人の表と裏は、対人関係の場数を踏まないとなかなかわからない人は、自分の中の優先順位でしか動かないし、自分が見たい風景しか見たくない

2016年07月23日

中高年からの自作料理のススメ

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(料理作りは楽しい!)
中高年になってから新しいことにいろいろ挑戦してきましたが、中でもやってよかったと思っているのが自炊というか料理作りですね。
20代、30代の頃も時々自炊はしていましたが、その頃は料理作りに関する知識もほとんどないまま適当に簡単なものばかり作っていました。
そんな状態だったので、調理器具や食器類は必要最低限のものしか持っていませんでした。
また、住んでいた部屋が狭く台所も調理環境としてはあまりよくなかったので調理する意欲もわきませんでした。
40代半ばぐらいまでは外食が主流で、私の場合費用面で自炊よりも安上がりだったのでその食スタイルのままでいいと思っていました。

ところが、40代半ば頃に大病を患って長期間入院するという経験をし、また、40代後半にかけて体重が激増し、健康診断でも悪い項目が増えてきて、さすがに「このままでは人生の後半がダメになる!」と危機感を感じるようになりました。
そこで、思い切って調理専門学校に入学して調理や食に関することを勉強したのです。
学校卒業後は、飲食の仕事に就いて実践勉強をしました。
まったくのど素人状態から始めた料理作りなので、飲食の技術や知識を学び、多少の経験を積んだとはいえ、はっきり言って大した料理は作れません。
飲食で調理の仕事を経験したことがなくても、趣味で長年料理を作っていたような人のほうが私よりは美味しい料理が作れるでしょう。
主婦をやっている人のほうが料理の腕はたしかでしょう。


そんなレベルでも、調理をやってよかったなとつくづく思います。
それは、いろんなメリットに気付いたからです。
例えば、自分で料理を作るようになると、
・食材を買う時に、個々の商品に興味を持ちこだわりを持つようになります。
・安全面、栄養面、費用面などを総合的に意識するようになります。
・自分好みの味付けができるようになります。
・作る過程が見えにくい外食に比べ、食材調達から自分でやるので安心感があります。
・メニューを考え、実際にそれをかたちにしていく過程は頭を使うので、アイデアや工夫などの思考訓練に最適です。
・料理が作れるようになると他人からの評価が高まります。
・料理が作れるようになると友人や家族にふるまって楽しい場が演出できます。
などなど。

私は、お金をかけて専門学校で勉強もしましたが、それは、ほとんど未知の世界だったので基礎から身につけようという思いがあったからです。
私のように飲食の仕事に就きたいという思いがないのであれば、それこそ趣味の一つとして挑戦してみるのもいいと思います。
最初は、作るのが面倒、後片付けが面倒といったようなことはあるかもしれませんが、慣れていけば誰でもできるようになります。
多彩な料理は作れなくてもいいのです。
これぐらいなら作れるぞというのがあればそれがささやかな自信になったりするものです。
これまで料理作りとは縁があまりなかった中高年の皆さん、あなたもこれから料理作りに挑戦してみませんか?

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