全然ロジカルじゃないんだけど、直感、フィーリングで選んだほうがよいこともあるその道のプロを相手にする時は、話し方を工夫しないと底の浅さが見抜かれてまともに聞いてもらえない

2017年09月29日

変えたければ、自分で動こう、働きかけよう

かまくら体験
(Just do it !)
生活の糧のために評論を仕事にしている人には申し訳ないのですが、「あの人は評論家だからさ」などと他人のことを言う時、そこには暗に“口先だけで自分は何もしない人”という意味合いが込められているものです。
職場や組織でこういうふうに言われる人というのは、周囲からあまり頼りにされない場合が多いのではないでしょうか。
「会社(経営者、上司、仕事)はこうあるべきだ」、「うちの会社(経営者、上司、仕事)はここがダメだ」みたいなことを能弁に語るのに自分では一切何もしない、誰かが「お前はそのため(現状を変えるため)に動かないのか?」と聞くと、「それは私の仕事ではない」だの「私にそんな権限はない」だのと言い訳がましいことを言う、これでは周囲の人がまともに相手にしなくなるのはしかたがないでしょう。

実は私もかつてはややそんな傾向があったのですが、ある時を境に「こんな人間であってはいけない。自分の言葉に責任を持つという意味でも、何かを変えるべきだ(変えたい)と思ったら、自分から積極的に動き、誰かの協力が必要なのであれば自分から働きかけよう」と意識を変えました。
そういうふうに意識を変えたら不思議と言動も変わってきました。
まずもって、自分の力の及ばない事柄についてあれこれ言うのは極力しないことにしました。
「今の世の中はおかしい。変わるべきだ」、「国の政策は間違っている。本来こうあるべきだ」といったことを声高に主張してみたところでそれによって何も変わる見込みがないのであれば、それ自体が無駄だと思えるようになったのです。
年齢も50代になり人生も折り返し地点を過ぎ残り時間も短くなってきたので、そのことを意識すればするほど、自分ができること、自分の力で変えられることに取り組むことにエネルギーの大半を使うことにしたのです。


仕事も大きなこと(理想論)ばかり言わないで、自分ができる目の前のことを一生懸命やるという姿勢にしました。
現在の仕事であれば、飲食店勤務なので、目の前のお客さん一人ひとりにしっかり向き合ってお客さんが満足するような仕事をする、直接お客さんと接する機会のない裏方の仕事であれば表舞台の人がいい仕事をできるようしっかりサポートするということです。
小さいことでも一つひとつコツコツ積み重ねていけば、そしてそれらがうまくいけば、それが喜びとなり仕事のやりがいにつながっているように思います。

自分の姿勢をこんな感じに変えてからは、他人の見方も変わりました。
一言でいえば、“口だけでなく実際に行動もする(有言実行)”人を高く評価し、例え口ベタでも現状を変えようと動いている人を応援するようになりました。
本気で変えたいと願っているなら、その人でもできることってあるんですよね、絶対に。
世の中をいいふう(自分が思う方向)に変えたいと思ったら、まずは自分を変える、身近な人に影響を及ぼして変える、そういう行動が大事なんだと思います。
さぁ、今日も仕事の現場で自分がやるべき仕事を一生懸命やりますか。

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yoron at 07:49│Comments(0)仕事人の叫び 

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全然ロジカルじゃないんだけど、直感、フィーリングで選んだほうがよいこともあるその道のプロを相手にする時は、話し方を工夫しないと底の浅さが見抜かれてまともに聞いてもらえない