私のブログのスタイル、スタンスはこうだ変なプライドは持たないほうが仕事はうまくいく

2010年05月11日

苦労して、苦労して得たものは自分の宝だ

仕事人を続けていく中では、誰でも苦労したことがあるでしょう。
苦労を伴わない仕事というのはありえないはずです。
あなたは今、仕事で苦労していませんか?
私は仕事人歴が20年以上になりますが、今自分の仕事人人生を振り返ってみると、苦労した仕事ほど自分に多くのものをもたらしていることを実感します。
逆に、あまり苦労していないような仕事はほとんど記憶に残っていないし、仕事人としてのノウハウやスキルを身につける上で役立っていませんね。

例えば、私は自分の仕事経験を通して、「業務改善」のノウハウやスキルを武器にしています。
これまでいくつかの会社に勤務し、この仕事を何度か経験しました。
業務改善の仕事は言葉は美しいのですが、実践する時はかなり苦労が伴います。
自分一人の仕事を改善するのならともかく、周囲や組織全体に影響が出るような改善を行う際には、いろんな反発も出てくるし、困難な状況にもぶつかります。
しかし、そういった反発や困難な状況を経験し乗り切っているうちに、いつの間にか業務を改善する習慣が身につき、それこそが仕事だと思うようになっていたのです。


業務改善について書かれたノウハウ本は世の中にたくさん出ています。
私もそれらの本をたくさん読み参考にさせてもらいました。
ただ、自分が相当困難な状況に直面した時、その状況を突破するために何か参考になる本はないかと必死に探しましたが、そういう時にかぎって適当な本がないんですよね。
その時はしょうがないので、自分の頭で考えて考えて、そして何とか切り抜けてきました。
そのことがまさに私にとってのノウハウやスキルになり、強みになったのです。

いつだったか、20代、30代の若手が多く集まる勉強会に参加したことがあります。
その勉強会で、ある大手企業の若手社員と話しをする機会があったのですが、彼は、「今、私の会社では全社あげて業務改善活動に取り組んでいるが、何の意義も感じず、無駄だとしか思えない」と言うのです。
聞けば、上司にそのあたりの疑問をぶつけても、会社の方針だからとにかくやれとしか言わなかったそうです。
そこで、私はこれはマズイと思い、その人の上司に代わり、業務改善の意義を説明し、彼の疑問の一つひとつに答えました。
最後に彼は、「ヨロンさんみたいな人が上司だったら、もっと業務改善にヤリガイを持って取り組めたかもしれません」と言いました。
嬉しい言葉であると同時に、これこそが私の仕事人人生を通して身につけたものなんだなと実感した瞬間です。

あなたは今、仕事で苦労しているかもしれません。
行き詰まって悩んでいるかもしれません。
でもね、必ずその経験が活きる日がきます。
仕事って不思議なもんで、どこかで同じような状況にぶつかるもんなんです。
その時こそあなたの経験が活きるのです。
今は苦労の連続かもしれませんが、将来必ずその経験が活きると信じ、頑張って乗り切って下さい。
他人はアドバイスぐらいしかできませんので、ぜひあなた自身の力でその状況を突破して下さいね。

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