2017年04月13日

自分自身を取り巻く環境が変わった時に自分と同じ境遇の人の気持ちがよくわかるようになるものだ

私は若い頃から酒好きでしたが、そんな私は自分が飲みたい時に誰かと飲みたくて飲めそうな人を誘ったりしていました。
そういう時に断られたことがしばしばありました。
断った人の理由は人それぞれです。
私と飲みたくないから、他に予定があったから、誘われた日は飲みたい気分ではなかったから、体調が悪かったから、本当はそんなに酒が好きじゃないから、お金は酒以外の用途に使いたかったから、などなど。
例えば、断り方として「ごめんね、お金がないから飲みに行けないんだ」と言われたとしましょう。
この言葉は飲みに行きたくないための嘘かもしれませんが、仮に本当だったとした場合、今の私ならこの人の気持ちがよくわかります。
かつての金回りがいい時であれば、「えっ、嘘だろう、たかだか飲み代ぐらい持っているだろう」と思って、「こいつ、私と飲みたくないからこんな嘘ついてるんだな」と勘ぐったかもしれませんが、金銭的貧乏な今だったら大いに共感できます。

節約続きの日常生活では、まず優先的に金を使うのは生きていく上で最低限必要な物事に対してです。
住居が賃貸であれば家賃光熱費の支払いが必要だし、毎日の食費も必要だし、病気して病院に行かなければならない時は治療費も必要だし、移動で交通機関を使わなければならない時は交通費も必要だし、、、そういった諸々の費用を支払った後でないとその他の用途には使えないのです。
いろんな支払いの後の残りの金額がほんのわずかしかないのに、付き合いが大事だからって飲み代にどんどん使ってしまっては自分の首を絞めるだけです。
私が現在外での飲み付き合いをあまりしないのは、わずかな収入に対し飲み代があまりにも大きな割合を占めるからです。
例えば、毎月の給料が10万円なのに対し、一回あたりの飲み代が5,000円でそれが月に3回あれば出費が15,000円となり、これはかなり家計を圧迫するというのが身をもってよくわかります。
だから、かつては「お金がないから」と言って飲みの誘いを断る人の気持ちがわかりませんでしたが、今なら同じ境遇だからよくわかるのです。

自分自身を取り巻く環境が変わった時に自分と同じ境遇の人の気持ちがよくわかるというのは、他にもいろんなケースがあるでしょう。
例えば、けっこう大変な病気患いをしたことがある人は同じ病気の人の苦しみがよくわかるとか、仕事で精神的にまいっている人は同じ状況で辛い思いをしている人の気持ちがよくわかるとか、収入が少なく(または無収入で)生活で苦労した経験のある人は同じ境遇の人の大変さんがよくわかるとか、人間関係で悩んだ経験のある人は似たような人間関係で悩んでいる人の気持ちがよくわかるとか、異性からもてず悩んでいる男性(女性)は同じことで悩んでいる男性(女性)の気持ちがよくわかるとか、長期間無職状態で再就職活動がなかなかうまくいっていない人は同じ境遇の人の精神状態がよくわかるとか、年を取り会社で周囲から戦力外とみなされてしまった人(自分でもそのことに気付いている)は同じ立場の人の気持ちがよくわかるとか、、、まぁ、そんなものですよね。
逆に、相手の言っていることにピンとこない時や何も共感できないような時は、たぶん相手の境遇を自分が経験していないということかもしれません。
あなたのこれまでの人生においても、「この人は全然私のことをわかっていないな」と思ったり、「この人は私のことをよくわかってくれているな」と思ったり、また、他人の言動をみて、共感できかったり、逆にとても共感できたり、といったような経験があるのではないでしょうか。

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yoron at 18:37│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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