2017年06月21日

社員は意外と自社のことを知らない。裏ではいろんなことが起きているものだ。

週刊誌やら新聞などのメディアに他社の暴露系のネタが載ると興味津々で読む人は多いと思います。
また、週刊誌やら新聞などのメディアに自社の暴露系のネタが載ると、真偽のほどはさておき、「えっ、うちはこんなことやっていたの?!」と驚くこともあるかもしれません。
かつて勤めた会社で、当時中東の戦争で使われた兵器に自社の部品が使用されていたなんてな記事が週刊誌に社名入りで載ったことがあって驚いたことがありました。
まぁ、汎用性のある部品でどこでどういうかたちで使われていても不思議ではなかったわけですが。
大勢の人が働いている組織というところは、いろんな人たちがそれぞれの立場でいろんな思惑で動いているので、すべての情報がすべての社員に共有されているわけではありません。
情報によっては秘密扱いで一部の関係者しか共有されないものもあるし、それこそ経営に関わる秘匿性の高い情報はほとんどの社員が知らないのがふつうです。

会社(組織)が意図的に行う社内広報や各部署が社内周知のために流す情報などを除けば、社員は意外と自社の情報を知らないものです。
極端な例では、自社が倒産したのを朝出勤して事務所に張り出された告知文で知ったとか、業績が悪化した要因をまったく知らなかったとか、そういうことだってありえます。
私がこれまでの仕事人人生で長く関わった総務系の仕事は、会社が抱えるやっかいごとを処理する仕事もありました。
そういった事柄は社内外に知られたくないことも多いので秘密裏に事を進めるのです。
だから、当然一部の関係者を除けば多くの社員は知らないわけです。
場合によっては、社員が知らないのはまだしも、経営者が現場で起きている重大なことを知らないというケースもあり、こういうのは会社としてはまずい結果を生んでしまいかねません。


ある会社に勤務していた頃、夕方社長に「ちょっと飲みに行くか」と誘われついて行ったことがあります。
行ったお店は社長の行きつけのお店でしたが、社長と二人だけの飲みかと思っていたら、なんとそこには業界関係の他社の経営者クラスや関係者が集まっていてビックリしたことがあります。
社長はお酒好きだったので夜いろんな会合(会食)に出掛けていたのは知っていたのですが、おそらくそういった場でいろんな商談や打合せなどもしていたのでしょう。
以前の記事でも書いたことがありますが、いろんな物事の決定が飲んでいる場でなされることって多いんですよね。
政治の世界だとこういうのは密室政治なんて言葉でメディアからの批判を受けたりするんでしょうが、現実の世の中ではいろんなところで起きていることです。

メディア的には政財官のつながりを癒着といったような表現で批判しますが、ビジネスをやっている側に立てば、政治や官僚に食い組んで自社のビジネスを展開しようと考えるのは極当たり前のことです。
かつて官僚主催の勉強会に参加した時などは、多くの大企業の担当者が参加して熱心に名刺交換をし、その後の懇親会では一生懸命自分(自社)を売り込んでいる人もいました。
こういった現実は自分がその場にいたからわかるわけで、いない人にはわかりようがありません。
自分が営業部門の人間でなければ、自社の営業担当者がどこでどういう人に会ってどんな営業をしているかわからないのと同じようなものです。
自社の事情(情報)通になりたいかどうかは個々人によって考え方が違うでしょうが(自分の仕事だけにしか関心がないという人もいるでしょうし)、アンテナを広げておくといろんな情報が入ってきて仕事が面白くなるということもあります。
あなたは、裏で起きていることを知りたいと思いますか?

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yoron at 06:39│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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