欠点のある人のほうが付き合いやすいというのはあるよね少数精鋭とは、、、人は追い込まれた時に力がつく

2016年11月15日

年とってからの新人ってけっこういいもんだよ、刺激多いし、学べること多いし、謙虚になれるし

現在働いているお店で来店するお客さんに、「私は50歳目前でまったく未経験の料理人の道に飛び込んだんです」と言うと一様に驚かれます。
中には、「何でまたそんな年で急に料理人を目指したんですか?」とか、「よくこんな厳しい世界に飛び込もうと思ったね」とか、「これまでに培った経験・ノウハウを生かした仕事をするほうがやりやすいはずなのに」といったようなコメントをいただくこともあります。
おそらく、私が今でもかつての仕事の延長の仕事をしていて、今の私みたいに急に仕事人としての方向転換をした人に出会ったなら、このお客さんたちと同様の反応を示したことでしょう。
しかし、今ならば、そういう方向転換をした人の気持ちがある程度わかります。
他人には大胆な決断に見えても、本人の中では、後悔する人生を送りたくないからやりたいことはやろうみたいな強い思いがあって、気付けば自然にその方向に進んでいただけってあるんですよね。

それに、自分自身で経験してみて実感しているのですが、年とってからの新人ってけっこういいもんですね、刺激多いし、学べること多いし、謙虚になれるし。
仕事柄職場には若い人も多いのですが、若くても仕事上では私よりベテランがたくさんいます。
失敗やミスをすると、20代、30代の若い人たちからもビシバシ指摘され、叱られ、説教されることもあります。
そういう状況でも、私の中では、「仕事においては年齢は一切関係ない。できる人が上に立ちできない人を指導教育するのは当然だ」という思いがあるので苦になりません。
だからでしょうか、50代の新人生活を楽しんでいます。
「私は長年仕事人として経験を積みそれなりの力があるんだ。若い人ごときにあれこれ言われたくない」などといったプライドを持っていたら新しい仕事を楽しめないでしょうね。

「気持ちは若いんだ」と口にする年輩者は多いんですが、実際に若いかどうかは、例えば、仕事の現場で新人のような姿勢で仕事をしているかどうか見ればわかるような気がします。
常に謙虚で学びの姿勢を保ち、すべてのことを積極的に吸収し身につけようとする積極性があるかどうか、、、そういうのって仕事に慣れてくると案外忘れがちなんですよね。
自分が新人やっているからこそ実感できるメリットとして、周囲のいろんな人が仕事を教えてくれるというのがあります。
こちらが「すみません、新人なのでよくわからないんです。教えていただけませんか?」と言うと丁寧に教えてくれる人もいたりして本当にありがたいです。
本当に学ぶ意欲さえあれば、新しいことをどんどん吸収できるチャンスですね、新人の立場というのは。
もしあなたが今の仕事でベテランの域に達しているなら、新人時代を思い出して何か新しいことに挑戦してみるのもいいかもしれませんよ。

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