2009年03月07日

“群れ”とは適当に距離をおけ

集団や組織の中では“群れ”ができやすい傾向があります。
政界の派閥にかぎらず、会社に属しているといろんな群れがあることに気づきます。
社内派閥という群れ、一緒にランチに行く群れ、一緒に飲みに行く群れ、などなど。
私は今でこそ群れとは適当に距離をおくようにしていますが、以前は群れに加わっていないと何か不安を感じ、群れからはぐれないようにしていました。

では、なぜ今の私は群れとは適当に距離をおくようにしているのか。
その理由は次のようなことです。
・群れというのはある種の雰囲気に覆われているので、ある面で自分を殺してしまう。
・群れ病にかかってしまうと自立した生き方がしにくくなる。
・群れが力を失うとその一員である自分もその影響を受ける。
逆に、群れないことのいい点は何かといえば、
・常に自分一人で自分の人生を考える習慣が身につく。
・群れの雰囲気に流されない。
・自由な言動ができる。

会社や組織に属していること自体が群れではないかという考え方もあるでしょうが、私が言いたいのは、ある目的達成のために自ら望んで参加した群れなら構わないが、場の雰囲気のようなものに染まって何となく加わった群れは自分をダメにするということです。
ランチの例でいえば、自分は和食が食べたかったのに、周囲の同僚たちの群れがイタリアンを食べに行くことを決めた場合、その群れに加わったらどうなりますか?
群れに加わったら確実に和食は食べられません。
その結果、ランチに対する満足度は下がり、何かもやもや感のようなものだけが残ってしまうでしょう。

社内派閥に加われば、その派閥が力を持っている時は多少の利益が自分に分け与えられるかもしれません。
仕事も多少はやりやすいかもしれません。
でも、ただそれだけのことです。
その利益のために、自分の貴重な時間を犠牲にしなければならないかもしれません。
自分の良い面を殺して派閥の論理に従わなければならないかもしれません。
あなたはそれでも派閥に加わりたいですか?

冒頭で、かつては自ら群れに属していたと言いましたが、その当時のことを振り返って、群れの悪い点の一つとして印象に残っていることがあります。
それはね、群れの中では、その群れに属さない他人のことをあれこれ言う傾向があるということです。
多くの場合、それは悪口や批判です。
まったくもって低次元の話題です。
そんな話題をお互いが共有することに何の意味があるのでしょうか。
他人の評価を下げることはできるかもしれませんが、人間の生き方としてはとても悲しい、バカらしい生き方だと思いませんか?
仕事人なら、ちゃんとした目的を達成するためにきちんと仕事をして勝負することで自分を高めることこそまっとうな生き方ではないか、そう思うわけです。


yoron at 07:21│Comments(2)TrackBack(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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この記事へのコメント

1. Posted by ゲッコー   2009年03月07日 13:29
女の子のランチ友(ランチタイム症候群)はよく見ますが
男性にも似たような傾向があったんですね

群れる事で嫌な事は
その群れの中で集団極化というか、物事を公正に見られなくなる
集団の中の常識が個人にとっての一般常識になってしまう
集団に染まる、というのがあって
ものごとを広い視野で客観的に見られなくなるのが嫌だったかな
集団に所属していても、個々が自立していればいいのですが
ランチにしても
「今日はAさんとBさんは外で食べるんだって、コンビニ食派は誰?」
という集団ならOKなのですが
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2009年03月08日 12:25
>ゲッコーさん

はい、男性でもありますね。
そうですね、おっしゃる通り、群れの中で形成される視野というのは狭いですよね。
無理に一匹狼になる必要はないと思いますが、常に公正、客観的に物事を見れる状況に自分を置いておきたいものです。

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