2017年02月11日

何かを始めるのに年齢は関係ないという精神論があるけど、いやいや年齢はけっこう大事なんだ

「〜をやりたいけど、もう年だから無理だろうなぁ」と言う人がいると、すかさず「いや、何かを始めるのに年齢は関係ないよ。本当にやる気になれば何だってやれるさ」と言い返す人がいます。
そして、年いってから何かを始め成功した人の事例などを出して自分の考え方は間違いっていないかのごとく述べたりします。
しかし、世の中の現実を冷静に見る力があれば、始める年齢によってはうまくいかず失敗してみじめな結果になる事例がいかに多いかに気付くでしょう。
年齢なんて関係ないと言った人が他人の事例を持ち出す時に留意すべきことは、その人自身が成功し自分の事例を言っているのではなく、あくまでも他人の事例を持ち出していることです。
世の中には、他人にはそんなことを言っておきながら自分ではリスクを感じて行動を起こさない人がたくさんいるのです。

いつだったか、通勤時間帯に駅のホームを歩いていたら、二人組の中年男性の会話が耳に入ってきました。
一人がこんなことを言っていました。
「お前が会社を辞めたいという気持ちはわかるけど、50歳までは我慢して居続けたほうがいいと思うな。会社にいるメリットはあるし、やりたいことをやり始めるタイミングとして50歳からだったらまだ間に合うんじゃないか」と。
もう一人は「そうだなぁ」と相槌を打っていましたが、この話を聞いてこの人(言った人)はなかなか人生設計がしっかりしているなと思ったものです。
もし新卒で就職してから同じ会社に50歳までいたなら、想像ですが、それなりの待遇で貯蓄もそこそこ溜まっているかもしれないし、退職金もそれなりに大金を手にすることができるかもしれません。
そして、仮にその会社の定年が60歳だとしたら、50代になったら会社人生も先が見え、給料だってだんだん減っていくシステムになっているかもしれません。
併せて健康、体力、気力面などを考えると、会社を辞めてやりたいことに取り組む上で、50歳という節目はなかなかいいタイミングのような気がします。


私の場合は、40代ぐらいから考え出して40代後半で新しい分野に挑戦しました。
現在やっている仕事をもし60歳からやろとしたら絶対できなかったと思います。
今52歳ですがこの年でもきつい仕事です。
今でさえそう感じているのだから今よりも10歳も年とってからやるなんて無謀です。
「〜をやりたいけど、もう年だから無理だろうなぁ」と多くの人がボソッとつぶやくのは、いろんなことを考えた上で無理だと判断しているからです。
実際にやれる人ならこんなことは口にしません。
もし、あなたが大企業勤務で定年が視野に入ってきた年齢になり、定年後の人生を設計する必要に迫られている場合、自分に起業は無理だと思うなら起業という道は選ばないほうがいいでしょう。
他人は言うかもしれません。
「あなたが持っているノウハウ・技術をもってすれば絶対儲かるよ。雇われて働くより経営者をやるほうがやりたいことができるぞ」と。
でも、世の中はどんなことをするにも厳しいのが現実であり、自分で無理と思っていることをやって成功する確率はほぼゼロでしょう。

精神論は自分がくじけそうな時などに支えになってくれたりしますが、ただ、それだけに頼るとうまくいかないことも多いものです。
自分は一生懸命頑張っているのに、他人から「頑張れ!」と言われてもどうしようもないことってありますよね。
過去の人生を振り返ってみた時、10代、20代は未熟だったけど血気盛んで元気だったなぁとか、30代、40代はそこそこ経験も積んで得意な分野なら実績をあげることができたなぁ、と思います。
今は10代から40代までのような生き方、働き方はできないなぁと思っています。
こうやってみると、やっぱり、その年齢だからできる生き方、働き方があるような気がするのです。
もっともこれは私の場合なので他人にも当てはまるかどうかわかりません。
言いたかったことは、「何かを始めるのに年齢は関係ないという精神論があるけど、いやいや年齢はけっこう大事なんだよ」ということでしょうか。

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yoron at 09:24│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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