2017年01月13日

収入(資産)の減少レベルに応じた生活をするのって案外難しいもんだ

収入(資産)が減ったらそれに合わせた生活をしなければ生活が苦しくなるというのは頭の中では誰でも理解できるでしょう。
では、実際にそうなった際にスムーズにそれができるかというとそれは別問題です。
芸能界である時期有名になって稼ぎまくった人が人気が落ち収入が落ちても贅沢三昧の癖が抜けず苦境に陥った、みたいな話題が芸能ニュースになったりすることがありますが、レベルは違うにしても他人事ではありません。
情けないことに私自身似たようなことを経験しているので、ごくごくふつうの仕事人でも陥りやすいパターンだと思っています。
人間って不思議なもので、収入が増えるのに合わせて出費を増やすのは簡単にできるのに、逆に減るのに合わせて出費を抑えていくのは難しいんですよね。

例えば、給料の手取額が20万円から25万円になり30万円になりとだんだん増えていったとします。
そうすると、仮に独身者だとすると自由になるお金が増えるので、それまで抑えていた部分を解放して生活の質を高めようと出費を増やすかもしれません。
中には何らかの事情で貯金を殖やすことに一生懸命になる人もいるかもしれませんけどね。
私の場合でいうと、収入増とともに住む場所を変え(より快適な家賃の高い部屋に引っ越し)、飲み食いが好きだったので外食が増え、買いたいものを衝動的に買うことが多くなりました。
付き合い飲みも多かったので、金回りが良かった時は、自分が損しても他人のために多く支払うということもよくありました。
こういう時は生活環境が快適だし気分もいいので、多少仕事上の苦労や悩みがあってもそこそこ充実感があります。


私は実家が貧乏だったので、東京での一人暮らしを始めた時からわりとケチケチな生活を続けていました。
大学卒業後、30歳ぐらいまで会社の独身寮で過ごし、給料やボーナスは手堅く貯金に回すということをやったので、30代から40代前半までそこそこお金が貯まりました。
ところが、仕事上のストレスを発散するため飲みなど夜遊びに興じているうちに、いつしか支出が収入を上回ることがあってもさほど気にしなくなり、数年のうちに貯金はどんどん減っていきました。
貯金残高が減っていっているのに気付いていながら、付き合いは大事だという思い込みもあって飲み付き合いを続けたり、多少の飲み代は大丈夫だろうと飲みの習慣を続けた結果、さらに貯金は減っていきました。
それに加え、私の場合は、何度か長期無職生活をしたり、40代後半から専門学校に通ったり、一ヶ月の生活を賄えないレベルの賃金での仕事に就いたりしたので、さらにさらに貯金は減りました。

この状態まで行き着くと、さすがに危機感マックスなので生活費を何とかしなきゃという意識になり、日常生活から削れるものはどんどん削るようにしています。
昨年引っ越して初めて家賃が下がる経験をしましたが、それまでは住む部屋の快適さを求めて引っ越す度に家賃が上がっていました。
あと、長く慣れ親しんだ飲酒の生活を改めてました。
飲酒の習慣を節酒までもっていくのはなかなか大変でした。
かつての飲み仲間たちからはよく飲みに誘われるし、意識の中でちょっと一杯の誘惑を断ち切るのはなかなか難しかったし。
それでも、時間をかけて意思を貫いた結果、今では日常ではほとんど飲まないし、飲まなくても平気になりました。

私の収入レベルは40代前半が最高でそれ以後は右肩下がりになったのですが、それに合わせて生活レベルを変えるのはできず、かなりの年月を要しました。
私の弟に言わせるとまだまだ甘いようですが。
なぜ弟が甘いと言っているのかといえば、彼の収入は私のそれより多いのに生活費は私より低く抑えていて生活のバランスをとっているからです。
要は、彼から見れば今の私は身の丈に合った生活ができていないのです。
自分では頑張って収入(資産)の減少レベルに応じた生活をしていたつもりなのに、見る人が見たらまだまだだったわけです。
そうしてみると、やっぱり、収入(資産)の減少レベルに応じた生活をするのは想像以上に難しいということですね。
金回りのいい時に人生を謳歌するのもいいとは思いますが、収入と生活のバランス、特に収入減の際の生活防衛の意識は常に持っていたほうが賢明かもしれません。

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yoron at 08:19│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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