2017年02月25日

立場が人をつくると言うけど、働き方を変えるとそのことがよくわかる

私は現在地元の中学校の給食室にてパート勤務で調理補助の仕事をしています。
パート勤務で働くのは、現在夕方から勤めている居酒屋、そして以前勤めた社員食堂に続き三度目の経験です。
パートの場合、給料は時給制で社会保険などの福利厚生面は正社員に比べると劣っています。
そういう待遇面も関係しているのだとは思いますが、パート同僚のほとんどは(私の経験した限りにおいて)決められた時間に指示された仕事だけをする感じでした。
たまに、お金にならないような作業を指示されると、それが5分、10分で終わるようなことでもぶつぶつ不満を漏らす人もいました。
私は正社員時代が長いので、仕事を完結させるために必要なことはやるという意識があるのですが、そういう意識を持たない人にとっては、時間契約である以上は時間外のことはお金がつくというメリットでもない限りやりたくないということなんでしょう。

正社員の経験しかなかった頃は、パート勤務の同僚と一緒に仕事をしていても、仕事に対する考え方はそれほど変わらないはずと思い込んでいました。
その同僚に何かをお願いする時、その人がいい人で快く引き受けてくれると、「あー、この人は私の気持ちを理解してくれ、仕事のこともわかってくれているんだな」と思っていました。
だから、仕事をお願いする時は正社員の同僚に話すような説明のし方をしていたりしました。
しかし、自分がパート勤務をしていると、周囲のパート同僚の考え方などもわかってきて、以前の思いとは変わってきました。
つまり、当時私の仕事を受けてくれたパート勤務の同僚は、それが正社員という強い立場の人によって与えられた仕事だから受けただけなのです。
そこには、指示した人の気持ちとか思いへの共感などというものは一切ないのです。

先程、待遇面の違いが意識に影響を与えていると言いましたが、金額にするとよくわかるでしょう。
月給30万円で年2回の賞与合計が100万円の正社員がいたとします。
その人は会社側が社会保険なども完備してくれているとしましょうか。
単純に言えば、この人は年収が460万円ということになります。
一方で、時給1,000円で1日6時間週5日勤務のパート社員がいたとします。
この人は社会保険は、雇用保険と労災保険のみで年金、健康保険は自己負担だとします。
仮に年間250日働くとすると、1,000円×6時間×250=150万円がこの人の年収になります。
これだけ大きな差があると同じ意識で働くこと自体が無理なのです。
相手の立場に立って考えることの重要性がよく言われますが、実際のところ、相手の立場を実際に経験してみないとそれはなかなか難しいような気もします。
“立場が人をつくる”と言いいますが、働き方を変えるとそのことがよくわかりますね。

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yoron at 08:32│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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