2016年12月07日

責任を取りたがらない上司のもとではどう働けばよいのか

かつて仕えた上司で責任を取りたがらない人がいました。
私に仕事を依頼しその出来がいまいちだったり、ミスがあったりして他人から文句を言われたり、責められたリすると、「こいつのいい加減な仕事のせいでご迷惑をおかけしました」とか言ってすべてを私の責任にしたり、面倒な仕事が回ってくると、「これはお前の仕事だ」などと言って私に押し付けました。
もちろん、面倒な仕事を私がうまく処理できなくてもそれはすべて私のせいになるわけです。
こういう人にかぎって他人の前ではいいかっこうをしていい人を演じようとするからたちが悪いんです。
こういう人の体質を見抜ける人なら問題ないのでしょうが、表面上は悪い人に見えないどころかいい人に見えてしまうことがあるので見抜けない人はつい騙されてしまうこともあります。
責任を取らないという点では、恥ずかしながら、私自身が部下を持った時にも逃げようとした(逃げた?)ことがありました。
自分が知らないところで部下が自己判断でやって失敗して誰かに迷惑をかけそのことで相手から責められた時などは、「いやぁ、実は私もよく知らなかったもので」とやや言い訳めいたことを言ったことがあります。

自分の仕事人経験を振り返って思うのは、やはり責任を取りたがらない上司のもとでは働きにくいということです。
部下をかばってくれる(守ってくれる)、部下の失敗やミスをカバーしてくれるはずの上司がそれをしなければ、部下は自分で自分を守るしかなくなり、立場上何の権限もないと苦しい状況に追い込まれたりして辛い思いをすることになります。
さきほど言った上司のもとで働いていた時は精神的ストレスがかなりたまったような気がします。
役割・権限・責任が分担されている組織で働くにおいては、一人で全部の責任を負う必要はないかもしれないし、うまく責任回避をするのも処世術として身につけておけば立ち回りやすいかもしれません。
ただ、部下の立場にすれば、常に自分を守ってくれ、仮に上司の知らないところでやってしまったことで失敗やミスがあってもフォローしてくれる上司なら、その人を尊敬し、信頼し、「この人についていこう」という気持ちになるものです。


そういう理想的な上司ばかりだったら仕事にやりがいを感じることもあるかもしれませんが、いかんせん現実の世界では運悪く責任を取りたがらない上司のもとで働かざるをえない時もあります。
こんな上司のもとで働けるか!と他の部署へ異動できたり、転職できればいいでしょうが、それができなければ、諦めて(耐えて)その人のもとで働くしかありません。
そういう時は、どう働けばよいのか。
嘆いてばかり、腐っていてもしかたがないので、気持ちを切り替えて自分にプラスになる働き方をすることです。
そのためには、具体的にはどうすればよいか。
私はどうしたか。
上司が守って(フォローして)くれないのなら、割り切って自分がやった仕事の成果については自分で責任を取るようにしました。
責任を取るといっても何の権限もない立場だとそれも限界があるのですが、お客さんや他部署から文句を言われたり、責められたリした時は、いちおう上司に報告はするものの、終始自分が前面に出て謝ったりしました。

そうしていると、不思議なもので、文句を言ったり責めていた人はそのことについては私が責任者だと思うようになり、そのこと絡みについてはすべて上司ではなく私のところへ連絡してくるようになり、また他のことでも私に連絡・相談することも増えてきたのです。
上司がダメ人間だと見抜いた人などは、「お前も気の毒だな、あんな上司に仕えて」と同情しながら、重要な仕事を直接私に依頼してきたり、重要な情報を私にだけ教えてくれたりしました。
そうなると、自然の成り行きとして仕事人としての私のノウハウ・スキルは増え高まるわけです。
だから、結論的に言えば、私の経験上は、責任を取りたがらない上司のもとでは自分が責任を取る覚悟で仕事をすれば自分の成長に役立つということでしょうか。
それに、責任を取る姿勢が身につけば他人から自分への信頼感が高まることにもつながりますしね。
あなたの上司はいかがですか?

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yoron at 09:46│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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