2011年05月06日

本格的ネット社会到来で見えてきたもの

一昨日、昨日と二日間にわたってこの本を読みました。
ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本
(ふくりゅう・山口哲一著、ダイヤモンド社)
近年、Google、Yahoo、mixi、GREE、モバゲー、twitter、facebook、ブログ、、、といったネットサービスがどんどん出現する中で、こういったものが今の世の中にどんな影響をもたらし、今後世の中はどう変わっていくのかといったことを解き明かしている本です。

私が気になったポイントだけを箇条書きにしてみます。
ネット社会では、
ソーシャルグラフ(人間関係図/信頼関係図)が重要になる。
・お互いの関係はゆるい絆で結ばれる。
・人間らしいアナログな部分は相変わらず求められる。
・現実社会で認められない人でも輝けるチャンスがある。
・従来の口コミが見えるかたちになることにより大きな力を発揮する。
・ネット、リアルを区別しないで、どちらでも通用するよう自分をブランディングすることが重要である。
・個人情報の流通も含め情報がかなり透明化する。
・セレンディピティ(思わぬものを偶然に発見する能力)が光る。
また、ネット社会で活躍できる人として、“キュレーター”と呼ばれる人がいるとか。
※キュレーターとは、ネットを通じて得られる情報を、テーマを決めて取捨選択し、自分なりの解説やコメントを加えて再発信することによって情報に新たな価値を提供する人。


この本を読みながら感じたことは、「あれ、これって私がずっとやってきたことじゃん」ってことですね。
日本にインターネットが普及し出すようになってから20年ぐらいといわれていますが、私は比較的黎明期の頃から関わってきました。
黎明期の頃は、ネットに興味のある人たちが草の根BBSをやったり、世の中では正体のよくわからないマルチメディアなんて言葉が流行っていました。
私はパソコン通信にどっぷりはまった一人ですが、当時の経験をもってすれば、本に書かれていたようなことはある程度は想像できました。

ネットというのは、既存のメディアが伝える情報で知識を得たり、他人から聞いた話で「ネットというものはこういうものだ」と理解したように思い込んではいけません。
自分で実際に使ってみて、使いこなしてみてその意味がわかり、その利便性やリスクに気付くものです。

例えば、私は、ホームページを自分で実際に作成してみました。
ブログはいろんな会社のツールを使って複数個作成しました。
mixiはマイミク1,000人(登録の上限)まで増やすことを目指し現在ほぼ達成しています。
twitterやfacebookなども既に活用しています。
ネットコミュニティは加入しているいくつかのSNSにおいて合計50個以上作って管理人をやっています。
また、ネットを通じてアナログな人間関係を感じるという点でいえば、これまで何百回といろんなオフ会に参加してたくさんの人たちと交流してきました。
こういった自分なりの経験をすると、冒頭で紹介した本に書かれていたようなことは実感できるんです。

私自身のことで最近面白いことがあったので一つ紹介します。
飲み仲間たちの勧めもあって、今年の2月から『華麗なる新橋徘徊族』という新橋の飲食店や夜の世界を紹介するブログを始めました。
個人のグルメブログはたくさんあるので、新橋飲み歩きという私の強みを活かして新橋というエリアに特化した内容にしました。
まだ2ヶ月程度しか経っていないのに、いつの間にか多い日で100人近くの訪問者がいるんです。
そんなに認知度は高くないはずなのに、なんでこんなにアクセスが多いんだろうと考えました。
そして気付きました。
もともと新橋という地に興味を持ち、この場所で飲み食い、特に飲んでみたいという人は潜在的に多いんです。
ただ、お店を知らないとどこへ行っていいかわからいし、行くにしてもお店に関するいろんな情報が欲しいわけです。
また、東京のあちこちを飲み歩くグルメな人たちでも、新橋でさらに自分の知らないお店を体験するために情報が欲しいわけです。
そのニーズに私のブログの内容が応えていたということです。
ある意味、私がキュレーターの役割を果たしていたようなものです。

本格的ネット社会の到来は、今後、仕事人の仕事のし方や仕事観、人生観にも大きな影響を与えていくでしょう。
そういうことを考えると、今の状況に満足していないで、もっともっと自らネットというものに積極的に関わっていくほうが賢明です。
一歩進んで、ネットを使って何かやってやろうぐらいのスタンスでいたほうがいいかもしれません。
「たくさん情報が得られるね」、「便利だね」、「他人とのやりとりが楽しいね」というとらえ方だけでなく、自ら何かに活用する、そういう積極性が必要だと思うわけです。

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yoron at 03:06│Comments(3)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 世の中を斬る! 

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この記事へのコメント

1. Posted by ヌマンタ   2011年05月06日 12:21
そうかなァ〜、私の周囲では、敢てネットに無縁で活躍している人少なくないけどね。
特に学生時代の友人は、ネットに距離を置く連中が多いけど、皆順調に出世して活躍している。みんなアナログというか、直接の人間関係を大切にする奴らばかり。
ネットは手段の一つ、そんな認識でも十分だと思います。
2. Posted by にしやん   2011年05月06日 16:46

ネットを絶対視するのはリスキーかな?と
最近良く思いますね。
3. Posted by ヨロン/竹内富雄   2011年05月06日 18:55
>ヌマンタさん

当然ネットは手段にしかすぎません。
それは仕掛ける側も深く関わっている人も十分理解しているでしょう。
要は、手段としてのネットを活用するのかしないか、活用するならどこまで活用するのか、そういうことなんだと思います。

あまり関わらない、あるいは活用しないスタンスの人にとっては興味がないのかもしれませんが、関わっている人からするとどんどん進化しているのを感じますね。

十数年前に会社でPCやネットの話題を出すと、上司や関心のない人からは「ふ〜ん」という程度の反応しかありませんでしたが、今やメールやネットは普通に使われていますものね。
外国企業相手だとメールができないと話にならないのが現実でしょうね。

>にしやん

ヌマンタさんのコメントでも書きましたが、ネットを絶対視するのではなく、手段として活用するかしないか、ということがポイントです。
それと、記事でも書いていますが、ネットが普及しても従来のアナログ部分を軽視するというわけではありません、念のため。

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