨むのはやめよう”と考えるようになりました。
そう考えるようになって以来、それ以前とそれ以後では生活スタイルも行動も大きく変わってきました。

例えば、転職する時は、キャリアアップ志向が強かった若い頃は、どこの会社へ行ってこんなキャリアを積んでその次の展開はこうして、みたいな考え方をしていましたが、考え方を変えてからは、自分が心から楽しめる仕事、働き方はどういうものだろう、自分にとって仕事とは何だろう、というようなことを考えるようになりました。
そうなってからは行動も大胆になり、創業したての名もないベンチャー企業に飛び込んだり、個人の小さな居酒屋を職場に選んだりしました。
現在は、ダブルワークというかたちで別々の居酒屋でアルバイトとして働いています。
かつての自分からは考えられない生活スタイルです。


誰かと会話している際、相手が自分自身のことではなく他人のことばかり語ることがあります。
「私にはこんな友人がいる(その友人はこんな分野で活躍している)」だの、「彼・彼女(有名人)は私の知り合いだ」だの、「私の友人、知人はこんなことをして成功した」だの、と。
こういう話を聞く度に内心はうんざりし、こう思います。
「他人のことはどうでもいいから、あなた自身はどうなのよ。私はあなた自身のことを聞きたいんだ」と。
いえね、私もかつては他人のことばかり言う人間だったんです。
でも、そういうことをやっているうちに気付いたんです。
他人のことばかりあれこれ言っていてもしょうがない。肝心なのは自分自身だ。自分が成功したければ(望むものがあれば)、自分でその目標を立て、自分で考え、自分で行動するしかない”と。

これを自己中心的と言うならそう言ってもらってもいいでしょう。
しかし、人間というのは、本質的には自分を中心に考える生き物だと思うんですけどね。
今の私は、他人がさらに他人のことをあれこれ論評していることについてはあまり関心がありません。
他人が私自身についてあれこれ言ってくる時は、自分の生き方や考え方に参考になるもの(有益なもの)だけを自分の中に取り込み、それ以外は聞き流します。
仮に相手が真剣に一生懸命話していたにしても、それが自分にメリットがないものであれば、心に響かないものであればそれで終わりです。
例えていうなら、男女間において、意中の人に愛を告白したくさんの言葉を並べてみても、相手の心に響かなければ、たんに面倒くさい相手だと思われて関係が終わってしまうのと同じです。

以前は、酒場で熱く仕事談義をするのが好きでしたが、私の場合は談義は談義で終わってしまうことが多かったので、最近はほとんどそういうことをやらなくなりました。
また、ネット上で仕事談義をするのも好きでよく熱くなったものでしたが、それも自分自身の(いい意味での)変化につながらなかったので、最近はこのブログのように自分の主張を表明する程度にとどめています。
人生には終わりがあるし、時間は有限なので、自分にとって意味のある使い方をしたいんですよね。
そのためには、他人のペースにのるのではなく、自分のペースで使い方を考えるのが大事なのかなと。
他人に比べ自分が見劣りしていると思っている時ほど、虚勢を張りたくて、本当の自分を知られたくなくて他人のことばかり話してしまう傾向がありがちですが、結局のところ、大事なことは、他人を羨むより、自分自身がしっかりすることなんですよね。

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yoron at 07:40│Comments(0)

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