なんだかんだ言って、やっぱり“お金”は大事。貯められる時には貯めておこう。年齢とともに変わってきた仕事の疲れの癒し方

2017年04月07日

郷に入っては郷に従え、職場にはそれぞれ独特の空気があるよね

花見も楽しい4月、会社の組織体制の変更・人事異動によって慣れた所属部署(事業所)を離れ他部署(事業所)へ異動しとまどうことも多く自分のペースがなかなかつかめない人もいるのではないでしょうか。
私は(人事異動ではありませんが)現在の会社に入社して一ヶ月が過ぎたところですが、新しい仕事、人間関係ということもあり正直言ってまだ落ち着かない状態が続いています。
まぁ、新しい職場に移ると多くの人は慣れるまでは何かと苦労するもんなんでしょうね。
そういえば、この4月から他事業所へ異動していったベテランのパート同僚(女性)が新人の私に職場でうまくやっていくコツについてアドバイスしてくれました。
「ここはね、女性が主流の職場なの。だから、変に男風を吹かせないで周囲に合わせていくほうがうまくいくわよ」と。
大雑把なアドバイスではありますが言わんとしたことは何となくわかります。
以前同業界の職場を経験した際も周囲は女性が多く(特に中高年)、彼女らとうまくコミュニケーションがとれるようになると仕事がやりやすかったものです。

郷に入っては郷に従え』とよく言われますが、仕事人の場合、特に組織で働く仕事人は、転職したり、異動で新しい組織に入ったりした時は、自分が働く職場にはどういう空気が流れているか、どういう空気が全体を覆っているのか、その空気をつくり出しているのはどういう人(たち)か、そのあたりをしっかりつかむことが大事かもしれません。
私はこれまで8回転職し9社に勤めいろんな仕事・職場を経験してきましたが(同じ会社内の異動を含めればもっとたくさん)、それぞれに独特の空気がありました。
「前にも似たようなところがあったな」と感じることはありましたが、でも、やっぱり全体で見ると経験した職場は全部違っていたと思います。
今振り返ってみると、自分の中の自信が仇になって、新任なのに場の空気をほとんど読まずに自分流を通そうとして失敗したことも何度かありました。
今の職場はまだ表面的なところしか見えておらず、もっと深いところを知るにはもう少し時間がかかりそうです。


そういえば、中高年の女性が多い職場で働いていた時、私より一ヶ月後ぐらいに入社した私より一回り若い男性がいたのですが、彼は元IT系企業でSEだったことも関係あるのか、仕事は真面目にやるのだが周囲との人間関係はそれほどうまくありませんでした。
その職場では私も彼も新人でその仕事は初体験だったので、よく失敗しては社歴の長い女性たちからよく叱られていました。
当時は、この女性たちはここまでよくものをズケズケ言えるもんだなぁと思い、ガツンと言われると落ち込むこともありました。
ただ、私の場合は個々人の人間観察を行いながら、それぞれのキャラに合わせて冗談を言ったりしてコミュニケーションをとっているうちにそこそこ親しくなれたみたいで、言葉はきついけどフォローしてもらったことも多々ありました。
これに対し、彼は仕事を黙々とやるのみで周囲とのコミュニケーションをとらなかったので、一緒に仕事をする女性たちも彼と一緒の時には無口で何となくやりにくそうでした。
そのうち彼は静かに去っていきました。

彼と私は新人同士ということもあって少し仲が良かったので、時々話をすることがありました。
そんな話の中で、彼はITの仕事に疲れたので辞めたと言い、その後調理の勉強をしたら面白かったので飲食の仕事に就いたんだということを教えてくれました。
そう、彼にとっては選んだ仕事は希望通りだったのです。
しかし、残念ながら彼には最初に就いた職場の空気が合わなかったようです。
自分で選んで決めたのだから本人の問題だ自己責任だと言うのは簡単ですが、彼にもう少し周囲とうまくやる、周囲をうまく利用して自分に有益なことをする術があれば、自分がせっかく好きになったことを簡単に諦めなくてよかったかもしれないと思ったりもします。
まぁ、他人のことを例に出しながらも、現在私自身新しい職場で独特の空気のもと四苦八苦している最中です。
新しい職場に身を置いたばかりの仕事人の皆さん、お互い頑張りましょう!

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ<br>


<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
なんだかんだ言って、やっぱり“お金”は大事。貯められる時には貯めておこう。年齢とともに変わってきた仕事の疲れの癒し方