データを盲信せず自分の頭で考えるクセをつけよう!勤め人は50代の決断・準備で第二の人生が決まる

2013年07月13日

嫌々ながら仕事をしているのなら、せめてオフは将来役立つことのために時間を使え

やっている仕事が嫌ならさっさと辞めて次の仕事を探したほうがいいというのは正論です。
勤め人に見切りをつけて辞めて起業した人ややりたい仕事に就くために転職した人は、「今の仕事は面白くないし、つまんないし、重労働のわりに給料安いし、嫌なんだよなぁ」とうじうじ言う人を見たら、その後向きな姿勢に対し「じゃ、さっさと辞めてしまえよ」と思うでしょうし、実際口に出してバシッと言うかもしれません。
しかし、世の中は正論通りに物事が動かないことも多いわけで、この場合も仕事が嫌でもその仕事をなかなか辞めない人は世の中に実にたくさんいるという現実があります。
仕事人、特に勤め人の中には、仕事が嫌でもかといって飛び出して起業または転職する勇気や行動力はなく、生活費を稼ぐためと割り切って仕事を続けている人だっています。

自分でも起業または転職する勇気や行動力がないことをわかっていて、かつ生活費稼ぎのためと割り切って仕事をしている人に、「そんな人生はつまらないだろう。勇気を出して今の仕事を辞め次へ挑戦しろよ」だの、「後向きな姿勢で後向きな言動しかできないお前はダメ人間だ」と言ってみたところで何の意味もありません。
そう言ったところで、「お前はいいよな勇気も行動力もあってさ」とか、「どうせ私はダメ人間さ。それがどうした」と言い返されるか、冷めた態度をとられるかです。
私はこれまで5社に勤めましたが、これまでの仕事人人生においては腐った気持ちで仕事を続けていた時期もあったのでそういう人の気持ちがよくわかるんです。


いくら仕事をしても相性の悪い上司からダメ出しばかりされる、上司や周囲の同僚たちとの人間関係がよくない、いつまでたっても評価・給料が上がらない、慢性的に長時間労働が続いている、職場でコンプライアンス・ルール違反が多くそれが常態化している、ワンマン創業者のもと皆んなが上ばかり見て仕事をしている、ヤル気のない社員が多く刺激がない、やりたくない仕事ばかり押し付けられる、、、気持ちが腐ってしまう出来事や環境というのはたくさんあります。
何があろうとどんな環境であろうと前向きな姿勢を保ち続けられる人はまったく問題ありませんが、多くの人はおそらく何かしら悪影響を受けてしまうものです。
自分に悪影響が及ぶのを避けたいと思う人は、自ら行動を起こしてそういう出来事や環境の改善を試みるでしょうし、改善は無理だと見極めた時には去るという選択をするでしょう。

私が観察するに、悪影響を受けて気持ちが腐りながらも仕事を続けている人は、そういう状態でありながらも仕事を続けていくために次のどちらかの行動をとっているようにみえます。
・仕事以外の時間を趣味や遊びなどに使うことでストレスを発散し、何とか自分の気持ちのバランスをとっている。
・せめて仕事以外の時間は将来役に立ちそうなことをしようと、勉強したり何かしらの準備をしている。
両者の違いは何かといえば、オフタイムを前者は仕事から一時的に逃れるために使い、後者は将来の人生のために使っていることです。

前者の場合は、仕事でもプライベートでも身につけられるものがないので将来苦労する可能性が大きいですが、後者の場合は、仕事で身につけられるものがなくてもプライベートでは何かしら身につけられるかもしれないので将来何らか突破口が見い出せるかもしれません。

私はね、自分自身の経験からも、嫌々ながら仕事をしている時期があるのはしょうがないと思うんです。
ただ、これも自分自身の経験から実感していることですが、仕事で気持ちが腐っている時は、せめてオフタイムには気持ちを切り替えて将来役立つことをやったほうがいいと思うんです。
私はどんなことをしていたかといえば、本を読んだり、PCのスキル習得に努めたり、社外の交流会に参加したり、ネットでコミュニティサイトを運営したり、そんなことをやっていました。
そういった経験は、このブログを書いていることもそうですが、いろんな場面で生きています。
年をとればとるほど、自分(仕事人)を取り巻く環境がどんどん厳しくなっていくのを否が応でも実感できるようになります。
30代後半以降になったら転職も難しくなりますし、仮に転職できても条件が次第に悪くなるというのはよくあります。
また、仕事人の世界では年齢の高い人ほど仕事ぶりを厳しく見られますし、若い人から何かとバカにされがちです。

繰り返しになりますが、仕事で気持ちが腐ってしまうことはよくあることだししょうがないことだと思いますが、自分の将来を考えるのなら、そんな状態の時はせめてオフタイムは将来役立つことをやったほうがいいでしょう。
たまには趣味や遊びに時間を使ってストレス発散するのもいいと思いますが、それ以上の時間を将来役立つことのために充てるほうが賢明です。
今、あなたは嫌々ながら仕事をしていませんか?
オフタイムには将来役立つことを何かやっていますか?

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