人生には必ずプラス面とマイナス面がある芸は身を助く?、飲み歩きブログ『華麗なる新橋徘徊族』

2011年04月06日

ネガティブ病にかかるな、かかったら早く治せ

仕事人歴24年。
この間において、“ネガティブ病”にかかったことが何度かあります。
症状としては、仕事や人間関係等についての愚痴や不平・不満がよく出ました。
「上司は私を正当に評価していない」、「何で私だけがこんなに苦労しなくちゃならないんだ」、「アイツは仕事をしていない」、「経営方針(経営者)は間違っている」、「こんな仕事(会社)なんか辞めてやる」、「やっている仕事の割には給料が安い」、、、とにかく、この病にかかっている間は、前向きな言葉、積極的な行動はほとんどありませんでした。

この病気にかかるともう一つやっかいなことがあります。
自分だけでなく他人にまで伝染させてしまうのです。
例えば、自分のもとにやってきた若い人をつかまえて、「お前なぁ、仕事なんか一生懸命やってもバカ見るだけだぞ」、「うちの上司、無能だよな」、「お前、どうしてうちみたいなサイテーの会社にきたんだ?」、と若者のヤル気を失わせてしまうような言葉を吐いてしまうのです。
若者は神妙な顔をして、「そうなんですか、先輩はご苦労されているんですね」などと適当に相槌を打ちながらも、内心では目の前の先輩に幻滅し、仕事に対する意欲を減退させていくのです。


ネガティブ病は一度かかるとなかなか治りません。
なぜならば、周囲にも同様の病にかかった患者が集まる傾向があるので、お互いに傷口を舐め合って回復を遅らせてしまうからです。
「そうだよな、お前も大変だよな。うちの会社は社員を評価できない会社だからな。社員がかわいそうだ」みたいなことを言い合いながら、自分たちの境遇を嘆き憐れむことだけに終始してしまうのです。
そこには、“前向きになり、積極的に行動することのみが状況を変えていける唯一の方法”という気付きがまったくありません。
考えてみればわかるはずです、こんな当たり前のこと。
後向きで消極的な姿勢や言動をとってみたところで何もいい効果は生まないですよね?

私自身、過去何度かこの病にかかってきましたが、幸いにもこの病から抜け出すことができました。
私を救ったのは、自分の仕事(会社)を離れ他の業界や職種の人たちと交流することでした。
もちろん、他の業界や職種の人でもネガティブ病にかかった人はいましたが、極力そういう人たちを避け、前向きで積極的な言動をする人たちとの付き合いを求めた結果、自助努力をすることの大切さ、前向きで積極的な言動が自分にツキをもたらすことに気付いたのです。
そんな経験から、私がお勧めするネガティブ病の処方箋は、前向きで積極的な言動をする人たちとの付き合いを増やすことです。
自分がネガティブ病にかかっている時には同じ病の人同士は気持ちが通じやすいので気が楽なのですが、何ら病気の治癒につながらいのです。

自分が何かに取り組もうとしている時に、積極的に他人に働きかけようとしている時に、「やめとけ、そんなことしたって無駄さ」、「誰からも評価されないよ、批判されるだけさ」といった反応しかしない人と付き合うことは意味ありますか?
自分の意欲を削がせる付き合いはマイナスの付き合いですよね?
前向きで積極的な人ならあなたの言動を支持してくれるでしょう。
あるいは共感しあなたと一緒に行動してくれるでしょう。
そんな頼もしき仲間たちが周囲に集まってくるようになれば、きっとネガティブ病にかかる暇もないかもしれません。

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この記事へのコメント

1. Posted by kyo   2011年04月06日 20:52
 なんかそういうの分かるような気がします。

 私も休みの日はジムに行っていろいろな人と交流して充電しています。あとは自己啓発本を読むことかな・・・

 もちろん、このブログを見てビジネスでの世界について勉強(大げさかな?)しています。

 ヨロンさんのブログを見ると、今までの会社での経験を振り返り、それを次の仕事にいかそうというのが分かります。
 
 いつもありがとうございます。
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2011年04月07日 10:08
>kyoさん

こちらこそありがとうございます。

kyoさんもいろいろされていらっしゃるんですね。
とても素晴らしいですね。
私もよく本を読みます。
いい本を読むといい方向に刺激されますものね。

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