何かが変わるだけで生活に潤いが出ることもある物事には潮時ってあるんだろうなぁと、私の飲み歩き終焉?

2016年07月07日

頭でわかっていても、いざやろうとするとなかなかできないことはあるものだ

大企業で働いていた頃、勉強大好き人間だったので、自分が担当している業務以外のことも知識として持っていたくていろんな分野について勉強しました。
例えば、人事担当なのに、経理や営業のことを勉強したりとか。
ただ、それはあくまでも知識にしか過ぎなかったので、その後忘れてしまったことも多かったし、また、それ以上に問題だったのが、勉強してわかっていたつもりなのに、実際それを自分がやることになった時に頭で考えた通りにはスムーズにはいかなかったことです。
どんな仕事にも言えることですが、経験してみないとわからないことも多いし、本当の苦労に気付かないことも多いものです。

営業をやったことない人間が起業して何かを売ろうとしたら、そもそも売る商品やサービスにどれぐらいの値段を付けていいかわからないとか、どうやって売ればいいかわからないとか、経理をやっとことがない人間は物やサービスを販売してお客さんから料金をもらったはいいがその後どう経理処理していいかわからないとか、会社を辞めた後の社会保険等の手続きのし方がわからないとか、そういったことはよくありがちです。
私は創業間もないスタッフが3名しかいない会社でも働いたことがありますが、その時は事務所の整備に始まり、新しいスタッフが増えた時の対応、営業、経理、総務、何でも経験しました。
一般住民が多く住むマンションの一室で産声をあげたので、隣近所の住民に迷惑をかけない配慮、日々のゴミ出しなんかもやりました。
そういった経験を通して、企業の存在には何が必要でどういうことをやらなければならないのか、具体的なことがわかりました。


そこそこの読解力のある人なら、巷にあふれているビジネス書の類を読んだり、ネット情報などから知識を得ることはできます。
それらをもとに自分なりの考えを持つこともできます。
営業をやったことないのに、「営業はかくあるべし」とか、経理をやったことないのに、「経理の本来の仕事はこうだ」とか、経営書を読んで得た知識で、「企業はこうあるべきだ。うちの会社はおかしい」などと持論を述べることはできるでしょう。
しかし、じゃ、その人は実際に営業ができるのか、経理ができるのか、起業できるのかといえば、できないかそうとう苦労するのが現実ではないでしょうか。
頭でわかっていても、いざやろうとするとなかなかできないことはあるもなんなんですよね。

ネットなどで、他人のアドバイスを求めている人に対するコメントでアドバイスになっていないコメントを見かけることがしばしばあります。
こういうことについて具体的に教えてほしいと言っているのに具体性のないことを書いていたりとか、そういうことは自分で勉強しろとか、まったく的はずれなことを書いていたりとか、そういうコメントを見ると、「あー、この人はそのことについては経験がないか本当は詳しくないんだな」とわかってしまいます。
具体的に何かを言うとすると、しっかり勉強したりとか、しっかり経験を積んでいないと難しい面がありますからね。
まぁ、そういうことを考えると、頭で理解できたことは、できることなら実際に自分で経験してみるところまでもっていけるといいのかなと思うわけです。

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