mixi(ミクシィ)でつながる人の輪「あまり無理するなよ」と言われても

2005年10月02日

“報・連・相”って案外難しい

仕事の現場では、よく“報・連・相”の大切さが説かれます。
つまり、「仕事をする上で、報告、連絡、相談はきちんとしよう」ということです。
言い方を変えれば、仕事で関係する人たちとのコミュニケーションはとても重要だということですね。
あなたは日々の仕事でうまいこと報・連・相していますか?
私はこれがへたでよく上司に叱られます。
ただ、言葉では簡単にできそうに思えるのですが、報・連・相って案外難しいもんだとつくづく感じています。
考えてみりゃ、報・連・相がスムーズに行える人間関係ができているなら、仕事はほぼうまくいくものです。

例えば、うまが合わない人が上司になったケースを想定してみてください。
最初のうちこそ報告をしていたものの、報告するたびにケチばかり付けられるようになると、そのうち避けるようになったりしないでしょうか。
相談しても何のありがたみも感じない人であれば、積極的に相談する気になるでしょうか。
もちろん、大人だし、仕事人なのだから、上司や仕事で付き合う同僚たちに報・連・相を行うことが基本であることは間違いありません。
間違いではないのですが、それがそう簡単ではないところに難しさがあるのです。


職場で、職場の外で日常的にこんな光景は見られませんか。
仕事の不満をぶつぶつ言ってる、あるいは言い合っている光景が。
例えば、「あそこの部門は本当に保守的だ。自分たちのことばかり考えて、嫌なことを他部門に押し付けてくる」とか何とか。
私なんかよく言われるほうです。
私は現在人事の仕事をしているのですが、一般的に人事担当者に文句をつけたがる部門(人)は多いですからね(笑)。

でも、こういった不平・不満や文句というのは、報・連・相がうまくなされていないことから発生しているのではないかと思うのです。
不平・不満や文句を関係ないところや影響のない場面でいくら言っても、何の効果があるというのでしょうか。
そういうことに費やしているエネルギーは、関係者に影響を与える場面で使ったほうがプラスに働くのではないでしょうか。
といいつつ、なかなかそれができていない自分に対し喝を入れたい気持ちです。
頭の中では“もっとも大事なこと”とわかっていながら、“報・連・相をきちんと行う”という行動が起こせていない最近の私です。



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この記事へのコメント

1. Posted by Erde   2005年10月02日 13:50
確かに難しいですよね。
コミュニケーションを普通に取れるなら報・連・相なんてことさらいう必要はないわけですし。
だいたい、ホウレンソウと口走るのは上司の方が多いような気がします。そして大概がコミュニケーションの取りづらいひとです。
ホーレンソウの言葉を借りて無理やり仲良くしようみたいな印象を受けちゃうのです。コミュニケーションが上手な人はホーレンソウなんていいませんよ。
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2005年10月02日 16:48
Erdeさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。

コメントをいただきありがとうございます。
そうかもしれませんね。
報・連・相ができていない職場は、そういう雰囲気をつくっていないマネージャー側の問題が大きいかもしれません。
本当は、仕事ならふつうにやって当たり前のことですしね。
3. Posted by あおいうみ   2005年10月03日 01:32
ども。
>本当は、仕事ならふつうにやって当たり前のことですしね。
どこまでが普通で、何があたりまえか、って、結構、人によって違ったりしませんか?
そういうグレーゾーンに白黒をつけてルール化していく努力も必要と思います。
この場合だと「どういうときには、誰に何をどうやって伝えるのか」。

会社規模にもよりますね。100人の会社でそんなにルールはいらないともいます。
(必要だとしたらそのほうが問題かも。)
でも、組織は成長します。100人の規模のやりかたのまま、1000人の組織は成り立ちません。

「ちゃんと会話しろよ。会話しないのがいけないんだよ」だけで、済ませてはいけないこともある、
と思います。
4. Posted by Hiro   2005年10月03日 23:31
こんばんは、

ホウレンソウが重要なのは解っておりますが、特に悪い情報は遅れる傾向にあります。

私のような零細企業でもそうなのです。


本来、悪い情報ほど早く把握して対処したいのですが、遅れる傾向にあるので、気を抜けません。

「良い、悪いは別問題として、会社としてタイムリーに対応しなければ・・・」等ということもありますが、社員としては「良い、悪いは別問題」が引っかかるのでしょうか?

まあ、確かに、ボーナスや昇給には影響しますが、放置して最悪の事態を招くよりは良い結果になると思います。
5. Posted by ヨロン/竹内富雄   2005年10月04日 22:29
あおいうみさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。

鋭いご指摘ですね。
たしかにおっしゃる通り、組織の規模が大きくなれば、いろんなことを「明文化」したり、共通のルールを決めてつくっていく努力が必要になると思います。
気心の知れた人たちだけのときは当たり前だったことが、いろんな人がたくさん加わることで通じなくなることはあるでしょうしね。
6. Posted by ヨロン/竹内富雄   2005年10月04日 22:35
Hiroさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。

おそらく、一般的にいえば、多くの人は「悪いこと」や「自分に不利益になること」は報告したがらないものでしょう。
ただ、それも報告を受ける側の姿勢によって変わってくるかもしれません。
報告した途端「バカヤロー、何やってんだ!」と怒られたら次回から報告しなくなるでしょうけど、「よく報告してくれたありがとう」という姿勢だったら報告する側は次回も報告しやすいでしょう。
なかなか難しいかもしれませんけどね。
7. Posted by うみ   2005年10月05日 20:22
ヨロンさん、こんにちは。
ひろさん、ご無沙汰しています。

>報告した途端「バカヤロー、何やってんだ!」と怒られたら次回から報告
>しなくなるでしょうけど、

「悪い報告を如何に早く上げさせるか」は、とても難しい命題の一つと思いますが、
確かに、ちょっとしたことで「より早く上がるようになる」ことはあるかも知れないですね。

どこかで読んだのですが、心理学の実験結果かなにかで、
「ほめる」「けなす」「ほめたあとにけなす」「けなしたあとにほめる」
のうち、教育効果の高かったのは「けなしたあとにほめる」だったそうです。
8. Posted by Hiro   2005年10月05日 21:45
「けなした後にほめる」ですか、参考になります。

「悪い情報をすばやく報告すること」に関しては褒めてあげなくてはなりませんね。


ところで、私はと言えば、虫歯を1年以上放置したままにしています。。。


こりゃぁ、だぁめだぁーー!!

難しいですね。

9. Posted by ヨロン/竹内富雄   2005年10月07日 00:21
うみさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。

なるほど
>教育効果の高かったのは「けなしたあとにほめる」だったそうです。
ですか。
私も勉強になりました。
誉める技術も身につけなきゃなりませんね。

10. Posted by ヨロン/竹内富雄   2005年10月07日 00:23
Hiroさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。

あー、それはいけませんね。
虫歯は初期治療が大切です。
虫歯の治療もなんか仕事のコツと似ていますね。

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