時間は自分にとって意味があることに使え、それ以外は無駄である私が一人飲み(単独行動)が好きな一番の理由

2016年05月24日

仕事が嫌なら辞めればいい、逃げればいい。ただし、その時はこんなことをすれば後で役に立つ

仕事人が仕事を辞める時は、本当は続けたかったんだけどやむをえずというのもあるかもしれませんが、多くの場合は、必ずそこに「嫌だから」という本音があるものです。
就職・転職の採用面接では、ネガティブなもの言いは受けが悪いので常にポジティブな姿勢をアピールするのが良いとされていますが、もし本音で言うことが合否に支障がないのであれば、ネガティブな理由が山のように出てくるでしょう。
ひどい会社だったとか、上司のパワハラに耐えられなかったとか、人間関係が悪かったとか、待遇が悪すぎたとか。
私はこれまでいろんな会社の職場で同僚が辞めていくのをたくさん見てきましたが、その人たちがどういう状況・事情で辞めていったかは、その人の日々の言動やその人が置かれている環境を観察していればだいたいわかりました。

会社から見たら、上司から見たら、その人は能力が低く仕事もできない、だから低い評価をする、これはある意味客観的です。
しかし、本人は主観的に物事を見て判断するので、私は一生懸命やっている、成果も出している、それなのに会社や上司の評価が低いのは不当だ、と思い込むのはよくありがちです。
例えば、期初に立てた営業の売上目標が1億円だとしたら、期の終わりに評価する場合、目標値を超えていれば高く評価し、下回れば低く評価する、これはまっとうな評価といえるでしょう。
しかし、担当者は低い評価で収入が少なくなるのは嫌なので、環境のせいにしたり、社内事情のせいにしたりしながら、もっともらしい言い訳に努めます。
会社や上司にはそれが言い訳に聞こえても、本人は言い訳だと思っていない(逆に正当な理由だと思っている)ところが評価というものの難しいところです。


それはさておき、他人の評価や他人の見方を受け入れることができないと仕事が嫌になり、辞めたくなったり、その仕事から逃げたくなるのは自然なことです。
仕事そのものが自分に合わない時もそう思うでしょう。
そんな時どうするか、私はね、辞めたければ辞めればいいし、逃げたければ逃げればいいと考えているんです。
そのほうが、不平不満や悩みを抱えながらとどまるよりよっぽど精神的に健全になれるからです。
不平不満や悩みを抱えながらとどまっていると、知らず知らずのうちにネガティブな姿勢になりやすく、それは言動に現れやすくなります。
それは自分ばかりか他人にも悪い影響を与えてしまうので、そういう点でも、仕事が嫌になったら辞める、逃げることをお勧めするわけです。

ただし、辞める、逃げるだけだと喪失感や寂しさぐらいしか残らないので、どうせなら、何かを得るというプラス面もほしいものです。
そこで私がお勧めしたいのは、辞める、逃げるタイミング(時期)を決めたら、「どうせ辞める、逃げるんだったら、今の仕事・環境で得られるものを、いるうちに最大限に得ておこう」という考えを持ち、実際にそうすることです。
実は、私がこれまで会社を辞めた時は必ずそうしてきました。
得られるものというのは、具体的には、仕事のノウハウとか情報とかですけどね。
変な話、辞めることを決意するまでの何年間よりも、辞めることを決意してから辞めるまでの数ヶ月間とか数週間のほうが、姿勢がポジティブな分吸収力が高く身につくスピードが早かったりします。

期限が決まるとそれまでにより多くのものを得ようと思うので、以前より観察が鋭くなり、なぜかいろんな面でポジティブになります。
仕事上でわからないことがあると必ず調べたり、誰かに聞くようになったり、今までは関心も示さなかった資料に目を通すようになったり、同僚たちが交わしている会話の内容に敏感になったり。
あるいは、これまで使いもしなかったPCの機能を詳しい人に聞いて操作法を教わったりとか。
何にしろ、辞める、逃げる時はこういうことをしておくと、後の仕事人人生で役立つんですよね。
ということで、今日の記事で言いたかったことは、「仕事が嫌なら辞めればいい、逃げればいい。ただし、その時は後で自分にプラスになるようなことをするとよいですよ」ということでしょうか。

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ

<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
時間は自分にとって意味があることに使え、それ以外は無駄である私が一人飲み(単独行動)が好きな一番の理由