リーダー向きの人、不向きの人本を読もう!

2004年07月15日

“みんな”って誰?

あなたが言う“みんな”って誰よ?

自分の意見を言うときに、勝手に他の人までも自分と同じにしちゃっていませんか?

ある米国企業の日本法人での日本人部下と米国人上司の会話です。
部下 「“みんな”そう言ってますよ」
上司 「その“みんな”って、誰と誰なの?名前を全部言ってちょうだい」


私たちは、何気に“みんな”という言葉を使います。
あるいは、“日本人は・・・”という感じで、日本人全員を代表しているかのごとく言ってしまうことがあります。

私自身、会話の中でこの言葉をよく使います。
ある時、私がこの言葉を発したとき、そばにいた友人がすかさず言いました。
「あのさ、“みんな”って、俺のことまで勝手に代弁せんでくれよな。俺はお前とは考え方が違うんだぜ」と。
ドキッとさせられました。

その友人の指摘は正しいのです。
そもそも、“みんな”という言葉を発した際に、頭の中に思い浮かべた“みんな”1人ひとりに確認したわけでもないのに、私がその“みんな”を代表して発言すること自体おかしいのです。
本当は、“わたしは”という言うべきだったのです。

2人の人間の会話で、お互いが“みんな”という言葉を使ったにしても、その“みんな”に誰が含まれているのかは、それぞれ違うはずです。
1人は10人を思い浮かべているかもしれないし、もう1人は100人を思い浮かべているかもしれません。
それぞれが持っている人脈の幅で“みんな”の幅も変わってくるはずです。

“日本人は・・・”という言葉を使うのであれば、極論を言えば、1億数千万人の日本国民1人ひとりと実際に話して確認していることが前提になるのではないでしょうか。
そうしてこそ、確認した結果として、実感を持って日本人論を語れるような気がするのです。

日本人うんぬんはあくまでも極論ですが、“みんな”という言葉は、極めて抽象的だし、本来“わたしは”というべきシチュエーションでもよく使われます。
このことの弊害は、責任感の欠如につながりやすいことなのです。
自分だけじゃなく他の人も同じだよという意味になり、責任の所在が曖昧になってしまうのです。

私は、友人の指摘を受けて以来、意識して「私は、・・・と思う」というように、自分を前面に出すようにしています。
英語でいえば、「We think・・・」ではなく、「I think・・・」で話すようになったということです。
特に自分の意見を言うときは、やはり“わたし”を強調すべきでしょう。
次の会話から、意識して“わたし”を使ってみませんか?“みんな”ではなく。



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この記事へのコメント

1. Posted by Ikuko   2004年07月16日 01:00
おっ!写真が変わったね!凛々しくなってるぅ!
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2004年07月16日 10:16
いくこさん、こんにちわ。ヨロンです(^_^)。

気づいてくれてどうもです。
夏仕様に変更してみました(笑)。
3. Posted by けんとく   2004年07月18日 00:49
ヨロンさん、こんばんは。けんとくです。
確かに、何でもかんでも「みんな〜」とか「我々は〜」を使いがちですよね。
僕は仕事上では意図的に使い分けるようにしています。
でも、無意識のうちに曖昧に表現していることって他にもありそうですね。
ちょっと、普段使う言葉を発する前に意識してみようかと思います。
4. Posted by ヨロン/竹内富雄   2004年07月18日 03:31
けんとくさん、こんにちわ。ヨロンです(^_^)。

そうなんですよね、私もけっこう使ってるんです。
特に自分に都合が悪そうなときは(笑)。
やっぱり、意識しないとダメなんでしょうね。

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