2017年02月23日

同一労働同一賃金を厳密にやったら困る正社員は多いかも

私は現在時給制のパート勤務をしています。
当然、正社員に比べたら待遇面はかなり低いです。
給料が低いのはもちろんのこと、雇用保険、労災保険は加入していますが、年金と健康保険は自己負担です。
こういうケースは日本の企業では一般的でしょう。
これでパート勤務の経験は二度目ですが、この経験を通して知り得たことがあります。
それは、パート労働者の中には周囲の正社員より明らかに同じ仕事なら効率的にスピーディにこなせる人がいるということです。
これは派遣社員やアルバイの人も同様です。
彼らの中には何らかの事情でそういう労働形態しか選べなかった人もおり、そういう人の中には有能な人もいるのです。

正社員だからといって、高度な難しい仕事にばかり取り組んでいるとは限りません。
言い方は悪いですが、付加価値の低い仕事も多いし、正社員の中にはその人がやるより派遣社員、パートやアルバイトの人に代わったほうが仕事がよりスムーズに効率的に進むと思われる人もいます。
かつて、私がPCでデータ入力や資料作成の仕事をしていた時、繁忙時に一時期に派遣社員を雇ったりすることがありましたが、私より2倍も3倍も早いスピードで処理するのを間近で見て驚いたことがあります。
付加価値の低い単純な仕事などを非正規社員に任せる会社が多い昨今ですが、こういう流れがどんどん進んでいく中で、同一労働同一賃金を厳密にやったら困る正社員は多いだろうなと思います。

自慢で言うわけではありませんが、以前パート勤務をした会社で、自分が担当した仕事のマニュアルを自主的に作成して職場の責任者に提出したら驚かれたことがあります。
責任者ばかりか他の正社員も驚いていました。
聞けば、これまでそういうことをした人がおらず、そういう社風でもなかったようです。
そういうことは私にとっては長年の経験で簡単だったわけですが、経験したことのない人にとってはある意味特別な能力に見えたのかもしれません。
今は、待遇面で格差があるので一度正社員を体験するとその身分を捨て難いかもしれませんが、同一労働同一賃金が世の中の風潮になってきた時、自分の能力はどこまで通用するのか、自分の仕事は非正規社員にはできない仕事なのか、よく考えてみる必要があるでしょう。

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yoron at 07:21│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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この記事へのコメント

1. Posted by Pw   2017年02月23日 08:07
同一労働、同一賃金の流れが加速しているからこそ、正規社員の人は今の自分の地位を手放すべきではないでしょうね。
自分の労働力が同じ能力の人より高い値段で売れている訳です。わざわざ自分から値下げに走るなど愚の骨頂です。モノを売ることに置き換えればわかります。
いずれ非正規とのサヤ寄せが生じるのは避けられないとしてもギリギリまで粘るべきかと。
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2017年02月24日 18:14
>Pwさん

おっしゃっていることはよくわかります。
環境的には、外国人労働者がどんどん入ってきたり、業務の海外シフトが進んだり、優秀な非正規社員が増えたりしていく中で、経営側はコスト面でパフォーマンスの悪い正社員を削りたい、あるいはコストの安い非正規社員に置き換えたいという思いを持つでしょうから、正社員を取り巻く状況は今後厳しくなっていくでしょうが。

私は正規社員の立場から非正規社員の立場になってみて、自分の仕事人としての本当の力を考えるきっかけになったので、いい経験ができたとは思っています。

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