仕事人にとって本当に大事なのは、職務経歴ではなく環境適応力である相手が本当のことを言っているかどうかわからない、利害関係が絡めばなおさらだ

2016年12月09日

対人関係のコツは、相手から得られるものを意識すること

8月11日抜けるような青空1
(対人関係がうまくいけば心は青空)
表向きの会社の退職理由はいろいろあるでしょうが、私が感じるところでは、本音でいけば、「対人関係が嫌になった」というのがトップにくるのではないかと思っています。
やりたい仕事ができない、給料が安い、休みがなかなか取れない、キャリアアップができない、、、こういった理由も突き詰めていけば、そこにあるのは対人関係なのではないかと。
対人関係というのは、仕事ばかりではなく生きている限り常について回るものであり、それがうまくいっているかいないかで人生の充実度が変わってきます。
そう考えると、対人関係のコツをつかむのは大事だということがわかるでしょう。

対人関係のコツといってもそんな難しいものではありません。
難しいから悩むのであって簡単なら誰も苦労なんかしないよという声も聞こえてきそうですが、私自身の人生を振り返ってみれば、たしかに以前は対人関係で悩むことも多かったように思います。
でも、ある時ふと気づいたんです。
対人関係であまり悩まないようにするにはコツがあると。
それは何か、一言でいえば、“相手から得られるものを意識すること”です。
相手から得られるものが何もないと思うと相手との付き合いを苦痛に感じるものです。
しかし、自分の成長にとって相手から何か得られるというメリットを感じられれば、そのメリットを感じている間は付き合ってもいいかなと思うはずです。


嫌いな相手と付き合わざるをえない時は、相手の良い面を見つけるようにするとよいということがよく言われます。
これも同じことですね、相手から得られるものを意識するという点で。
馬が合わない嫌いな上司、嫌な仕事を押し付けてくる先輩、面倒くさい同僚、、、相手の嫌な面だけ見れば辛いだけですが、相手から得られるものを探し、それを見つけたところでそこだけ焦点を当てて相手と付き合っていれば、自分にとっていいとこ取りができるわけです。
何らかの理由で仕事を短期間で辞めることになったとしても、一緒に仕事をした人たちから何か得ていれば、それはもう立派な財産です。

私が対人関係のコツに気付いたのはだいぶ年がいってからですが、若い時に気付いていれば対人関係で悩んだり苦労することは少なかっただろうなと思います。
ただ、人生というのは不思議なもので、単純なことほど人生経験を積み重ねてから気付くんですよね。
前向きな思考をする人というのは、常に対人関係において相手から得られるものを意識するから誰とでもうまく付き合えるのでしょう。
逆に、後向きな思考をする人は、相手が自分と合わないと思った瞬間から相手からは何も得られない、相手と付き合うメリットは何もないと思い込んでしまうから相手との関係がどんどん悪くなってしまうのです。
あなたは今、職場や私生活での対人関係で悩んだり、苦労していませんか?

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