社内のストレスを弱い取引先相手に発散すべからず“残業”はさせられているのか、しているのか

2008年04月01日

このブログが現場と経験にこだわっている理由

私はこのブログにおいて、一貫して、現場の仕事と自分自身の経験談をベースに記事を書き続けています。
なぜ、そのことにこだわっているのか?
理由は次の2つです。

1.仕事人の圧倒的多数は“現場”にいるんです。
2.現場で体験した具体的な出来事こそが共感を呼ぶんです。


私ね、読書が趣味なもんだからよく書店に足を運んで本を買うんです。
買う本の中にはビジネス書もたくさん含まれています。
というか、私はビジネス書が好きなのでよく買います。

書店で売られているビジネス書を読む度に思います。
こんな“あるべき論”みたいな内容は何の参考にもならんよ。だって、一番知りたいのは、もっとドロドロした、もっと日常的に現場で起きている出来事への対処法だもの」と。
私が言いたいことわかりますか?
つまりですね、理想論ばかりいっても現実は逆のことが多いわけで、多くの仕事人は現実の前で悩み、苦しみ、妥協し、挫折し、壁に突き当たっているのです。

例えば、ある経営者の経営観や人生観について書かれた本を読んだとしましょう。
仮にこの本を手にとって読んだにしても、書かれている内容は理解できるでしょうが、自分がその通り実践できるかといえば、多くの人は無理だと思います。
ある人は、自分は組織内では出世できないから、仕事はそこそこにやってあとは趣味に生きようと思うかもしれないし、ある人は、最初から正社員になることを諦めてフリーターの道を選ぶ人もいるかもしれません。

私はブログを通して自分の経験談を語りながら、現場で働く方々に自分の経験から得たノウハウやスキルが多少なりとも役立ってくれればいいなと願っています。
だから、私は記事を書く上で、現場目線というのにこだわっています。
自分が経験したこともなく、やる気もないことを「こうあるべきだ」などと評論家風に語っても共感は得られないですよね?


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 四方山   2008年04月02日 21:59
 その通りだ。しかし、未来につなげる。ストックしていくためには、感情を除しシステム化、マニュアル化することが必要であり、対処療法的な現場主義、人間主義でうまくいくことも多いのは言うまでもないが、その人がいなくなってもうまくいくノウハウとしてストックできる保険をかけていくことも組織が大きい場合は重要だし、歴史と伝統を重ねている企業には重要な面があると思います。革新が重要と一緒に、伝統、文化、歴史、組織論も重要と思うのです。
2. Posted by 天幸   2008年04月02日 22:13
5 おっしゃるとおりです!!
3. Posted by ヨロン/竹内富雄   2008年04月02日 22:25
>四方山さん

たしかに、システム化思考や体系立てて物事を考え構築することは重要でしょう。
ただし、それにおいても、現場感をうまく取り込めなければうまくいかないような気がします。

>天幸さん

共鳴頂きありがとうございます!

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
社内のストレスを弱い取引先相手に発散すべからず“残業”はさせられているのか、しているのか