2016年12月16日

相手の本音というのは、知りたくもあれど聞くと傷つきモチベーションが下がるリスクもある

自分の部下に対し、「お前は本当に仕事ができないやつだな」と無能呼ばわりする上司がいたら、部下は傷つき仕事に対するモチベーションが下がるでしょう。
もし、本音では部下を奮起させようと思いそういった言葉を遣っているなら、日頃からきちんとフォローしておく必要があります。
例えば、部下がお酒が飲めるならたまには誘い、飲みながらでも「お前に日頃きついことを言うのはお前にとても期待しているからなんだ。お前に頑張ってほしくてあえて厳しいことを言っているんだ」ぐらい言ってあげるといいかもしれません。
察しのいい部下であれば、言葉にはしなくても飲みに誘われたことで「私に日頃きついことを言うこの上司も、本当は私のことを思ってくれているのかな」と思いを巡らしてくれるかもしれませんが、まぁ、やっぱり言葉にしてあげたほうが相手は安心し信頼を寄せてくれるでしょうね。

利害が絡む仕事の現場では、お互いになかなか本音は出さないものですが、一方で「本当はどう思っているのだろう?」と相手の本音を知りたいと思う時もあります。
ただ、相手の本音というのは、知りたくもあれど聞くと傷つきモチベーションが下がるリスクもあります。
かつて勤めた会社で、当時の上司がその人の上司と打合せをした際、依頼された仕事が簡単には着手・実行できそうにない内容だったため検討する時間がほしい旨言ったら、相手からこんな言葉を浴びせられたそうです。
「お前ができないというのであれば、もうお前には頼まん!。お前の代わりなんていくらでもいるんだ!(お前をいつ首にしてもかまわないんだぞ)」と。
打合せから帰ってきた上司はかなりムッとした表情で私に愚痴っていましたが、その日その上司に誘われて飲みに行ったら酒の場で散々相手に対する不平不満を聞かされました。
その一言でそうとうモチベーションが下がったのでしょう。

似たような経験が私にもあります。
ある部署に異動になった際、当時の直属の上司から、「俺がお前をうちの部署に欲しかったわけじゃないんだ。上のほうから言われてしかたなく受け入れたんだ」と言われたことがありました。
この一言を聞いた時は、かなりショックだった記憶があります。
相手は軽く言ったつもりかもしれませんが、言われた本人は傷つき、以来その上司に対しては信頼が持てませんでした。
相手が何のフォローもしなければ言葉で傷つくと後々までひきずるんですよね。
“たかが言葉、されど言葉”、たった一言でも相手の置かれている状況、心境によっては大きな影響を与えるものです。

だから、もし誰かにあなたの本音が聞きたいと言われたら、本音の部分を話すにしても言葉は慎重に選んだほうがいいでしょう。
本音をストレートに出して人間関係が壊れないのは、相手の器が大きい、度量が広い場合のみです。
あなたの人生において、誰かのあなたに対する本音を聞いて傷つきモチベーションが下がった経験はありますか?

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yoron at 06:05│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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この記事へのコメント

1. Posted by 鈴木   2016年12月16日 07:47
敢えて、退職の方向に持っていくために、そのような言葉を浴びせるケースもありますね。
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2016年12月16日 12:24
>鈴木さん

おっしゃる通りですね。
退職勧奨の(悪い)手段として言葉で相手を追い込み、自主的に依願退職させるやり方はあるでしょうね。

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