2023年09月17日

嗚呼、昭和なサラリーマンたちよ、化石人間になるなかれ

さらりーまん野戦学
(あなたの仕事人としての感覚、新しい時代についていけてますか?)
私が大学を卒業し仕事人として本格デビューした頃に読んだ本を書棚から引っ張り出して読んでみました。
読んだのは次の三冊です。
『さらりーまん野戦学』(深田祐介著、昭和60年刊)
『新さらりーまん野戦学』(深田祐介著、昭和61年刊)
『さらりーまん指揮学』(深田祐介著、昭和62年刊)
著者の深田祐介氏は、1931年生まれで既に故人になられていますが、私より33年前に生まれていますので、もちろん私より先に仕事人として仕事の現場で活躍された方です。
私は作家としてしかその名を知りませんでしたが、同氏は大学(早稲田)卒業後に、観光会社や外国航空会社など複数の企業を転職し、その後日本航空に入社して同社に長く勤務していたようです。
そんな仕事人経験を踏まえつつ書いたのが先程挙げた本です。
これらの書には、昭和時代にサラリーマン人生を送った氏のいろんな思いが書かれていました。

改めて読んでみて感じたのは、「嗚呼、昭和の頃って(私も経験したけど)、多くの人が古い企業体質の環境下で働いていたんだなぁ」ということでした。
例えば、同氏が語っていたことの中に、日本企業は村社会のようなところだから、一旦組織に入ったらその文化に溶け込む努力が必要だとか、そのような組織でうまく仕事していくにはこんな身のこなし方が大事だとか、みたいことがあって、自分の過去を振り返りながら「たしかにそんな雰囲気あったよなぁ」と当時のことを懐かしく思い出しました。
今どきの若者なら、「アホか!」、「くだらん!」ってなことが多いかもしれないですね。
でもね、私が新入社員の頃はこの深田氏の本を読んでそれなりに影響を受け、自分も組織の一員である以上そういう思考を持ち、そういう動きをしようと努めていたんです。
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2023年09月16日

ほんと、人の腹の内ってわからないよねぇ〜!

『牧野』(本所吾妻橋)瓶ビール
(正直、他人ってよくわからんよね!)
腹の探り合いという言葉がありますが、これは、相手の真意を知るためにお互いに相手が本当はどう思っているのか探り合う行為です。
要するに、人は発した言葉とは裏腹に本音ではまったく違うことを考えているかもしれないとか、あるいは発した言葉だけではよくわかない部分があるのでその意味することをもっと深く知りたいとか、そういう時に相手の腹の内を確かめたくなるわけです。
こういう思いは、特に人間関係において利害が絡む仕事の現場においては強くなります。
何せ、他人の発した言葉を真に受けて行動した結果、自分が不利益を被るなんてことはよくありますからね。

相手の人間性をみるには仕事で絡んでみるのがいいという話を聞くことがありますが、長年組織社会で生きてきた私はとても共感できます。
プライベートで付き合ってみると話しやすくいい人の印象がある人でも、利害が絡む仕事の現場だと急に人間が変わったように思える人って世の中にけっこういるもんです。
現在の職場でもそういう経験をしています。
利害が絡まないお互いの趣味の話題とか世間話をしている時の会話は和やかなのに、お互いが関わっている仕事で何か問題が起きると、「私は悪くない!、責任はこの人にあります!」と責任を一方的に押し付けたり、自己正当化をしたがる人がいます。
その瞬間に、私の中では、「ははぁ、この人は表面的にはいい人ぶっているのに、これがこの人の本当の人間性なんだなぁ」と一気に印象が変わるのです。
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2023年09月15日

ブログ『ビジネスピープル共和国』は仕事人人生論?

お茶の水駅の風景
(あなたにとって当ブログの印象は?)
いつだったでしょうか、かつて新橋(東京都港区)の会社で働いていた頃、行きつけのお店の女将さんにこんなことを言われたことがあります。
「あなたが書いているブログの『ビジネスピープル共和国』ね、あれ、とても面白くてためになるの。だから、うちの息子にも人生勉強になるから読むように勧めたのよ!。あのブログは、仕事人の人生論よね」と。
本人(私)は人生論として書いている意識がなかったので、この女将さんの言葉を聞いて、「あっ、他人が読むとそんな受け止め方もあるのか」と思ったものでした。

実は、新橋のお店では、この女将さんのお店以外にも行きつけにしていた他のお店の若い女将さんからもこんなことを言われたことがありました。
「あなたに紹介してもらったあなたのブログを読んだんですけど、仕事人の世界に精通しているって感じで私自身とても勉強になりました。こんなお願いをしていいかどうかわかりませんが、私の弟が仕事上の人間関係で悩んでおりまして、一度相談にのってもらえませんでしょうか?」と。
この依頼は快諾し、後日この女将さんの弟と一緒に飲みながら悩んでいる話を聞かせてもらい、私なりのアドバイスをさせてもらったことがありました。

記事を書いている側としては、「勉強になる」とか、「面白い」とか、「参考になる」等のコメントをいただけるのは本当に嬉しいものです。
当ブログは2004年7月から始めていますので、かれこれ19年続いています。
毎回駄文ばかりですが、こんなブログでも長年お読みいただいている方もいらっしゃるようでありがたいかぎりです。
読者の皆さんにとって、当ブログは冒頭で紹介した女将さんの言葉のように、“仕事人人生論”について書かれているという印象が強いんでしょうかね?

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2023年09月10日

何となくサラリーマンではなく、“職人”タイプのサラリーマンを目指せ

大きなブリ
(職人の仕事に対することだわりの姿勢、これはぜひ見習いたいものだ)
私は“サラリーマン”という言葉があまり好きではないので、当ブログの記事においてはあえて“仕事人”という言葉を使うようにしているのですが、まぁ世間一般的には多用される言葉なので、今回の記事ではサラリーマンという言葉を使ってみます。
大学など学校を卒業しどこかの会社に就職すると、多くの人は会社から与えられた仕事をこなして給料をもらうサラリーマン人生を歩むことになります。
私自身そんな人生を長年歩んできましたし、正規労働者から非正規労働者になった今でも同様の人生を歩み続けています。
ただ、働き方や仕事人としての思いという点において、かつてと現在を比べてみた場合、大きく異なっていることがあります。

それは何かというと、やや抽象的な言い回しになってしまいますが、かつては、「何となくサラリーマン」していたのが、現在は「“職人”タイプのサラリーマン」をしているということでしょうか。
どういうことかといえば、かつては、会社から与えられた仕事(役割)を淡々とこなして完遂するという意識のもとで仕事に取り組んでいたのですが、現在は、同じ与えられた仕事でも、それを自分が目指している仕事人の姿のために利用させてもらって腕を磨いているという感じです。
わかりやすくいうなら、靴職人としての仕事人人生を歩んでいる人が、ひたすらより良い靴を作るために日々研鑽しているようなものです。
こういう人は、仕事が嫌にならないかぎり、そして仕事の成果がお客さんに受け入れられているかぎり仕事を失うことはありません。
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2023年09月09日

言葉遣いって難しい!、「問題ない」が「問題ある」?

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(たかが言葉、されど言葉)
私は現在59歳ですが、この歳になっても“言葉遣い”の難しさをつくづく感じます。
日頃こうやってブログの記事も書いたりしてネット上での書き物も多く、またかつては読書家でもあり、たくさんのいろんな人たちと数多くの言葉のキャッチボールをしてきたはずなのに。
そんな私でもいまだに言葉遣いの難しさを感じるのは、おそらく、自分が発した言葉が自分の意図通りに相手に伝わらなかったり、それどころかまったく理解されずネガティブに受け止められてしまうこともあるからでしょう。
考えてみると、他人というのは自分とはまったく異なる環境で育ち、異なる経験をし、異なる思考を持っているのだから当然のことなのかもしれません。
何となく似たような面があっても、それは自分がそう思い込んでいるだけで実際は違うのだと思います。

一昨日、職場の同僚たちの会話でこういうことがありました。
私が何気なく発した言葉が相手の気分を害してしまったのです。
台風が近付いてきていたので、年輩の女性同僚に対し「明日は台風で通勤が大変じゃないかと思う。いっそのこと休みをとられてはいかがですか?。仕事のほうは私一人で回せますので何も問題ありません」と。
この同僚とは同じ仕事をしているのですが、私が軽く言った言葉を同僚はこう受け止め批判したのです。
「問題ないですって?。私は大して仕事をしていないようじゃないですか。とても気分悪いです。あなただって、他人から同じように言われたら私と同じように感じますでしょ?」と。
そして、そばにいた他の女性同僚も彼女の切り返しにうなづいていました。
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2023年09月03日

安易なビジネスアイデアはうまくいくわけがない、世の中を甘く見るな!

起業
(世の中を甘く見すぎていませんか?)
ネット界隈や巷では、今だに「簡単に大儲けできます!」みたいな安直なビジネスの宣伝が出回っていますが、こういう文句を目にする度に「アホか!」と思ってしまいます。
それなりに仕事経験を積んできた仕事人であればそれが大嘘であることは簡単に見破れるはずです。
しかし、残念ながらこういう単純な嘘でもひっかかってしまう人がいるのが世の中なのでしょう。
それなりのお金を稼ぐのは大変であるということぐらいわかっていてほしいものです。
最近、無職の60代の知人が、今流行りのYoutuberをやればいくばくか稼げないだろうかとネット上でつぶやいていましたが、本人の実際の思いがどれほどかわからないものの、現実を調査してみればこの世界で稼ぐことがいかに難しいかに気付くのではないでしょうか。
Youtuberが少なかった頃ならそれなりの希少価値で稼げたかもしれませんが(先行者利益)、今はもうあふれており、数十万のアクセスがあっても大して稼げないと実態を明かしているYoutuberもいるぐらいです。

今からYoutubeの動画技術を習得してビジネスで使うのであれば、それ自体で稼ぐというよりは、自分が今やっている既存のビジネスの補完に活用するとかのほうが賢明だと思います。
ただし、もし、誰もやっていないが絶対これなら世の中の多くの人の関心をひけるというコンテンツを持っているのであれば挑戦していいかもしれません。
あとはまぁ、ビジネスとしてではなく趣味でやるとか、そんな感じではないでしょうかね。
かつて、ブログのサイトに書籍などの広告を張り付けて稼ぐアフィリエイトというのがありましたが、当時、ちょっとだけやってみようかなと思ったことがあったものの、大したアクセス数もないブログでは絶対稼げないという冷静な判断が働き結局やりませんでした。
そのうち、このビジネススタイルは消滅していきました。
安易なビジネスというのは得てしてこういうものです(こういう結末を迎えるものです)。
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2023年09月02日

仕事の不満の原因を突き詰めてみよ、そこから本当の仕事選びが始まる

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(あなたが今抱いている仕事上の不満の根本原因は?)
仕事人なら、おそらく多くの人が仕事上の不満というのを持っているでしょう。
その不満をどうやって解消するかはそれこそ人それぞれにやり方が違うと思います。
私の場合は、かつては、気の合う職場の同僚と仕事帰りに飲みに行っては酒の力を借りて不満を吐き出したり、勤務先の風土や対人関係に行き詰ったらその勤務先を辞めて転職したり、あるいは読書など好きなことに没頭して気を紛らしたり、そういうやり方をしてきました。
また、こういうネット活動も気分転換できるので私にとっては不満解消の最高の手段です。
私は現在59歳で来年は還暦を迎えますが、若い頃に比べたら仕事上の不満はだいぶ減りました。
それは、今の仕事が以前の仕事に比べより自分に合っているからではないかと思います。

最近つくづく思うのは、やっぱり、仕事というのは自分に合うものでないと精神的に辛いよなと。
若い頃は、大企業のブランドに憧れたり、きれいな最先端のオフィスで仕事したいという願望があったり、他人の前で自慢気に語れる(かっこいい)仕事に就きたいという思いがあったり、仕事で高収入を得たいと思ったり、そんなのがあったのですが、事前の希望が叶ってその仕事に就いてみても、時が経つうちにいろんな不満を抱えるようになり、そして「こんなはずじゃなかった」という結果になることはよくありがちです。
過去を振り返れば私自身がそうでした。
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2023年08月27日

【生き方】50代以降は心掛けたいこと、“足るを知る”

『九州いろり塾』(福岡)飯炊き
(あなたが自分の生き方として心掛けていることは何ですか?)
あなたは、“足るを知る”という言葉をご存知でしょうか?
言葉の由来と意味は、、、中国の哲学者・老子の思想が由来です。
老子が書いたとされる道徳教の一節の中に「知足者富、強行者有志」と書かれた箇所があり、この知足者富の部分が現代語に訳され、「足るを知る」ということわざになったそうです。
つまり、何事に対しても、“満足する”という意識を持つことで、精神的に豊かになり、幸せな気持ちで生きていけるということを表しています。
身分相応に満足することを知り、それ以上は求めないようにするという意味です。
不満を言っても、自分がみじめになるだけで状況は変わらないということでもあります。

私は現在59歳で来年誕生日を迎えたら60歳になり60代のライフステージになります。
そんな私が最近よく意識するのがこの言葉です。
仕事人人生は一番バリバリ働いた(働けた)40代をピークにして(収入もこの頃が一番多かった)下り坂をゆっくり下っているイメージです。
このイメージが頭の片隅にあると、自分自身、また自分を取り巻くいろんな物事を素直に受け入れ、そして感謝することが増えてきました。
・五体満足で健康的な日常生活が送れていることのありがたさ
・非正規労働者で時給働きだけど仕事をさせてもらえることのありがたさ
・収入内で衣食住がそれなりに確保できていることのありがたさ
・こんな私とでも付き合ってくれる人が周りにいることのありがたさ
などなど。

反面教師という言葉がありますけど、いい歳しているのに国やら会社やら他人の批判ばっかりしている人たちの姿を見るにつけ、自分は決してこういう人たちのようにはなりたくないと強く思います。
自分は批判している国やら会社やら他人の行為によって何かしらの恩恵を受けていながら、それは無視して自己中心的な言動をする、そんなのは私に言わせりゃ成熟した大人ではないです。
世の中の環境が悪いと声高に叫ぶんなら、せめて自分の日常生活の中でほんの少しの時間を割いてゴミ拾いでもして身近な環境を良くする活動をするとかやってほしいものです。
そういう一日一善的な行動を実践しながら叫ぶならこちらも聞く耳を持つというものです。
今朝は午前4時半前に起床しましたが(平日はいつもこの時間に起きる)、実にすがすがしく気持ちのいい朝の時間を過ごしています。
ほんと、人生は気持ちの持ち方一つで良くもなり悪くもなりますね。

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2023年08月26日

実態・現実を知らない儲け話にはのるべからず

本
(ちょっと待った!、その話、うますぎませんか?)
正社員として大手企業に勤めていた頃、どこで私の個人情報を得たのか知りませんが、ある日突然電話がかかってきて商品先物への投資を勧められることがしばしばありました。
相手は電話口で一方的にまくしたてます。
「実は耳寄りな話がありまして、あなただけに密かにお知らせお勧めするのですが、今こんな動きがありまして、今投資すれば必ず儲かります!」と。
もちろん、この手の電話は相手の話を最後まで聞かずガチャンと切っていましたけど。
恥ずかしい話ですけど、大学生の頃に悪徳英会話教材セールスの罠に二度ひっかかったことがありました。
そういった過去もあって社会人になってからは多少用心深くなっていたかもしれません。

それにしても、世の中、こういう詐欺、詐欺まがいの儲け話があふれていますね。
そして、悲しいかな実態や現実を知らない人たちがまんまと騙されていたりします。
いや、そういう人(実態や現実を知らない人)だけでなく、生半可な知識を持っている人も「儲けたい!」という欲に目がくらんで判断を誤ることがあるものです。
実際、40代の頃(仕事人として脂がのっていた時)に顔見知りの知人から融資話を持ち掛けられ、それなりの金額を融資したところ持ち逃げされたという苦い経験があります。
その時は、融資話の内容を詳細にチェックすることもなく、相手を信用し過ぎてしまったというのもありました。
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2023年08月20日

“生産性”を感じない生活は辛い

キャベツの千切り
(生産性が大事なのは、仕事の場面だけにかぎらないと思う)
8月11日から始まった10連休も今日が最終日。
明日からまた仕事を再開します。
この連休を通して感じたことを雑感として述べてみます。
全体を通して一番感じたのは、“生産性”を感じない時間は過ごすのが辛いということです。
生産性というのは、難しくと言うとこうなります。
『生産するために投入する要素(人件費、設備、原材料など)の量に対して、どれぐらいの生産物が算出されたのかを測定する指標。 投入される量に対して生産物が多ければ「生産性が高い」状態であり、逆に投入される量に対して生産物が少なければ「生産性が低い」状態である』。

私なりの言い方をすると、何かに時間を掛けて取り組みその成果(生産物)を生み出せば生産性のある時間の使い方をしたことになり、時間が過ぎるままダラダラ過ごし何の成果(生産物)も生み出さなければ生産性のない時間の使い方をしたということです。
そして、前者の時間の使い方をした場合は充実感があるけど、後者の場合は充実感がなく辛いということです。
この切り分けで、今回の連休を振り返ってみると、朝起きてからブログの執筆をしたり、ネットで情報収集したりSNSでいろんな投稿をしている時間や、朝食・昼食・夕食を調理している時間の時は生産性を感じることができて充実していたけど、特に集中することもなくネットで流し気味に動画を見ていたり、暑さに負けて外出せず部屋の中でただゴロゴロしていた時間は何の充実感もなく退屈で辛さしか感じませんでした。
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2023年08月19日

異なる立場(環境)を経験することで“気付き”を得よ

『牧野』(本所吾妻橋)瓶ビール
(意識して異なる立場や環境を経験してみよう!、そうすれば必ず得られるものがある)
かつて正社員として会社勤めをしていた頃、仕事帰りによく飲み歩いては飲み仲間たちと盛り上がったものでした。
当時、昨今お酒を飲む人が減少しているという話題を耳にすることが多かったのですが、自分の周囲の同じ嗜好の飲み仲間たちとの間のコミュニケーションしかしていなかった私は、「何を言っているんだ。身近にはこんなにたくさんの酒好きがいるじゃないか。多少飲み人の人口が減ったところで酒飲み文化は廃れるもんか!」と思い込んでいました。
それに、職場のコミュニケーションの手段として飲み会がよく企画・開催されるというのもあったので、ますますそう思い込んでいました。

ところが、健康を意識して50代からお酒を控えるようになった後に見た世の中は、以前の私の認識が世の中のトレンドから大きくズレていることを気付かせてくれるものでした。
たしかに、若い人も含めお酒を飲まないというか、お酒を楽しみにしない人は私が思っていた以上にたくさんいたのです。
職場の飲み会は付き合いで参加はするもののお酒はあまり口にせず、飲み会の時間が終わればさっさと帰る人が多いという事実にも気付きました。
逆に、お酒を楽しみ、二次会、三次会と流れていくような人のほうが人数的には圧倒的に少なかったわけです。
ちなみに、現在の職場では飲み会は一切ありません。
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2023年08月18日

十分休んで英気を養ったら仕事脳に転換だ!

『九州いろり塾』(福岡)坂上から見える風景
(あなたの夏期休暇、楽しみ、ゆっくりできましたか?)
8月11日から始まった10連休も今日で8日目。
来週から仕事再開です。
ある程度まとまった長期の休暇が終わる頃になると再び始まる仕事を思い浮かべて気分がブルーになる人も多いと思いますが(笑)、本来、仕事人にとっての休暇というのは仕事の疲れを癒し再び元気良く働くためにあるようなものなので、休み明けはやっぱり仕事脳に切り替える必要があります。
私も今日からはだんだんと気分を仕事モードにしていこうと思います。

世間のお盆休み中仕事で休めなかった仕事人もいるでょうけど、そういう人たちにはどこかでしっかり休みをとっていただくとして(休みが取れない人には申し訳ありません)、私同様十分休めた人は英気を養うことができたはずなので再び仕事の現場で頑張りましょう!
さー、次の長期休暇は年末年始です。
今年(2023年)も残すところは5か月足らず。
ほんと、月日の経つのは早いものですね。

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2023年08月17日

ネット活用と調理ができれば退屈しない!、人生が充実する!

<この連休中はネット三昧>
自宅
<食べたい料理は自分で調理>
寿司を握る
(人生を豊かにしてくれるスキルとは)
今日で私の10連休は7日目。
現役の会社勤め仕事人にとっては長い夏休みといえるでしょう。
現在私は一人暮らしですが、これまでの人生において身につけておいてよかったなぁとつくづく思うスキルが二つあります。
それは、「ネット活用」と「調理」のスキルです。
この二つがあるおかげで私の日常は退屈しません!
そして、私の人生はこの二つのおかげで充実しています!
これは私の場合ですが、人によっては違うもので日常を楽しみ、人生に充実感を感じている人もいるんでしょうね。

私がネット活用に目覚めたのは、20代後半ぐらいからでした。
当時、PCの使い方を覚え始め、その過程で見知らぬ誰かと通信しやりとりができるネットにはまり出しました。
そのうち、ネットを介して知り合った人と実際に会うオフ会の楽しさも経験するようになりました。
以来、私の人生にネットはなくてはならないものになりました。
休日には、起きてからこのようにブログの記事を執筆するのですが、お金にはならなくてもどこか頭脳ワークのようなものになっているのでわくわくしています。
ブログを執筆していない時は、参加しているいくつかのSNSの読み書きをしたり、いろんなサイトをめぐって情報収集活動を楽しんでいます。
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2023年08月16日

50代以降は自分の思いを大事にして生きてみませんか?

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(50歳過ぎてから強くなり出した思いは)
私が加入しているSNSでの自己紹介文の50代以前と以降で変化があるか確認してみました。
そしたら、50代以前によく利用していたSNSに書いた自己紹介文と50代以降によく利用しているSNSの自己紹介文には違いがありました。
ちなみに、それぞれの自己紹介文は以下の通りです。

【50代以前の自己紹介文】
仕事は、広報、経営企画、秘書、総務、人事、法務、経理、品質管理等、長らく管理系の仕事を経験した後、一大決心をして大胆なキャリアチェンジを行い、現在は飲食の仕事をしています。
こんな私ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【50代以降の自己紹介文】
遅咲き人生、50代から夢を見始めた男。
40代まで築いてきたキャリアをあっさり捨て、料理に興味を持ったのを機にその道で生計を立てるべく挑戦を始め、いまだ道半ばのオヤジ。
自分の人生、好きなように生きるのだ。

わりと自分の思いのままに生きてきたという点では両方に大きな違いはありませんが、それでも、50代以降のほうがより強くその生き方を実践していきたいという思いが強いような気がします。
現在50歳以上のあなたはどんな思いを持ちながら人生を送っていますか?
その思いは以前とは違ったものですか?

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2023年08月15日

事実は視点を変えればまったく異なって見える

<10年前の今日、靖国神社を訪れた際の風景>
靖国神社参拝(1)

<10年前の今日、靖国神社で参拝する大勢の一般市民>
靖国神社参拝(2)

<10年前の今日、参拝する政治家を取材するために集まったマスメディア関係者>
靖国神社参拝(マスコミ)
(事実は自分でしっかり確認すべし)
今日は8月15日。
78回目の終戦の日です。
何年か前まではマスメディアでよく取り上げられる靖国神社に足を運んで参拝していました。
当時は、心から戦没者に哀悼の意を捧げるというような厳粛な気持ちではなく、話題性のある場所をよくニュースになる日に自分の目で見てみたいという思いから出掛けていたというのが本当のところでした。
自分がこの場所を自分の目で見る前は、いつもマスメディア(特にTV)の報道を通して情報を得ていたので、右翼関係者や保守系政治家が自分たちのスタンスを誇示する場所として利用するところ=靖国神社という認識しかありませんでした。

ところが、実際に現地に行って自分の目で見た風景は、マスメディアが報じたものとはまったく異なるものでした。
ものすごく大勢の一般の人たちがここを訪れ、暑い中長蛇の列を整然とつくって参拝していたのです。
一方で、そういった一般の人々の姿は無視するかのように、やって来る政治家をカメラに収めようと別の場所で待ち構えていたのがマスメディア関係者でした。
その時にはっきりわかりました。
「ははぁ、この人(マスメディア関係者)たちは自分たちの報道のためだけにここを利用していたのか」と。

ニュースについてはよくこんなことが言われます。
犬が人間を嚙んでもニュースにはならないが、人間が犬を嚙むとニュースになると。
つまり、よくありがちなことはニュースとしては面白くないので取り上げられないが、めったにないことはニュースとして面白いのでニュースにしやすいということです。
私は自分が実際に足を運んで自分の目で見た8月15日の靖国神社の風景を見てそのことを思い出しました。
そして、同時に、マスメディアが垂れ流す情報を鵜呑みにしてはいけないということを肝に銘じました。
「事実は視点を変えればまったく異なって見える」という教訓を得た出来事でもありました。
あなたは、私と同じような経験をしたことはありますか?

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2023年08月14日

有事(今の仕事がなくなった時)に備えて他の稼ぎ法を考えておこう!

55歳以上の仕事探し
(今の仕事がなくなった時、あなたはどうしますか?)
今やっている仕事で稼げて生活が維持できている時は、多くの人はその仕事がある日突然なくなってまったく稼げなくなるという状況は考えないでしょう。
いつかはなくなるといった程度の想定はするかもしれませんが。
特に勤め人の場合は、定年というのが決まっているし、定年後の再雇用があったにしてもそれも数年で終わることはわかっているはずです。
問題はその後(雇用契約が完全になくなって目の前の仕事がなくなった時)どうするかということです。
過去の仕事経験を生かしてそれで稼ぐのが効率的であるというのでその選択を勧める話をよく耳にしますが、自分自身の経験も踏まえつつ私が知りうる情報に基づいていえば、ずばり、世の中はそんなに甘くないし、過去の延長で生活を維持できるレベルの仕事を続けていける仕事人はそれほど多くないというのが現実です。

もし、あなたがエンジニアで持っているスキルがいろんな分野で使えたり応用できるものであれば、勤務先から離れることがあっても何とか自立してやっていけるかもしれません。
しかし、年齢とともにエンジニアとしてのスキルを失ってもはやエンジニアでなくなっていたとしたら、他の仕事を見つけて収入を得ないかぎり生活ができなくなってしまいます。
過去に蓄積した私財がかなりあり、また年金も世間の平均以上にもらえるというような恵まれた生活環境にあるならそれほど先の人生を心配する必要はないかもしれません。
でも、いろんな媒体から得た情報では、そういう人は全体から見れば一部であって、今後、多くの人は60代、70代と高齢になっても働き続けるしかないようです。
私自身、現時点での自分の私財、将来もらえる年金額の予想からすれば、できるだけ長く働くしか生活を維持できる方法はなさそうです。
それがもしできなくなったら、最後は、生活保護制度に頼るしかありません。
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2023年08月13日

四の五の言う前に使ってみよ。でないと時代遅れになるぞ。

iPhone
(時代から取り残されないために、、、)
さる8月1日に長年付き合いのある韓国人の友人と日本のある大手居酒屋チェーン店で会食をした時のことです。
このお店では注文がスマホからのオーダーシステムになっていました。
事前情報でこういったシステムが多くの飲食店で取り入れられているのは知っていましたが、日頃外食しない私にとっては初めての経験でした。
慣れている人からみればとても便利なシステムなのでょうが、長年店員を呼んで口頭で伝えるやり方に慣れてしまっている私にとっては面倒くささを感じるものでした。
そんな私を見て韓国人の友人は笑いながら言いました。
「あなたはかつてはあんなにIT系に関心を持って積極的にいろんな機器を使っていたのに、今はすっかり疎くなってしまったんですね」と。

ほんと、そうなんです。
20代から30代にかけては個人で何台もPCを買い替え、ネットの技術にも大いに関心を持って勉強していたりしたのに、40代、50代と年齢が上がるにつれどんどんそういうことに関心が薄れ、今ではすっかりアナログな人間になってしまいました。
最近かなり普及し出しているPayPayでの支払いは一度もやったことがなく、かたくなに今だ現金主義を貫いています。
かつて自分がバカにしていたIT音痴の固い頭のおじさんに自分自身がなってしまいました。
今さら言うのもなんですが、やっぱり、技術の進歩にはある程度ついていかないと生活の利便性を感じることができないのかもしれませんね。
そのためには、新しい技術について四の五の言う前に、とにかく使って(利用して)みることが大事なのかもしれません。

私の現在の職場は60代前後、60代後半のスタッフばかりです。
私以外のスタッフはIT音痴で、自分が所有しているスマホの操作のやり方についてよく質問されます。
自分のスマホなのになぜ操作方法がわからないのかといえば、子供から勧められて所有したとか、仕事上必要なのでやむなく買ったといった事情があり、日頃は電話とメール機能ぐらいしか使わないのでそれ以外の機能はまったくわからないという状況なのです。
スマホに慣れていない年輩世代にはよくありがちなことではあります。
これは技術全般に言えることではありますが、技術が進歩したら、年齢に関わらず好奇心を持って新しい技術を使ってみる意欲が大事なんだと思います。
他人から「これ便利だよ!」と勧められたら、「ほー、じゃ試してみるか」ってな感じで。
あなたは、日頃新しい技術を使いこなす努力をしていますか?

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2023年08月12日

思い入れが強過ぎると冷静な思考を失う可能性がある

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(あなたのその判断・決断、思い入れだけで行っていませんか?)
昨日、女子ワールドカップサッカーの準々決勝「日本 vs スウェーデン」の試合をネットのライブ配信で見ることができたので、前半戦の途中からでしたが最後まで見ました。
率直な感想としては、後半戦の終盤(アディショナルタイム含む)の反撃以外、日本の攻めにいいところはほとんどなく、2点リードしていたスウェーデンに1点は返したものの負けは確実だなという印象しかありませんでした。
前半戦なんて、シュート数が8本のスウェーデンに対し日本は0本だったし、試合運びを見ていても、スウェーデンの選手のパス回しがうまいのに対し、日本はパスがうまくできず相手側にとられる場面ばかりが目立っていました。

たしかに、スポーツの試合は最後までわからないということはありがちだし、そこがまた面白い点でもあるのですが、ただ、明らかに力の差があってその通りに結果が出る時というのはわりとわかるものでもあります。
今回対戦した両チームの最新のFIFAランキングによれば、スウェーデンの3位に対し日本は11位。
両者の試合運びのし方を見ていて、やっぱり、スウェーデンは客観的な評価に見合うだけの実力を見せているなという印象を受けました。
日本チームに勝って欲しかったというのは日本国民の一人として願いとしてはあったわけですけど、冷静な思考で見れば勝てる試合ではなかったというのが正直なところです。
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2023年08月11日

金銭的には貧乏でも幸せな日々を送るコツ

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(幸せをつかむコツは、“考え方”と“行動”を変えることかな)
私の仕事は今日から夏期休暇の10連休です。
ここ数年は毎年同じ過ごし方ですが、大型連休だからといって特に予定を立てるわけでもなく、毎日行き当たりばったりで過ごしています。
若い頃は、こんな時には何かしなくてはという思いがあって何かしら計画を立てていたものですが、50代になってからは自然体でぶらぶら、行き当たりばったりで過ごすほうが精神的に楽な気がしています。
だから、大型連休が終わっても後悔の念はないんですよね。
今年は前半は台風の影響で悪天候になりそうだし、後半は暑さが戻ってきそうなので、ほとんど自宅で過ごすつもりです。
私はアウトドア派タイプではないので、こんな過ごし方でも苦になりません。

ところで、以前から言っているように、私は現在非正規労働者でパートタイマーとして調理補助の仕事をしています。
具体的には、学生専用マンション内の食堂で、入居中の学生さんに朝食、夕食を提供する仕事で、主には料理の盛り付け、食器類の洗浄や厨房の清掃などです。
給料は時給制で、一日の契約勤務時間が8時間の週5日勤務なので会社の社会保険に加入しています。
社会保険面を除けば、正社員のような固定給ではないし、賞与・昇給・昇格もないので金銭的には稼げません。
大型連休があるとその期間の収入は当然のことながらゼロなので、非正規労働者の中には休みは要らないと言う人もいます。
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2023年08月06日

世代ごとに生き延び方を考えたほうがよいと思う

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(とにかく、生命が続くかぎりは生き延び方を考えないとね!)
20代、30代の頃は、キャリアアップというのに強い関心があっていろんなことについて勉強していました。
語学の勉強しかり、実務の勉強しかり、PCやネットワークについての勉強しかり。
また、自分の願望を叶えるために転職もしました。
この頃は、自分の思いは行動に移しさえすればだいたい実現できるような気がしていました。
しかし、40代あたりから仕事面に関しては年齢の壁が想像以上に高いことを実感するようになり、50代になってからは体力面や記憶力面等で衰えを感じるようになりました。

私は現在59歳で来年にはとうとう還暦を迎え60代に突入します。
若い頃には60代というのははるか遠い未来のように感じていたのですが、今やすぐ目の前に迫っているのです。
私のさらに上の世代の人の中には、60代半ば以降にさらにいろんな面での力が衰えたと言う人もいます。
もしそれが多くの人に共通しているものであるならば、私ができることは今後ますます限られていくということになります。
仕事だって同じ仕事に就いていたにしても遂行能力が落ちているかもしれません。
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