学生が学校を卒業し、社会人になる季節。当時の自分を思い出して新鮮な気分に。サクラ咲く、あれから2年、あなたは今どんな思いでいますか?

2013年03月20日

自分とは違うタイプと付き合うから考え方が柔軟になるんだ

「あいつは、私が言っていることを理解してくれない。理解力のない頭の固いやつだ」
相手が自分の考え方を否定した時など、ついこんなことを言いたくなることはありませんか。
人は他人から自分の言動を否定されると、否定した相手に対し悪い印象を持ちがちです。
人それぞれいろんな考え方を持っているということはわかっていても、違う考え方を真正面からぶつけられるとなかなかすぐには受け入れられないものです。

例えば、そうですね、あなたが毎日遅くまで仕事をして頑張っていたとしましょう。
そのあなたの姿を見た上司から、「お前はなんでいつも遅くまで残っているんだ。時間内に仕事を終えられないのは仕事ができない証拠だ。そんなんじゃ、評価は上げられないな」と言われたとします。
こう言われた時、あなたはどう思いますか?
おそらく、多くの人は腹の中で、「ふざんけんじゃねー。私が何のために遅くまで頑張ってるか知ってんのか!。そもそも、お前みたいなアホ上司がいるから部下は苦労すんだよ!」と毒づくのではないでしょうか。
こんな言い方をすると、部下のほうに同情が集まるかもしれません。


しかし、よくよく考えてみると、上司の指摘もある面では正しいはずです。
例に出した上司の言葉遣いだと、言われたほうは真っ先に感情的な反発が出てくるかもしれませんが、相手の労をねぎらう言葉を掛けつつ、やんわり相手の問題点を指摘してあげると部下の受け止め方も違ってくるでしょう。
仕事のし方は、他人の指摘を受けることでどんどん改善されていくものです。
だから、似たような考え方をする人ばかりと一緒に仕事をするよりは、自分とは違うタイプの人と付き合うほうが考え方が柔軟になり、仕事人としての成長に役立ちます。


違うタイプの人と付き合う、これがまたなかなか難しいんですよね。
極端な話、仕事はできるけど嫌いなタイプの人だったら避けたくなるのがふつうの人の心情ですよね。
ただ、プライベートでの付き合いは別にして、自分が仕事人として何かを得たいと思ったら、やはり、何らかの分野で秀でた人とは付き合うほうが賢明です。
そこは仕事は仕事と割り切ることも大事です。
あなたが今付き合っている人たちを改めて観察してみて下さい。
その中に、自分とは違うタイプの人はどれぐらいいますか?
自分と似たタイプばかりが周囲に集まっていませんか?

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