2004年07月31日
“自分”に負けるな!
最近、巷では“負け犬”という言葉が流行っているようです。
『負け犬の遠吠え』なんていう本も売れているとかいないとか。
ビジネスとしては、どんな言葉だろうが、流行って売れればいいのだろうから、面白おかしく取り上げている傾向もあるような印象を受けます。
たしかに、何かにおいて“勝ち負け”というのはあるのでしょう。
スポーツの世界であれば、勝ち負けを競うわけだから、当然勝者と敗者が存在します。
また、ビジネスの世界でも、企業間の競争は死活問題なので、やはり勝ち負けは重要です。
『負け犬の遠吠え』なんていう本も売れているとかいないとか。
ビジネスとしては、どんな言葉だろうが、流行って売れればいいのだろうから、面白おかしく取り上げている傾向もあるような印象を受けます。
たしかに、何かにおいて“勝ち負け”というのはあるのでしょう。
スポーツの世界であれば、勝ち負けを競うわけだから、当然勝者と敗者が存在します。
また、ビジネスの世界でも、企業間の競争は死活問題なので、やはり勝ち負けは重要です。
しかし、私は思うのです。
個人の人生において、勝ち負けというのがあるとしたら、それは、自分自身の内面にこそあるのではないかと。
つまり、自分の意思をコントロールできる状態が勝った状態であり、逆にコントロールできない状態が負けた状態なのではないかということです。
私たちは、常に自分の意志で何かをやろうと思います。
意志を持つところまでは誰でも同じなんだと思います。
その後、何で差がつくかといえば、意志を実行の段階まで持っていけるか否かだと思うのです。
ある人は負けそうになる自分に打ち克って意志を貫き、ある人はくじけてしまい何もやらずに終わってしまう、そこが分かれ目じゃないでしょうか。
世間、周囲は、それぞれが自分の思ったことを好き勝手に言います。
いろんなレッテルを貼ります。
他人を勝ち負けで評価することで、ある意味楽しんでいるのかしれないし、自分自身を鼓舞しているのかもしれません。
自分では負けていないと考えても、他人はそうは受け止めてくれないこともあるでしょう。
あるいは、自分では勝利を驕り高ぶるつもりはないのに、周囲が勝手に持ち上げてしまうことあるでしょう。
ということは、実際のところ、勝ち負けなんて、実はかなりいいかげんなもので、他人が勝手に分けてしまうだけのことのような気もするんです。
そう考えると、他人が何を言おうが、人生の勝ち負けは自分自身の中で判断すればいいのではないか、と思ったりします。
かつて、マラソン選手の有森裕子さんが、オリンピックで銀メダルを獲った際、「初めて、自分で自分を誉めてやりたいと思います」とインタビューの際応えていましたが、まさに彼女自身は、自分自身に打ち克って勝利をつかんだのでしょう。
他人の祝福もさることながら、それが一番嬉しかったのではないでしょうか。
世間の風潮に流されることほどつまんないことはないし、負け犬よろしく「自分は人生の落伍者だ」と落ち込むときこそ、本当の負けが忍び寄って行くのではないかと思います。
結婚できない、異性にもてない、学歴がない、給料が安い、就職先が見つからない、勤め先がブランド企業じゃない、住居がボロい、やってる仕事がカッコ悪い、、、それがどうしたってんだ!何だってんだ!
自分から真っ先に負けを認めているようなもんじゃないか!
まずは自分に打ち克とうよ。
堂々と生きようよ。
挑戦しようよ。
人生を楽しもうよ。
だって、自分は他の誰でもない自分だもの。
自分だけの一度だけの人生じゃないか!
個人の人生において、勝ち負けというのがあるとしたら、それは、自分自身の内面にこそあるのではないかと。
つまり、自分の意思をコントロールできる状態が勝った状態であり、逆にコントロールできない状態が負けた状態なのではないかということです。
私たちは、常に自分の意志で何かをやろうと思います。
意志を持つところまでは誰でも同じなんだと思います。
その後、何で差がつくかといえば、意志を実行の段階まで持っていけるか否かだと思うのです。
ある人は負けそうになる自分に打ち克って意志を貫き、ある人はくじけてしまい何もやらずに終わってしまう、そこが分かれ目じゃないでしょうか。
世間、周囲は、それぞれが自分の思ったことを好き勝手に言います。
いろんなレッテルを貼ります。
他人を勝ち負けで評価することで、ある意味楽しんでいるのかしれないし、自分自身を鼓舞しているのかもしれません。
自分では負けていないと考えても、他人はそうは受け止めてくれないこともあるでしょう。
あるいは、自分では勝利を驕り高ぶるつもりはないのに、周囲が勝手に持ち上げてしまうことあるでしょう。
ということは、実際のところ、勝ち負けなんて、実はかなりいいかげんなもので、他人が勝手に分けてしまうだけのことのような気もするんです。
そう考えると、他人が何を言おうが、人生の勝ち負けは自分自身の中で判断すればいいのではないか、と思ったりします。
かつて、マラソン選手の有森裕子さんが、オリンピックで銀メダルを獲った際、「初めて、自分で自分を誉めてやりたいと思います」とインタビューの際応えていましたが、まさに彼女自身は、自分自身に打ち克って勝利をつかんだのでしょう。
他人の祝福もさることながら、それが一番嬉しかったのではないでしょうか。
世間の風潮に流されることほどつまんないことはないし、負け犬よろしく「自分は人生の落伍者だ」と落ち込むときこそ、本当の負けが忍び寄って行くのではないかと思います。
結婚できない、異性にもてない、学歴がない、給料が安い、就職先が見つからない、勤め先がブランド企業じゃない、住居がボロい、やってる仕事がカッコ悪い、、、それがどうしたってんだ!何だってんだ!
自分から真っ先に負けを認めているようなもんじゃないか!
まずは自分に打ち克とうよ。
堂々と生きようよ。
挑戦しようよ。
人生を楽しもうよ。
だって、自分は他の誰でもない自分だもの。
自分だけの一度だけの人生じゃないか!
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 働くということ [ 藤井修の 夢の実現 ] 2004年08月08日 20:54
働くということ。
なぜかというと、生活費を稼ぐために働く。
なぜかというと、お金をためるために働く。
なぜかというと、みんなが働いているから働く。
なぜかというと、貧乏になりたくないから働く。
なぜかというと、ローンを返すために働く。
なぜかというと、
この記事へのコメント
1. Posted by じんわり 2004年07月31日 15:07
毎度ながら鋭い考察、興味深く読ませていただきました。
・・・でも、今日はひとつ反論させてもらいますよ〜。(笑)
「負け犬」という言葉が流行っていて、(実際、私も現在、
SOHO's Club のメルマガに『負け犬女のキャッシュフロー大作戦!』
というタイトルの連載を掲載してもらっているのですが・・・。
いわゆる今流行りの負け犬たちは、自分達を負けてるなんて、
実はぜーんぜん思っていません。
仕事も収入も恋もお洒落も習い事も海外旅行も・・・と欲張って
生きているあまり、目が肥え過ぎて結婚できなくなってしまった
30代の女たちが都会には溢れています。
そんな彼女たちが、あんまりふんぞり返ってちゃ申し訳ないからと
自嘲気味に自分を卑下して言っているだけなんです。
でも、彼女たちは、底知れぬ不安も抱えています。
それは、「老後」。今の生活を続けようと思ったら、
絶対仕事は止められない、年を取って働けなくなった時、
ひとりぼっちだったらどうしよう・・・という、まあちょっと
ムシのいい話ではありますが・・・。
私が起業したのは、負け犬女を含めた女性全般に対して、
「自分の経済は自分で作ろうよ。経済的に自立したらもっと
安心してイキイキ暮らせるんじゃない?そのためのノウハウなら
私の体験談教えるよ〜!」っていう呼び掛けでもあるんです。
なーんて、長々と失礼しました〜!!
・・・でも、今日はひとつ反論させてもらいますよ〜。(笑)
「負け犬」という言葉が流行っていて、(実際、私も現在、
SOHO's Club のメルマガに『負け犬女のキャッシュフロー大作戦!』
というタイトルの連載を掲載してもらっているのですが・・・。
いわゆる今流行りの負け犬たちは、自分達を負けてるなんて、
実はぜーんぜん思っていません。
仕事も収入も恋もお洒落も習い事も海外旅行も・・・と欲張って
生きているあまり、目が肥え過ぎて結婚できなくなってしまった
30代の女たちが都会には溢れています。
そんな彼女たちが、あんまりふんぞり返ってちゃ申し訳ないからと
自嘲気味に自分を卑下して言っているだけなんです。
でも、彼女たちは、底知れぬ不安も抱えています。
それは、「老後」。今の生活を続けようと思ったら、
絶対仕事は止められない、年を取って働けなくなった時、
ひとりぼっちだったらどうしよう・・・という、まあちょっと
ムシのいい話ではありますが・・・。
私が起業したのは、負け犬女を含めた女性全般に対して、
「自分の経済は自分で作ろうよ。経済的に自立したらもっと
安心してイキイキ暮らせるんじゃない?そのためのノウハウなら
私の体験談教えるよ〜!」っていう呼び掛けでもあるんです。
なーんて、長々と失礼しました〜!!
2. Posted by ヨロン/竹内富雄 2004年07月31日 19:12
じんわりさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。
ぐげぇ〜、たしけて〜(笑)。
んとですね、その通りだと思います(笑)。
もっといえば、“負け犬”には二種類あって、流行語をうまく利用している人、気持ちのうえでも
本当に負けちゃっている人、ではないでしょうか。
じんわりさんの場合は、完全に利用派ですよね!
『負け犬の遠吠え』(酒井順子著)は私も読んだのですが、著者の酒井さんは、インタビューの中で、
本当は女性たちを応援したかったんだみたいなことも述べています。
本が売れたという点では、商業上は勝ちかもしれませんね。
実は私、『日経トレンディ』(2004.6号)で男性版負け犬として登場したんです(^^;
私の場合は、現在長期失業中で就職活動も連戦連敗のため、それがネタになったんですど。
この記事を読んだ友人・知人からは、「お前のどこが負け犬なんだ」と言われました(笑)。
最近は、“負け犬”という言葉をたんなる流行語として気軽に使う傾向がありますね。
ぐげぇ〜、たしけて〜(笑)。
んとですね、その通りだと思います(笑)。
もっといえば、“負け犬”には二種類あって、流行語をうまく利用している人、気持ちのうえでも
本当に負けちゃっている人、ではないでしょうか。
じんわりさんの場合は、完全に利用派ですよね!
『負け犬の遠吠え』(酒井順子著)は私も読んだのですが、著者の酒井さんは、インタビューの中で、
本当は女性たちを応援したかったんだみたいなことも述べています。
本が売れたという点では、商業上は勝ちかもしれませんね。
実は私、『日経トレンディ』(2004.6号)で男性版負け犬として登場したんです(^^;
私の場合は、現在長期失業中で就職活動も連戦連敗のため、それがネタになったんですど。
この記事を読んだ友人・知人からは、「お前のどこが負け犬なんだ」と言われました(笑)。
最近は、“負け犬”という言葉をたんなる流行語として気軽に使う傾向がありますね。
3. Posted by 一郎 2004年07月31日 22:35
ヨロンさん。こんばんは。一郎です。
今日の私の日記にも、「負け犬」について書きました。
ヨロンさんの「負け犬」論、なるほどです。
今日の私の日記にも、「負け犬」について書きました。
ヨロンさんの「負け犬」論、なるほどです。
4. Posted by ヨロン/竹内富雄 2004年07月31日 22:55
一郎さん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。
一郎さんの負け犬論、読ませていただきました。
一郎さんのお考えにも同感です。
メディアがつくり出した現象に振り回されないことが大事かもしれませんね。
一郎さんの負け犬論、読ませていただきました。
一郎さんのお考えにも同感です。
メディアがつくり出した現象に振り回されないことが大事かもしれませんね。
5. Posted by じんわり 2004年08月01日 15:33
わっ、ごめんなさい。
ちょっと力入り過ぎてましたね〜。(恥!)
失礼しました。(ぺこり)
ちょっと力入り過ぎてましたね〜。(恥!)
失礼しました。(ぺこり)
6. Posted by ヨロン/竹内富雄 2004年08月01日 17:24
じんわりさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。
いえいえ、わ、わたしは、じんわりさんの鋭い反論に負けたのです(^^;
いえいえ、わ、わたしは、じんわりさんの鋭い反論に負けたのです(^^;