慣れない仕事をするとなかなか大変ですわかっているんだ、本当は早く帰りたいんでしょ?

2009年03月05日

会社にはくだらないことがいっぱい

私の会社生活も20年以上が経ちましたが、その間、“くだらない”ことをたくさん経験してきました。
くだらないと感じるのは人それぞれ違うでしょう。
ただ、仕事をする上で、「これはどうみても仕事をやりづらくしているとしか思えない」というようなことは誰にでもあるのではないでしょうか。

かつて勤めた会社の話ですが、私の上司と他部署の上司の仲が悪いのが原因で私の仕事に支障が出ていたことがありました。
そもそも仲が悪くなった原因は些細なことでした。
他部署の上司が私の上司にある資料作成のためのデータ提供をお願いしたことがあったのですが、私の上司が忙しいという理由でそれを拒否したのです。
それ以来、他部署の上司は私のいる部署からの依頼には積極的に対応しないよう部下たちに命じたのでした。
しょうがないので、私は密かに裏で親しい人に協力をお願いしていました。
私に言わせりゃ、本当に大人気ないことです。

またこんなことを経験したこともあります。
ある会社に入社した時、入社したすぐの頃に親しくなった同僚からこんなこと教えてもらいました。
「ヨロンさんは入社したばかりだから知らないだろうけど、いいですか、○○本部の責任者のところへ挨拶に行くときは、まずA部長へ先に挨拶をするんだぞ。間違ってB部長から先に挨拶をしようもんなら後々仕事がやりづらくなるぞ」と。
理由を聞けば、A部長とB部長は以前から仲が悪くお互い張り合っていて、社内にはどうやらA部長派閥とB部長派閥があるらしいのです。
もちろん、入社早々で右も左もわからない私はこの同僚のアドバイスに従いました。
社外の人がみれば滑稽でしょうが、おそらく、どこの会社、組織でも似たようなことがあるような気がします。

「くだらない!」と内心叫ぶことはできても、生活がかかっている仕事では、本音を出すことはなかなか難しいものです。
それが世の中の現実というものなのでしょう。
しかし、私はこういった一見くだらない経験も世の中を渡り歩く処世術としては役立っていると思います。
ちょっと逆説的な言い方ですが、会社という組織の中でうまく立ち回って生き残るには、この“くだらない”ことにある程度慣れておく必要があると思うからです。
あなたはこれまでどんな“くだらない”ことを経験しましたか?
また、あなたが今“くだらない”と思っていることは何ですか?


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