2017年02月21日

一人でやる、一人でやり切る経験はしておいたほうがいい

一人だけで何かをやるとか単独行動というと、仲間がいなくて寂しいとか協調性がないとか、そんなイメージを持たれがちですが、仕事人として力をつけるには、人生のどこかで“一人でやる、一人でやり切る”経験はしておいたほうがいいと思います。
組織で働いていると、自分の力だけでやっているような仕事も実際は周囲の人たちも支えてくれているということがよくわかります。
以前、青色発光ダイオード(LED)の発明・開発に貢献したことでノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏は、彼がかつて勤めていた日亜化学工業に対し、在職当時自分の実績を不当に低く評価されたと主張して同社に数百億年を請求する訴訟を起こしましたが、真偽のほどはわからないものの、当時の彼は電話にも出ず自分だけの研究にしか関心のないある意味変わり者だったとも聞きます。
もしそうだとすれば、彼は周囲が代わりに電話に出るなどして周囲の人に助けられていたことになります。

会社勤め時代、私は職場にかかってきた電話をよくとるほうだったので、電話に出ない人の周囲にいる人の気持ちがよくわかります。
仮に電話が電話に出ない人宛が多かったりすると、「ふざけんじぇねーよ!、ほとんどお前宛の電話じゃねーかよ!、電話鳴ったらお前がとれよ!。こっちだって忙しいんだからよ!」というのが本音です。
かつて勤めた会社でこんなことがありました。
その会社は各部署ごとに専用の電話番号があったのですが、社外からの電話が一番多い部署がありました。
その部署はクレーム対応などをするサービス部門だったので、電話の内容はその多くがクレームでした。
会社側はクレームに迅速に対応するために専用の番号にしていたのですが、その部署のスタッフはクレームの電話をとりたくないものだから電話が鳴ってもなかなかとらないのです。
他部署の人間(例えば、総務とか営業とか)はそれが気になるので、自分たちが代わりにとってとり担当者につなぐこともありました。
組織に役割がある以上はその役割をきっちり果たすことが大事であると同時に、組織はチームプレーなのでお互いの協力が大事なのは言うまでもありません。

と思う一方で、中村氏は周囲に迷惑をかけながらも、周囲の陰の支えもありながらも、一人でやり切ったからこそ自分の能力を思う存分発揮して成果を出すことができたのだとも思います。
これは私のこれまでの仕事人人生を通して思うことですが、一人で何かに取り組んでやり切った経験は多くの学びがあり、自信がつきますね。
一人でやるというと一匹狼で周囲とまったく協調しない、人物的には付き合いづらい感じがするかもしれませんが、そうではなくて、例えば、仕事を引き受けたら苦労はするかもしれないが多くの部分を自分で担当してやってみるとか。
若い頃、会社の大きなイベントを開催するにあたり、企画から実施に至るまでの実務の多くに関わったことがあります。
毎日終電続き、休日出勤も頻繁という状態でしたが、それを経験したおかげでイベントのノウハウがそうとう身につき、その後の人生のいろんな場面で生きました。
やっぱり、仕事であれ何であれ、多くのことを他人任せ、何をするにしても自分一人では何もできないというのではダメじゃないですかね。

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yoron at 11:15│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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