「お前は苦労が足りない!」、「お前の考え方は甘い!」、こんな言葉は相手の心に響かない、相手の反発心を生むだけだ自分に対する他人の噂話、悪口はあまり気にするな、自分を信じ思いを貫け

2016年12月21日

頭の中だけでわかっていても、行動できなければ意味はないし、効果もない

評論家という仕事は立派な仕事だと思いますが、それを仕事として収入を得ている人は別にして、「お前は評論家だ」などと言われる時、そこには「お前は口では偉そうな(もっともらしい)ことを言うのに行動はしない」というある種軽蔑のニュアンスが含まれているものです。
会社内で「あの人は評論家だよな」などといった言葉を聞くことも多いのではないでしょうか。
会社のような組織は、自分では動かなくても何かしら正論らしきことを言いつつ、「私は正しいことを言っているのに私の考え方に賛同して動かない周囲が悪い」と責任を他人に転嫁しても生きていける面があるのが摩訶不思議なところです。
以前読んだ本で、トヨタには「百見は一行に如かず」という言葉があるというのを知りいたく感銘したことがあります。
これは、ことざわに『百聞は一見に如かず』というのがありますが、さらにその上をいくものですね。
要するに、見てわかるだけじゃダメで実際に行動することが大事だという教えですね。

これはどんな仕事をしていてもいえることで、仕事だけでなく私生活でも同じです。
結局、頭の中だけでわかっていても、行動できなければ意味はないし、効果もないということですね。
私は、若い頃ビジネス書を読むのが趣味だったのでその時々の話題書を含めたくさんのビジネス書を乱読し、それによって得た知識でいろんなビジネスや仕事上のノウハウ・スキルを理解していたつもりになっていました。
例えば、仕事人なら企業会計の基礎ぐらい身につけておかなくてはと会計本をかなり読みこみました。
その知識を使って他人の前ではもっともらしいことを語ることもできました。
営業の仕事をやったこともないのに、営業はかくあるべしなどと理想的な営業論を語ることもできました。
しかし、その後転職を重ねながら、小さな会社で実際に経理の実務に関わったり、営業の仕事に関わった時は、過去に勉強して身につけたはずの会計や営業の知識がまったく役立たないことを思い知らされました。
その時に初めて、「物事は頭の中だけで理解しているだけではダメなんだな」ということに気付いたのです。

頭の中で理解できたら実行に移してみる、それで仮にうまくいかなくても、そこからいろんな学びを得て次に生かす、そういうサイクルが理想です。
とにかく、行動してみる、それがもっとも大事です。
他人のアドバイスをもらったことのある人ならわかると思いますが、行動したことのある人とない人ではアドバイスの重みが違います。
行動したことのある人のアドバイスは説得力がありますよね、自分が実際に経験しているだけに。
話は飛びますが、2016年も暮れが迫ってきたところでこの1年を振り返ってみると、私にとっては、3月に前職を退職し、5月に転居し、10月に新しい仕事に就いたことが大きな行動でした。
来年はもっといろんな行動をしたいなと考えています。
あなたにとって、今年一番大きな行動はどんな行動でしたか?

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