2016年11月27日

転職すると気付く、他人の考える常識はこんなにも違う

転職した人が新しい職場の上司やベテラン社員からこういう言い方で怒られたり、バカにされることがあります。
「お前は(あの人は)何年(何十年)仕事をやってきたんだ。こんな常識的なことも知らないのか(できないのか)」と。
こんなことを言う人の中では、自分が言った(指示した)ことは世の中で通用する常識(当たり前のこと)なんだという思い込みがあるのです。
例えば、“挨拶をする”というのは、言葉だけ聞けばそれぐらいは常識だし誰でもできると思うかもしれません。
でも、以前の勤務先では組織の序列に関係なく誰にでも会えば挨拶を交わし合うという環境だったのに、現在の職場はまずは序列の上の人から先に挨拶するのが慣例になっていたとしたらどうでしょうか。
きっと、現在の職場で長く働く人にとってみれば新参者の転職者は常識を知らない人間に見えてしまうかもしれません。
転職して違う風土・慣習の職場に身を置くと、こういった一見些細な事柄の経験から「他人の考える常識はこんなにも違う」ということをしみじみ感ます。

何十年も同じ会社で働いてきた人が何らかの事情で初めて転職することになった時、最初にとまどう、つまづくのは実はこういった些細な事柄です。
私は現在飲食業界で働いていますが、この業界は三社目の経験です。
今のところは入社二ヶ月目ですが、以前の二社はそれぞれ一年間働きました。
一年間ずつの経験しかありませんが、それぞれの会社での上司やベテラン社員が私に教えたことは、同じ業務でもやり方が異なりました。
基本的な皿洗い業務のやり方だって違ったのです。
もちろんシステム(業務の流れ)が違うというのはありますが、そもそも「皿洗いとはこういうものだ」という考え方が違ったのです。
だから、転職先で以前の皿洗いの経験を生かして同じやり方をしようとすると、「お前は皿洗いもできないのか!」と怒られてしまいます。
長年仕事人経験を積んだ人でも、新しい勤務先で“仕事ができない人”などとレッテルを貼られてしまうのは、悲しいかなこんなところにあるわけです。

郷に入っては郷に従え』ということわざがありますが、新しい仕事、新しい職場、新しい人間関係になったら、周囲から冷ややかな視線を送られても、バカにされても、“使えないやつ”と思われても、ぐっとこらえて新しい常識とやらを吸収することに努めたほうがいいでしょう。
ほんと、世の中で常識と言われるものほどあてにならないものはありません。
なんたって、十人十様で常識の考え方が違うことってありますからね。
誰かが「それは常識だ」と言う時、それは「その人にとっての常識」と思っていたほうがいいかもしれません。
いろんな人の常識を受け入れられるようになると変化対応力が身につきます。
これは仕事人にとっては大事な能力の一つです。
「お前はそんな常識も知らんのか!」と怒られたら(バカにされたら)、「すみません、常識のない人間なんです」と謝ったふりでもすればいいでしょう。
「あなたこそ常識はずれだ!」などと反論して仮に相手を論破したところで何の意味もないし、内心腹を立てることさえバカバカしいことです。
ほんと、何度も転職をしてみると、他人の考える常識はこんなにも違うんだなぁと実感しますね。

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yoron at 09:02│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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