大事なのは“入り”と“出”をおさえること我、何かを為さん

2005年01月22日

仕事人と働く環境の関係

25bf2ce2.jpg今週から勤務地が有楽町(東京)になりました。
(フランク永井さんが歌っていた“有楽町で遭いましょう♪”の有楽町です、ご存知?)
今の会社には昨年12月に入社したのですが、所属部署の仕事が2つのオフィスに分散しているため、先週まではもう一方のオフィス(神田)に勤務していました。
働く場所が変わると新鮮な気分になりますね。
有楽町は、都会のオフィス街というイメージです。

考えてみれば、仕事人にとって“働く環境”は大きな影響を与えますよね。
環境の中には、地域もあれば、オフィス環境、社風など諸々のものが含まれます。
中でも地域やオフィス環境は最大の関心事かもしれません。
地域でいうと、私は社会人になって以来、中目黒、市ヶ谷、仙台、名古屋、神田、有楽町と勤務地が変わっています。
東京以外では、仙台と名古屋への赴任経験がありますが、住み慣れた地を離れ遠方の地域へ移ると、まずはカルチャーショックに見舞われます。


カルチャーショックといっても、見るもの聞くものが新しく本当に新鮮ということです。
いい意味での刺激ですね。
刺激という点でいえば、風景もそうですが、まずは“食べ物”です。
私は根っからの酒飲みなので、仙台では「牛タン」を、名古屋では「手羽先」をつまみによく飲んだものです。
今回勤務地が神田から有楽町に変わっただけでも、ランチに行く店が変わるので食生活が変わるようになりました。

オフィス環境でいえば、神田勤務の頃は、ほとんど我が社だけが入居している小さい雑居ビルでしたが、今は多くの企業が入居している駅前一等地に建っている高層ビル(新有楽町ビル)なので雰囲気もずいぶん違います。
出勤時の駅前は、多くの企業の多くの仕事人たちでごったがえしています。
ということは、この地まで通ってくるのに毎日満員電車に揺られているということでしょうか。

話変わりますが、私は“マンネリ”が嫌いな人間です。
マンネリというのは、どうしてマンネリになるかというと、ずっと同じ環境に居続けたり、同じことをやっているからなるわけです。
もちろん、常に自分で意識を刺激してマンネリ化を防ぐこともできないわけではないでしょうが、まぁなかなか難しいでしょう。
ゆでガエル現象』という言葉もありますが、人間は同じ環境に慣れちゃうと自然にマンネリ化してしまうのです。

えっ、『ゆでガエル現象』って何かって?
それでは簡単に説明します。
これは、企業がぬるま湯に浸かってしまったため、経営環境が変わっても社員が変化についていけないことを例えた言葉です。
一匹のカエルを水に入れ、ゆっくりと温度を上げていきます。
温度上昇がゆっくりなので、カエルは温度が確実に上がっているのがわからず、いつ間にか高温に達してしまった頃には体力を消耗して死んでしまうのです。
一方、カエルを最初から高温の水に入れようとすると、カエルは異変に気づいて水を飛び出し助かるというわけです。
このことから、社員がぬるま湯に浸かりマンネリ化してしまうと、企業の存続が危ういとなるのです。
あなたの会社は大丈夫ですか?

私は現在3社目の会社ですが、転職するのも私にとってはマンネリ防止策の一つです。
最初の会社の最初の配属は総務部でしたが、6年経った頃に他部署への異動を自己申告して異動しました。
私の頭の中には、「慣れた仕事ではあっても、同じことばかりやっていては必ずマンネリ化するし、そのことは“思考の硬直化”につながる」という危機感が常にあります。
そういう意味では、勤務地が変わったり、オフィフ環境が変わることもマンネリ化防止に役立っています。

目下の楽しみは、ランチタイムに店をあれこれさがすことです。
その点、有楽町界隈は店が多いので楽しいですね。
残念ながらまだ移ってきたばかりなので飲処は見つけていません。
というか、有楽町に勤務場所が変わってから一回も界隈で飲んでいません。
まっ、酒飲みの私にとってはこれは時間の問題です(笑)。
有楽町界隈で働いている、出没している皆さん、どこかで私を見かけたら声でもかけてやってくださいね。
さすがに、写真のように鉢巻はしていないと思いますが(笑)。



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この記事へのコメント

1. Posted by nextnet   2005年01月22日 21:13
こんにちわ。
私もいろいろな土地を飛び回りました。楽しかったですね、いつ
も新鮮な気分でいられて。今でも、仕事場を掛け持ち状態。仕事
場をいくつも持つと頭の切り替えが大変ですが、いろいろと比べ
る事が出来て楽しいですよ。
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2005年01月23日 13:40
nextnetさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。

コメントをいただきありがとうございます。
そうですね、人によっても違うのでしょうが、私も楽しかったですね。
おっしゃるように、違うことを経験するというのは、比較ができるので仕事人としては大いに役立ちます。

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