キャリアづくりを会社任せにするな第5回ブロガーオフ会【この国のかたち】オフレポート

2005年07月08日

転んだら何か掴んで起き上がれ

542c57d8.jpg人間、生きてる間には転ぶことなんて何回もあるでしょう。
七転八起』という言葉もありますが、何回転んでも最後に起き上がればいいんだと思います、負けずにね。
転んだときは痛い思いをするでしょう。
骨折して長期入院を強いられることもあるでしょう。
軽い痛みから重い痛みまで、痛さはそのときの状況によっても、また人によっても違うかもしれません。
そして、人によってはその痛さを我慢する人もいるでしょうし、我慢できずわんわん泣き出す人もいるでしょう。

転んだことはしょうがないと思います。
転ばぬ先の杖』とはいえ、いくら細心の注意を払っていても転ぶときは転ぶのです。
大事なことは、転んだ後の対処法です。
パッと気持ちを切り替えて立ち直るのか、あるいは、いつまでも転んだことを後悔するのか。
私は、気持ちの上では常に前者のほうでありたいと思っています。
さらにいうなら、『災い転じて福となす』ぐらいの気持ちを持っていたほうがいいんじゃないかと思うのです。


そういう意味で、転んだらすぐ次の展開を考えようと思います。
転んだことを悔やむのではなく、むしろポジティブな展開です。
例えばこんな展開です。
転んだら、タダで起き上がるのではなく、何かを掴んで起き上がる
ひょっとしたら、転ぶ前は気づかなかったのに、転んだ瞬間、視界に落ちていた10円玉が入ってくることだってあるじゃないですか。
そしたら、「おっ、いいものめっけ。転んだおかげで10円玉を拾うことだできた」と思えるじゃないですか。
もちろん、お金が目の前に落ちていることなんてめったにないかもしれませんが、ここで言いたいのは、転んだ痛さだけを感じながら何もせずに起き上がるより、何かを掴んで、発見して起き上がったほうが、転んだことをポジティブに受け止められるし、得をするのではないかということなのです。

多くの仕事人は、仕事の現場にいるかぎり失敗を経験することでしょう。
一回も失敗しないで順風満帆で仕事人人生を送っているなんて人は、それこそめったにいないのではないでしょうか。
失敗の大小はあれ、人によって痛みの感じ方の違いはあれ、誰にでも絶対あると思うのです。
そして、多くの仕事人は、自分の人生の中でそういった失敗を経験しながらも、そこから何かを学びとり、それを教訓として力強く生きているはずです。
つまり、転んでもタダでは起きずに何かを掴んで起き上がっているというわけです。

それに何といっても、転んでも何かを掴んで起き上がるような人は、打たれ強い人間になるし、おそらく転んだ後の人生のほうが充実感を感じるのではないでしょうか。
そういう人は、きっと物事をポジティブにとらえる癖が身についていると思います。
それに比べると、転んだことを後悔し、いつまでもウジウジし、周囲に自分がいかに痛い思いをしたかだけを語る人は、いつまでたってもネガティブ思考から抜け出せません。
ポジティブシンキング、ネガティブシンキングといっても、その分かれ目は「気持ちの切り替えができるかどうか」だけです。
たったそれだけなのです。

子供が転んで泣き出したとき、お母さんがよくこんなことを言いますよね。
痛いところをさすりながら、「痛いの痛いの飛んでいけー」ってね。
これなどまさに、子供の気持ちを切り替えさせようとしているんだと思います。
ここで、お母さんが「痛いよね痛いよね、大変だー」などと言ったら、子供はきっと不安が増し痛さも増して、さらに泣きじゃくったかもしれません。
子供の頃だってそうやって育てられてきたわけですから、知恵のある大人なら、転んでしまっても泣かないで、次の展開を前向きに考えていけるだけの人生観というのかプラス思考があってもいいのではないでしょうか。






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