世の中の動きに関心を持ち大局を語るのもいいが、実益になり自分の成長に役立つのは自分がやれることをやることだ自分の人生について自分だけでじっくり考える時間を意識的にもとう

2017年01月21日

結局、自分を守れるのは自分だけ。本当にヤバイ時は強硬手段もあり。

インターネット新聞であるハフィントンポストに「きみは職務放棄をしたことがあるか」というタイトルの個人ブロガーによる記事が載っていて興味深く読みました。
あまりの過重労働にとうとう耐えきれなくなり、ある日突然職務を放棄して職場から無断で逃げ出したという内容で、その時の筆者の心境を綴っています。
私はこういう経験はないのですが、過重労働を感じたことはあり、かつて、深夜残業や休日出勤が長期間続いたので、さすがに心身ともに疲労を感じ、「これまでの休日出勤の代休を全部取得させていただきます」と上司に申し出て、当時上司の承認を得、周囲の理解も得られて一ヶ月以上休んだことがあります。
そういう経験があるものだからこの方の心境はある程度わかります。

以前、電通の新入社員が過重労働を苦に自殺したことが社会問題になりましたが、きっとこの方は自分が追い込まれた状況にあって、死なずに逃げ切る方法が見つからなかったのでしょう。
当然会社側に非はあると思いますが、ただ、私の長年の仕事人経験からも強く思うことは、「結局、自分を守れるのは自分だけ」ということなんですよね。
だから、自分が精神面で弱い人間だと自覚している人は、もうダメだと思ったら後先のことを一切考えずその場からとにかく逃げ出すというある意味強硬手段も取りうる手段の一つかなと思います。


以前の記事で書いたことがありますが、私は40代前半の頃、仕事とストレスのため職場で仕事中に意識不明になって倒れ生死の境を彷徨ったことがあります。
病院で一ヶ月過ごし、自宅療養で一ヶ月の計二ヶ月間を仕事をせずに過ごしましたが、その時は本当に気が休まりました。
職場に復帰した時は、マネージャー職を解かれ一般職になっていましたが、おかげで仕事面は楽になりストレスもかなり減っていました。
当時の経営者や上司、あるいは周囲からは使えないヤツという見方をされたかもしれませんが、私にとってはそんなことはどうでもいいことでした。
何せ命あってのものですからね。

以来、私は自分の忍耐力において耐えられるところまでは耐えるけど、限界だなと感じたら辞めるなどの手段をとるようにしています。
北朝鮮のような自由のない国では難しいかもしれませんが、今の日本であれば、自分の意思と行動で自分の身を守ることはわりと可能のような気がします。
逆に、他人のなすがままで自分では何も行動を起こさなければ、最悪自分自身を破滅に追い込んでしまう危険性もあります。
ありきたりな言葉かもしれませんが、「自分の身は自分で守る」という信条を持ち、本当にヤバイ時は強硬手段をとるぐらいの覚悟は持っていたほうがいいと思うのです。

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