2007年11月14日

あまり情報に振り回されるな

あまり情報に振り回されな、といってみても、現代は情報化(過)社会、どうしても周囲の情報に影響を受けてしまいます。
特に、自分の人生観、価値観、考え方が揺れている若い時には、いろんな情報に振り回されやすい傾向があります。
私も今の自分と比べてみると、若い時は情報の価値を吟味することなく、自分だけが情報から取り残されてはマズイとばかりに情報を追いかけるのに必死になっていたような気がします。

例えば、仕事観なんかがまさにその影響を受けました。
転職情報誌などで、「あなたは自分の能力を埋もれさせていないか」といった刺激的な記事を見つけると、「そうだその通りだ。今の自分は不当に低く評価されている。他社に転職すれば絶対能力を発揮できるはずだ」というふうに思い込んだものです。
転職ということを一度考え始めると、目の前の仕事から逃げることばかり考えるようになり、とにかく、少しでも現状よりいい環境のもとで仕事がしたいと、そんなことばかり考えていました。

仕事人として20年生きてきて今思うことは、仕事人として、人間として成長するためには、あまり情報に振り回されないで、本当に自分にとって価値のある情報のみを自分の中に取り入れていく能力を身につけることが大事だということです。
他人には必要な情報でも、自分の生き方においてはあまり必要じゃないという情報もあります。
いくら食べることが好きだといっても、グルメ番組などメディアで紹介されるお店というお店を食べ歩いていては、お金も体も続かないでしょう。
自分にとって美味しいかどうか、どういう食べ方をしたら自分は幸せになるのか、そういうことを念頭に置いた上で食べるほうが食を楽しめるのではないでしょうか。

資格を持っていれば就職に有利みたいなことをメディアがよく取り上げるせいか、時代が変わっても資格取得は相変わらずの人気です。
しかし、現場の最前線で働いている人からみれば、現場で応用できない(役立たない)資格は何の意味もないものです。
目的が曖昧なまま資格取得を目指す、これなんか情報に振り回される典型的な事例ですね。

私が新聞を読まなくなってもう数年になります。
そのことでチャンスを逃していることもあるかもしれませんが、今の私の生き方にとってマイナスというわけではありません。
むしろ、新聞を読んでいた頃、それによって得た情報は私自身にとって何の意味があったのだろうかと思ったりします。
自分を取り巻く情報について、自分が追いかけている情報について、一度立ち止まって、本当に自分に必要な情報なのか、その情報を得ることで自分は幸せになれるのか、等棚卸しをしてみることが必要かもしれませんね。


yoron at 22:17│Comments(4)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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この記事へのコメント

1. Posted by erde   2007年11月15日 22:29
たしかにメディアの悪いとこですよね。意地だらsなのかだらしないのか酔うわかりません。美味しいものは
こじん美味しければ美味しいんですよ。麻薬でも覚せい剤でも。
2. Posted by ニャンコ先生   2007年11月15日 22:31
そうですね。
日本人は特に周りに影響されやすく、人と同じを好む傾向が有ります。これには注意が必要ですね。。。
今の自分にとって何に興味が有るか=自分にとって必要な事が見えてくるはずなので、見極める事が出来る様になれると良いですね
3. Posted by 裸眼   2007年11月16日 03:25
テレビで紹介されてるお店に行きたがる友達がいて、時々一緒に行きますが、あまり美味しいと思ったことってないです。

ヨロンさんは今新聞読まないんですね。
僕は一時期新聞とってる時期もありましたが、あまり読めませんでした。ニュースならテレビやネットで見れるし、活字を読めというなら本がある。一概に言えるものではないかもしれませんが。
よくいる、たいした考えもなしに「そろそろ新聞くらい読め」とかいう大人って、あんまり好きになれないなぁ…なんて。
4. Posted by ヨロン/竹内富雄   2007年11月16日 23:52
>erdeさん

「麻薬でも覚せい剤でも。」、、、う〜ん、それはちょっと(^^;

>ニャンコ先生さん

昔から「横並び意識」のことはよくいわれますね。
他人と同じになって安心するとか。
そろそろ、他人と違う自分、自分らしさを大事にしていきたいもんですね。

>裸眼さん

そうです、今は新聞を読んでいません。
日経新聞などは大学生の頃、就職活動を始めたあたりから読み出しずっと読んでいたのですが、いつの頃からかあまり価値を感じなくなり読むのを止めました。
最近の若い人(大学生など)はどんな感じなんでしょうね。

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