2017年03月29日

相手と同じ経験をしてみないと相手の苦労や悩みがわからないことってあるよね

かつて勤めた会社で、経営トップの心証を悪くしたらしくある職務のマネージャーポストを外されたことがありました。
そして、私の後任には日頃から親しく付き合っていた他部署のマネージャーが就任しました。
当時、その人から、「お前、立ち回りがへただな。もっと要領よくやればよかったのに」とやや哀れむような言い方をされたことがありましたが、その後、彼はそのポジションでそうとう苦労したようで、ある時、「いやぁ、お前の苦労がよくわかったよ」と言われたことがありました。
後年私はその会社を辞めましたが、彼は私より先にその会社を去っていきました。
人は他人の仕事の大変さなんて自分が同じ仕事を経験しないかぎりわからないものです。

若い頃、上司や年輩の同僚社員たちに対してものすごく不満を抱いたことがよくありました。
その度に、「こういう頭の固い人たちがいるから会社はよくならないんだ」とか、「年輩者や役職者は若い人に仕事を押し付けて楽をしている」とか、そんなふうに思っていました。
しかし、いろんな経験を積みながら、自分自身が当時の上司や年輩の同僚社員たちと同じ年齢・立場になってみると、自分も同じような思考になり同じような行動をとっていることに気付きました。
自分自身が上司の立場になって部下を持ってみないと上司の気持ちはわからないでしょうし、年とって会社や若い人から邪魔扱いされてみなければ年輩者の辛い気持ちはわからないでしょう。

私はここ数年飲食業界で働いていますが、業界経験のない人と話しをするとほとんど通じないことがあります。
これは他の業界でも同じでしょう。
お互いに同じ経験をしていないと共感し合えない部分ってあるんですよね。
逆に同じ経験をしていると、「あー、そうそう、そういう苦労や悩みってあるよね」と共感し合える部分があります。
まぁ、仕事人人生で実際にできる仕事は量も種類も限られているのでお互いに同じ経験をするというは難しいかもしれません。
そこは、相手の話しをよく聴いたり、疑似体験をしてみたり、本などを読んで情報を得る、などしてカバーするしかないのでしょう。
かつては飲食店はもっぱら利用するほうでその時は業界関係者の苦労や悩みはあまりわかりませんでしたが、最近は関係者の一人としてやっといろんな苦労や悩みを持つようになってきた今日この頃です。

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yoron at 18:22│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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