2017年04月09日

私が一人飲みにはまった理由、それはこんな・・・

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(一人で飲みながら何を思う)
私は40代になってから酒場での一人飲み(一人だけでお店に入って飲むスタイル)を覚え、以来今日まで多くの場合一人飲みをしています。
一人飲みを始めた当初はいろんなお店を経験したくてあちこちのお店をハシゴしたりして飲み歩いていましたが、現在は金銭的貧乏という事情、またそういう飲み歩きに飽きたこともあって特定のお店だけで時々飲むという感じになりました。
一人飲みといっても、私の場合はお店には一人で入るのですが、お店の中では店主、常連さんや初めてお会いした他のお客さんと会話することも多く、そういう点では一人で寡黙に飲んでいるわけではないんです。

で、私が何でこういう飲み方にはまっているかというと、年をとって中年の域に達してから自分の境遇についていろいろ考えるようになり、利害関係のない他人の身の上話などに耳を傾けながらそれらを自分の今後の生き方の参考にしたいという思いが強くなり、それには一人飲みが一番いいスタイルだからなんです。
友人・知人や職場の同僚と飲みに行くとその人たちとだけしか話せないし、場合によっては仕事絡みの愚痴っぽい話題ばかりになって発展性がないからです。
会社勤めの人で職場関係者とよく飲みに行く人ならわかると思いますが、飲みながらの話題はだいたい仕事絡みのことかお互いの関心事ネタが多いですよね。
その点、一人飲みで酒場でしか会わない人との会話ではなかなか聞けない話題に出会えたりするものです。


昨日も夕食時間帯にふらっと出掛けて自宅近所の行きつけのお店で一人飲みをしました。
お店の開店と同時に入ったので、最初のお客さんは私一人で店主の女将さんと世間話をしていたのですが、しばらくして年輩のお客さんと私より若そうなお客さんの二人連れが入ってきました。
カウンター席だけのお店でそのお客さんたちとは別々に飲んでいたのですが、一時間ぐらい経った頃でしょうか、その二人連れのうち若いほうのお客さんに話し掛けられ、そこからそのお客さんたちと私、そして女将さんの会話が始まりました。
話しをしながらわかったことは、年輩のお客さんは最近勤め先を定年退職し、それに合わせこのお店の近くに引っ越してきたのだとか。
連れの人とはある場所のお店で一緒に飲む間柄だったようですが、年輩の人が引っ越し後に自宅からほとんど外に出ず引きこもっている生活であることを知って心配になり、外飲みに誘ったようなのです。

二人の会話を何気なく聞いていたら、若いほうが年輩の人に向かって言っていました。
「知り合いもいない、土地勘もない場所に住むことになったので引きこもる生活が続いているのかもしれないけど、自ら積極的に外に出て、他人ともコミュニケーションをとって人の輪を広げていったほうがいいですよ。昨今は老人の孤独死なんてのもよく聞くし、あなたの場合は一人暮らしだからなおさら気にしたほうがいいですね」と。
そして、その若い人は、女将さんや私のほうを向いて、「もし、この人が一人で飲みに来た時はよろしくお願いしますね」と言いました。
隣の年輩の人はこのやりとりを聞きながら、「お前にそんなことまで心配してもらうようになってしまったとはね」と苦笑していました。
たしかに、その年輩の人は口べたというか、内向的な性格というか、一人だけでは酒場には入ることのできないタイプというか、そんなふうな人に見えました。

昨日たまたま経験した酒場での出来事を思い出しながら、自分自身のことに置き換えてみると考えさせられることがいろいろあります。
一人暮らし、生活はやや不安定な状況、職場での人間関係を除けば私生活では引きこもりが多い日常、一人飲みができるので他人とのコミュニケーションは問題ないと思うものの、この先60代、70代と年をとっていけば健康面含めいろんな問題を抱えることになるでしょう。
そう考えると、たまたま出会ったにすぎない人の境遇が明日は我が身のこととして感じられたのです。
そうそう、これは一つの例ですが、一人飲みではこんな経験ができたりするんです。
私が一人飲みにはまった理由はこんなところにあるのかもしれません。

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yoron at 10:36│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 人間バンザイ! 

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この記事へのコメント

1. Posted by 岡島守(ごご屋)   2017年04月13日 09:40
5 ご無沙汰してます 覚えてみえないかもしれませんが
時々 伺っては人生の参考にさせていただいています。
頑張ってください。
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2017年04月13日 17:14
>ごご屋さん

ご無沙汰いたしております。
ありがとうございます。
若輩者のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。

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