2016年12月10日

相手が本当のことを言っているかどうかわからない、利害関係が絡めばなおさらだ

血がつながり、産まれた時から長い期間を一緒に過ごした家族の間でも本当のことを言わず嘘をつくことだってあるもの、それが利害が絡む仕事ならばなおさらそういうケースは多いと想像するのがふつうでしょう。
特に、権謀術数がうずまいているような職場であれば、表面上は親し気な素振りを見せながら裏では相手の足を引っ張るようなことをする人だっているので、相手を信用し過ぎてベラベラ本当のことをしゃべると不利な状況に追い込まれることだってありえます。
飲みの場で相手につられてその場にいない人の悪口を散々言いまくっていたら、知らないところで相手が悪口を言った本人に告げ口をしたりとかね。
肩書の高い人は悪口を言われやすい対象ですが、一方で勤め人の世界は肩書社会なので、肩書の高い人に取り入ろうとする人も多く、手のひらをかえしたような言動をする人も多いのです。

こういうのが利害が絡む仕事人の付き合いの世界なので、おそらく、多くの人は心のどこかで周囲の人に対する警戒心を持っているような気がします。
私は現在の業界で働くようになってから、以前にも増して意識的に嘘をつくようになりました。
仕事上の嘘よりもプライベートに関しての嘘が多いですね。
なぜ嘘をつくのかと言えば、この業界を知るにつけ気付いたことですが、周囲の人に自分のことを話すと、話に尾ひれがついたり、面白いようにねじまぎられて他人に言いふらされることが多いんですよね。
中には悪意を感じられるような言い方をする人もいるので、いちいち自分の言動に注意をするようになりました。
仕事上のネタだけでの会話ならあまり苦痛にならないのですが、少人数の職場で話のネタに尽きてくると個人的なことを根掘り葉掘り聞こうとする人もおり、その意図が誰かとの会話のネタに使おうとしているということがバレバレだとこちらも嘘をつくしかありません。


嘘のつき方でも巧妙な嘘のつき方というのもあります。
自分の仕事がうまくいっていない時には言い訳をすることも多いと思いますが、言う時は相手に「なるほど、それだったらしかたがない」と思わせたいので自分の中でストーリーを考えます。
「一生懸命やっているのですが、関係部署の了解がなかなかとれなくて。もう少しでとれるはずです」だの、「お客さんの要望が多過ぎて(複雑過ぎて)なかなか受注に至らないんです。もう一歩のところまで来ているんですけどね」だのと。
で、相手からの反応をいろいろ予想しながら、それぞれの反応に対する言い訳をさらに考えておくとかね。
「言い訳を言うな」だの、「本音を言え」なんて人には言っておきながら、自分自身は都合の悪い場面では言い訳をし、本音を隠している人も世の中にはたくさんいます。
そういう世の中の現実を知っている人ほど、本当のことは簡単には言わず、相手を慎重に見極めようとします。

嘘が多い、本当のことを話したがらない人が多い環境に身を置いていると精神的に疲れるものです。
そうすると、人は他のところで癒しを求めたくなります。
人によってその場は違うでしょう。
ざっくばらんな会話ができる行きつけの飲み屋かもしれないし、本音を聞いてくれる家族がいる家庭かもしれないし、趣味仲間が集う場所かもしれないし。
ただ、仕事ではコミュニケーションのベースに本当のこと、事実がないとうまく回りません。
嘘、隠し事が多い会社、組織はいずれ破たん、崩壊します。
だから、経営者や管理者など権力を持っている人は、従業員、部下に本当のことを話してもらえるような雰囲気づくりをする必要があるでしょう。
しかし、私の経験上は、残念ながらそういうことができる権力者はなかなかいないんですよね。
あなたの職場の人たちはどうですか?
あなた自身はどうですか?

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yoron at 09:28│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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