人には誰でも“過去”がある、だから。。。お互い学び合ってでっかい人間になろう!

2007年04月03日

時間をかけても土台を固めよ

仕事人も40代になると、会社、上司から未経験の仕事・課題を与えられた時、「それはやったことがないからできません(自信がありません)」とはなかなか言えないものです。
プライドもあるでしょうし、そんなことを言ったら恥ずかしい、馬鹿にされるんじゃないかといった恐れもあるのかもしれません。
しかし、私の経験上でいえば、40代になっても、知らないことややったことのない仕事のほうが圧倒的に多いのです。
そういう点では、「ちょっと自信はないのですが、、、」と言う分ぐらいは言ったっていいんじゃないかと思いますけどね。
自信はなくても挑戦することのほうがよっぽど大事だと思います。

ところで、未経験の仕事や課題はたくさんあってもいいと思いますが、一方で、仕事人としての基礎というか土台の部分はしっかり身につけておくべきです。
どういうことかといえば、例えば、ITの進化は早いのでそれらの仕事に関わっている人は技術についていくのは大変だと思いますが、それ以前に社会人であるので、社会人として挨拶をしっかりする、約束を守る、仕事人としてお客様に迷惑をかけない、こういったことは最も重視すべきことです。
私は採用担当の仕事をしていますが、面接の際に真っ先に見るのはこのあたりです。

私は長い間異業種交流会を主宰していますが、企画主催したいろんな会合で多くの起業を目指す若者や元気な若者たちとお会いしました。
その経験から感じたのは、成功しそうな若者や今後の日本に活力を与えそうな若者がいることもたしかですが、逆に、挨拶すらまともにできない、自分からは相手に何も提供しないのに相手から何かを得ようとばかりする、そんな若者たちもいるということでした。
もちろん、これは若者だけじゃありませんがね。

何だってそうだと思いますが、基礎や土台の部分がしっかりしていれば、ちょっと傷がついても、部分的に壊れても修復はしやすいのではないでしょうか。
また、しっかりした基礎や土台があれば、その上にさらにいろんなものをどんどん乗せて、よりいろんなものを創り上げたり、高くしたり、大きくしたり、そんなことが可能なんじゃないだろうか、そんなことを思うわけです。


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