livedoor「有名人ブログ」に登場することになりました私の夏休みは飲んだくれの日々。それもまた良きかな。

2009年08月29日

いろんな制約の中でもがいているのがサラリーマンだ

d9093d78.jpgこの度私のブログが登録されたlivedoor『有名人ブログ』の「社長/ビジネス」カテゴリの他のブログを見ていて感じたのですが、私のように一サラリーマンの立場で書いているブログは少ないような印象を受けます。
社長とか、独立して起業した方が多いような。。。
そういう中にあっては、どこかの会社に雇われながら日々の思いを綴っているブログは異色の存在かもしれません。

いえね、このブログを始めた時、私にはこんな思いがあったんです。
日本の仕事人の圧倒的多数は雇われ人、つまりサラリーマンじゃないか。
サラリーマンはサラリーマンとしての思い、感じ方があるはず。
そんな思いや、自分がサラリーマンとして経験したことを書いて、誰かが共鳴してくれたり、誰かの参考になれば嬉しいなと、そう思ったんです。

サラリーマンという人種の特徴を一言でいうと、「いろんな制約の中でもがいている」のがサラリーマン、といえるのではないでしょうか。
組織に属している以上、自分でやりたいと思ったことを勝手にやるわけにはいかず、いちいち上にお伺いを立てて承認・決裁を仰ぎ、実際に行動する時はあちこちと調整を行い、時には、不条理・不合理なことを押し付けられたり、、、そんな状況の中でもがきながら、生活のために何とか頑張っている、それがサラリーマンの姿です。


「そんなに今の仕事が嫌なら、さっさと辞めて転職すればいいじゃないか」、「独立して好きな仕事でもしたら?」と、社長業をやっている人やフリーで仕事をしている人は言うかもしれません。
しかしだ、実際に行動に移す勇気がない(なぜなら現状から何かを失うのが怖いから)、組織を離れて自分だけの力だけで食べていく自信がない、これが多くのサラリーマンの偽らざる本音です。
社長業をやっている人、フリーで仕事をしている人から見たら煮え切らない態度をとるサラリーマン族が歯がゆいでしょう。

本当は転職したい、フリーで仕事もしてみたい、、、でも、その一歩が踏み出せず、結局現状を何とか維持して生きていこうとしているのが私たちサラリーマンなんです。
私は独身なのでまだ楽なほうですが、家庭を持っている人にとっては挑戦はリスクに思え、より安定した生活を求めるものです。
このあたりがわかっていないとサラリーマンの言動はなかなか理解できないでしょう。

私は社長ではありません。
経営者でもありません。
フリーで仕事をした経験もありません。
学校を卒業して以来、会社をいくつか変わりながらもずっとサラリーマンです。
だから、サラリーマンの視点でしか書けません。
社長ブログのようにかっこいいことは書けません。
自分に特殊な能力があるわけではないので、世間にPRできるものもありません。
ただ、自分が生きている証として、サラリーマンである今のありのままの自分を表現したいのです。
サラリーマンは日々もがいています。
もがきながら働いている、生活している者同士にしかわからない気持ち。
こんな気持ちが一人でも多くのサラリーマンに伝われば嬉しいですね。


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この記事へのコメント

1. Posted by Shige   2009年08月29日 11:57
5 ヨロンさん、おめでとうございます!
いつもはmixi日記からだが今回はlivedoorのブログHPからアクセスしてます。
一歩踏み出すって簡単なようで勇気がいりますよね。
独立・転職だけでなく私にとっては結婚もそうかもしれません。
今回のヨロンさんの記事をみて一歩踏み出す元気がわいてきたような気がします。
今後は会社・職場を越えた飲み会等も企画しましょう。昨日新橋アンテナにも貼ってたが明日は投票いきましょう(笑)
私のブログもご覧くださいませ
http://blog.livedoor.jp/shii0056dv/
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2009年08月29日 14:24
>Shigeさん

ありがとうございます。
お互い頑張りましょう!
サラリーマン根性、大いに発揮しましょう!
3. Posted by TAD   2009年08月30日 13:48
経営者か否か。
サラリーマンかフリーか。
社会的地位とか独立とか所属とかよりも
『プロ』の意識があるかないかが重要だと思ってます。

フリーが偉いとか、サラリーマンだからダメというのではないし、どっちがカッコイイかなんて関係ないと思います。

サラリーマンでもプロの意識がある人はカッコイイし、経営者でもプロの意識がないと、いずれ崩壊する。

そんな気がします。

4. Posted by ヨロン/竹内富雄   2009年08月31日 23:16
>TADさん

おっしゃることにほぼ異論はございません。
ただ、“プロ意識”の部分を強調されると、よく妥協している私は辛いですね(笑)。
まぁ、なんにしろ、立場は違えど、仕事人としてのプロ意識を持つことは大事ですよね。

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