批判するならやってみろストレスに強くなれ

2005年11月04日

要領のいいヤツ、悪いヤツ

世の中には、要領のいいヤツ悪いヤツが必ずいます。
特に仕事人の世界ではそれを感じますね。
一生懸命やっているんだけど要領が悪く評価の低いヤツ、逆に適当に手抜きしながらやっているんだけど要領がいいので評価が高いヤツ、そういう人たちがあなたの周囲にもいませんか?
小手先だけで要領のいい人ってどうも好きになれませんが、しかしながら、要領が悪いよりいいほうが得をするように思います。
あなたは、普段周囲から「要領いいね」と言われるほうですか、それとも「要領悪いね」と言われるほうですか?

例えば、私の仕事人人生において同じ職場で一緒に仕事をした同僚の中には、上司が在席している間は一生懸命頑張っているパフォーマンスをするのに、上司が帰ると自分もさっさと帰ってしまう人がけっこういました。
また、見栄えのいい企画書を作ってはここぞとばかりプレゼンに励む人もいました。
どちらも要領はいいんですよね。
要領がいいというのは、仕事を効率的に行うという意味でとらえるなら本当はいいことなんです。
しかし、皮肉っぽく「アイツ、要領いいよな」と言うとき、その言葉には“ずるがしこい”とか“うまくやったよな”とか、どちらかといえばネガティブな意味が含まれています。


仕事の世界では、もちろん要領が悪いより要領がいいほうがいいに決まっています。
要領がいいというのが、例え「うまくやったな」という意味が込められていても、物事がうまくいかないよりはうまくいったほうがいいわけで、誰でもすべてがうまくいってほしいと願っているのではないでしょうか。
私はどちらかといえば要領が悪いタイプだと思っています。
得意分野では多少要領のいい面もありますが、全体的にみればやはり要領が悪いほうかなと。
もっと要領良くやれば上司からも気に入られるのに、あちこちで要領の悪さを露呈してしまい上司からあきられている始末です。
まぁそれはそれで不器用な生き方しかできない人間なのでしょうがないんですけどね。

仕事の現場にいると、目下の人からは評判悪くても上司の覚えはめでたいという要領のいい人間がいます。
例えば、こういう人がいませんか。
仕事の一番美味しい部分は自分が担当し、面倒くさい部分や付加価値の低い部分は他の人に押し付けてしまう人が。
会社というところは付加価値の低い仕事から高い仕事まであって回っているのに、とにかく付加価値の高い仕事のみをやりたがる人っているんですよね。
こういう人たちを要領のいい人というのでしょうか。
確実にいえることは、要領のいいヤツがいれば悪いヤツもいる、それが組織というものではないか、そんなことを思うのです。

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この記事へのコメント

1. Posted by Nurul☆   2005年11月05日 02:24
そうですね、いますね、いいひと、悪い人。。。うちは…美味しいとこだけっていうよりは、裏や土台係の方が好きみたいで…あまり評価されない部分というか、見えない部分というか、「やった!」っていう感じがない部分。。に集中するのがが好きみたいです。
まぁ、いってしまえば作業の満足感は自己完結にありってとこなんですかね。
でも、ヨロンさんの紹介されている要領のいいひとだけでは、仕事の全工程はまわりにくそうですが…いかがでしょうか。ですから、いわゆる要領の悪い人は必ず必要だと私は思います。
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2005年11月05日 08:27
Nurulさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。

そうですね、組織というのは、集団というのは、要領のいい人もいれば悪い人もいるのが自然かもしれませんね。
要領がいい、悪いというのとは違いますが、Nurulさんが経験されたような裏、土台づくりで頑張る人の存在はとても大事です。
そういう人たちが頑張れる環境をつくるのは、経営者や会社側の役目かもしれません。

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