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2017年04月05日

なんだかんだ言って、やっぱり“お金”は大事。貯められる時には貯めておこう。

先日の記事では、新社会人の皆さんへ贈る言葉を書きましたが、今回の記事は、若い人向けに私の過去から現在までの仕事人人生を振り返って私なりのアドバイスめいたことを書いてみたいと思います。
内容はお金について、特に貯金に関することです。
正直言って、私は現在お金(生活費)のやりくりに苦労しています。
その原因は、40代後半に、「人生は一度きりだからやりたいことをやっておこう」という思いのもと、一大決心して大きくキャリア転換をし、未経験の分野に挑戦したことにあります。
それまでは手堅くお金を貯めていたので生活費に余裕があったのですが、新しい道を進むにおいてはそこそこの投資をし、また、新しい仕事ではノウハウもスキルもほぼない状態で十分な収入が得られず(毎月の給料でその月の生活費をまかなえないレベル)、今日に至るまでに貯金を切り崩す生活が続いてしまいました。
知人も言っていましたが、お金は貯めるのは時間がかかるのに使うのは簡単で貯金が減るのはあっという間ですね。

これまでの人生を振り返ってみると、30代ぐらいまではお金を貯めることをけっこう意識していたように思います。
会社の財形制度を利用したり、独身寮が使える制限年齢いっぱいまで入居していたり、上司との飲みでは飲み代を上司に払ってもらったり、私生活では贅沢しないよう心掛けたり、、、こういう生活を続けていたら、給料が右肩上がりだったこともあって貯蓄残高は増えていきました。
それに独身ということもあって、40代前半の頃には自己満足できるレベルであまり生活費の不安も感じていませんでした。
今になってみると、この満足感、安心感による気の緩みがいけなかったのかもしれません。
これだけあればいろいろできそうだなと思い込み、いろんなことでお金を使いました。
仕事のストレスを発散しようと遊ぶためのお金もだいぶ使いました。


お金に余裕がある時は、生活費面であまり心配しないせいか、心のどこかに「人生はお金じゃない!」みたいな思いもあったのでしょう。
しかし、手持ちのお金がどんどん減り、収入源の獲得も難しい状況になると、「なんだかんだ言って、やっぱり“お金”は大事。貯められる時には貯めておけばよかったな」と思うようになります。
変な話、私は現在はたしかに金銭貧乏なのですが、以前に貯めたお金がまだあるからこそ現在に至るまで生活を維持できているとも言えるのです。
もし貯金が底をついていて自転車操業状態の生活だったらどういう生き方をしていただろうと考えると、おそらく現在よりももっと余裕のない必死な生き方をしていたのかなと。

生活費にあまり余裕がない状況になった時に、改めて身の周りを見てみると、世の中にはお金を使わせる機会がこんなに多いのかと驚きます。
賃貸の部屋に住んでいると、毎月、家賃・水道光熱費がかかり、電話やネットを使っていると通信費がかかり、少し遠い場所に移動するには交通費がかかり、床屋さんへ行くと理髪代がかかり、食材や日用品を買うには購入代がかかり、飲み会に参加すると飲み代がかかり、外食すると外食代がかかり、病気すると病院代や薬代がかかり、付き合いで冠婚葬祭絡みの出費があり、税金や社会保険料は強制的に徴収され、、、とにかく、毎日何かしらお金が消費されている感じです。
これに対し、仕事をしていれば仕事で得られる収入が唯一の収入というケースも多いので、いろんな支出はこの収入でカバーするしかありません。
そして、できることなら、収入から支出をひいた分を貯金に回し、その残高を増やしていくことで余裕を生み出していくのが賢明です。

もちろん、お金をただ貯めるだけでなく、将来のための自己投資など有効な使い方をするのも大事なことではあります。
とはいえ、一部の有能な人を除けば仕事で大金を稼ぐのはなかなか難しいのが現実です。
また、仮に年功序列で給料が上がっていくような会社・組織に長く勤めていたとしても、定年が近づくにつれ給料は下がっていくのがふつうで、年とってからではお金を稼ぐのも貯めるのも難しいでしょう。
時々、「私、貯金なんてないよ」と言う人がいますが、本当のところはどうかわからないものの(他人の前ではあえてそう言う人はいるので)、「本当になければこの先ヤバイんじゃないの」と他人事ながら思ってしまうことがあります。
もっとも、例えば、その人に貯金がなくても親に助けてもらえるとか、他に金づるがあるとか、そういったのがあれば心配はないのかもしれませんが。
まぁ、他人のことはともかく、今の私にとっての最大の関心事は、この年齢(50代)からどうやって生活費面を立て直すかってことですかね。

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