嫌ならさっさと辞めるべし人それぞれお金を使うところが違う

2007年11月12日

品格とか、上質とか、気にし過ぎじゃない?

59bc1454.jpg本屋に行って、その単語がつい目に止まりついつい買って読んでしまうわけですが。
品格”とか、“上質”とか。
読むと、「たしかにそうだよな〜」ということはいっぱいあります。
が、「何もそこまできっちりしていなくても」というのも本音としはあるわけで。

いつだったか、ある居酒屋で呑んだくれていたら、いつしか見知らぬオジさんと“品格”について酔っ払い談議をしておりました。
私が「今の日本人には品格がないよなぁ」とか何とか言ったら、「俺は品格という言葉が大っ嫌いだ!品格なんちゅう言葉には品行方正を強制するようなイメージがあってな。俺には到底無理だわ」と言い返されたような記憶があります、おぼろげながら。

最近は、“クオリティ・オブ・ライフ”だの“ワークライフバランス”だの、一見美しいコンセプトが流行している感がありますが、「待てよ、これって一体どういうこと?」と真剣に考えれば考えるほどわからなくなってきました。
さきほどの品格とか上質といったものと似たようなものなのかなと。

何かに興味を持ったり、何かに夢中になったり、日常の中に何か楽しいことや面白いことを見出したり、、、人生ってそういうもんでいいんじゃないでしょうか?
クオリティ・オブ・ライフだのワークライフバランスだの、そういったテーマのセミナーにでも参加してありがたい話を聞き、そこで紹介されたプログラムにそって人生を送ったなら品格を持った人間、上質な人間になるのでしょうか?
私にはわかりません。

ただ、品格とか、上質とか、生活の質だとか、仕事と私生活のバランスとか、ちと気にし過ぎじゃないのかなと。
と言いながら、私自身そういうテーマの本や関連記事の載った雑誌を買ってしまうわけですけどね。
どうもいかんですな、酒を飲まないと、こんな変なこと考えてしまいます(笑)。


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