2016年11月25日

できる仕事とやりたい仕事が違うってことあるよね

私は50歳目前のところで未経験の新しい仕事に就いたのですが、そのことを知ってこんなことを言う人がたくさんいます。
「これまで何十年も経験を積み築きあげてきたキャリアがもったいないね。これまでの仕事で培ったノウハウ・スキルを生かせる仕事のほうがやりやすいのでは?」と。
ふつうに考えればその通りなのでしょう。
定年退職後にそれまでの経験を生かしたビジネスで起業するのは、そのほうがやりやすく成功の確率も高いからです。
ただ、私だけでなく、他の人を見ていても、それまでのキャリアの延長線にない仕事を選ぶ人はけっこういるようです。

かつて、仕事で付き合いのあった外資系経営コンサルティング会社の経営コンサルタントはとても有能な人でしたが、ある時二人でランチをした際、「本当は今のような仕事ではなく、海外青年協力隊に入って発展途上国の開発に携わる仕事がしたいんだ」と言っていました。
また、かつて知り合いの人材コンサルタントに聞いた話ですが、大手企業を辞めてイギリスの有名大学に留学しMBAを取得し帰国した女性をキャリアカウンセリングしたことがあるそうですが、経験・実力からいって多くの企業に好待遇で就職できそうだったのに、彼女は子供の頃からの夢だったとかで花屋さんになったのだとか。
定年後に趣味を仕事にする人もいますが、似たようなものかもしれません。
最近もお店のお客さんから、25年間続けた仕事とは別の仕事をしたいという話を聞いたばかりです。

結局のところ、できる仕事がやりたい仕事とは限らないわけで、できる仕事とやりたい仕事が違うことがあるということですかね。
以前、できる仕事の延長で転職を重ねていた時、ある時期から何となくやりがいを感じなくなりました。
「たしかに、この仕事だったらどこへいってもそこそこできる自信はある。そうなるようにキャリアも積んできた。でもなぁ、私がやりたいことって本当にこんなことだったのかなぁ。何か刺激を感じないし、何となく仕事を淡々とこなしている日々のような気もするし。人生は一度きりだし、年齢とともにできなくなることもあるから、後悔しないためにもやりたいことをやろう」という思いが募りました。
そして今に至っているわけです。
率直に言って、やりたい仕事をしていると、最初は未経験で苦労が多くても精神的な充実感は感じますね。
たぶん、できる仕事ではなくやりたい仕事を選ぶ意味はそこにあるんだろうなと思います。

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yoron at 12:08│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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